一昨日、「ラーメンは究極のシロート料理」という記事を書きましたが、
それについてakanekoさんから、お話を伺ってもうひとつ目からウロコが出ました。
この日に取り上げた画像にある、料理研究家の方も同じニーズで人気なんですね。
この料理研究家の方には申しわけないのですが、
私は彼は料理で売れているのではなく、
ジャニーズや母親の小林カツ代さんの威光で売れてるのだと思っていました。
だって、東京新聞日曜版に連載されてる料理・・・
毎回見てますが、食べたい作りたいと思ったことなんて一度もないのですから。
ところがそうではなく、20代~30代のガッツリ系男子に絶大な人気があることがわかったのです。
ああ、そうだ。
油の多い男子ごはんだ!
その層の人たちはケンタロウ料理(あ、名前言っちゃった)が美味しく感じるんだ。
それだけではありません。
見ての通り、この料理・・・
女性好みのレシピではありませんが、この通り作るとご主人が食べるから、
奥さまが作るんだって。
レシピ本が売れるのもそういうわけなんですね。
うーん。
昔、美味しんぼの中で、スーパードライを糞味噌にけなしていた
雁屋哲先生の気持ちがわかるような気がするぞ。
売れる理由はわかったけど、売れれば良いというもんでもないだろうに。
また広告塔になるアイドルって、焼肉やらトンカツ、天丼、ウニ&イクラといった
濃い系の味が好きな子が多いものね。
とはいえ、あ@花さんが言うように、
一流の料理人のみがなしとげるプロの仕事に興味がない人が増えたのでしょう。
余談ながら、その昔・・・
織田信長公が京都に攻め入った時に、三好家の料理人をつかまえた時の話。
信長、料理人に向って「旨いものを作ったら命は助けてやる」と言いました。
ところが、料理人が拵えたお膳を口にするなり信長、
「こんな味のないもの、よう食えせんか!」と激怒し、打ち首を命じます。
しかし料理人あわてず、
「信長さま。今ひとたび、私めに機会をお与えくださいませ。
次に作るものがお口に合わねば、この首、いかようにしていただいても・・」
そうして作り直したお膳を口にするなり信長、
「どえりゃあ、うみゃあで♪」と大層なお喜び。
その料理人を召し抱えることにしたのだとか。
後年、料理人が語ったことには、
「最初の料理はな、三好家でお出してた京風の薄味どす。
次の料理はやな、信長公は尾張の山奥の出やさかい、
田舎風に濃い目のお味でお出ししたんどす」とのこと。
田舎者の信長に京の味がわかるか、と静かに挑戦状を叩きつけたのですな。
いやあ、命を賭けて京の味を試す料理人。
大阪の人が東京より京都をきらう理由がわかるような気がしますが、それはそれで立派です。
写真はヤマガタ・サンダンデロのホタルイカのラビオリ。
庄内アル・ケッチァーノは、はじめのうちは薄味でなかなか受け入れられなかったそうですが。
それについてakanekoさんから、お話を伺ってもうひとつ目からウロコが出ました。
この日に取り上げた画像にある、料理研究家の方も同じニーズで人気なんですね。
この料理研究家の方には申しわけないのですが、
私は彼は料理で売れているのではなく、
ジャニーズや母親の小林カツ代さんの威光で売れてるのだと思っていました。
だって、東京新聞日曜版に連載されてる料理・・・
毎回見てますが、食べたい作りたいと思ったことなんて一度もないのですから。
ところがそうではなく、20代~30代のガッツリ系男子に絶大な人気があることがわかったのです。
ああ、そうだ。
油の多い男子ごはんだ!
その層の人たちはケンタロウ料理(あ、名前言っちゃった)が美味しく感じるんだ。
それだけではありません。
見ての通り、この料理・・・
女性好みのレシピではありませんが、この通り作るとご主人が食べるから、
奥さまが作るんだって。
レシピ本が売れるのもそういうわけなんですね。
うーん。
昔、美味しんぼの中で、スーパードライを糞味噌にけなしていた
雁屋哲先生の気持ちがわかるような気がするぞ。
売れる理由はわかったけど、売れれば良いというもんでもないだろうに。
また広告塔になるアイドルって、焼肉やらトンカツ、天丼、ウニ&イクラといった
濃い系の味が好きな子が多いものね。
とはいえ、あ@花さんが言うように、
一流の料理人のみがなしとげるプロの仕事に興味がない人が増えたのでしょう。
余談ながら、その昔・・・
織田信長公が京都に攻め入った時に、三好家の料理人をつかまえた時の話。
信長、料理人に向って「旨いものを作ったら命は助けてやる」と言いました。
ところが、料理人が拵えたお膳を口にするなり信長、
「こんな味のないもの、よう食えせんか!」と激怒し、打ち首を命じます。
しかし料理人あわてず、
「信長さま。今ひとたび、私めに機会をお与えくださいませ。
次に作るものがお口に合わねば、この首、いかようにしていただいても・・」
そうして作り直したお膳を口にするなり信長、
「どえりゃあ、うみゃあで♪」と大層なお喜び。
その料理人を召し抱えることにしたのだとか。
後年、料理人が語ったことには、
「最初の料理はな、三好家でお出してた京風の薄味どす。
次の料理はやな、信長公は尾張の山奥の出やさかい、
田舎風に濃い目のお味でお出ししたんどす」とのこと。
田舎者の信長に京の味がわかるか、と静かに挑戦状を叩きつけたのですな。
いやあ、命を賭けて京の味を試す料理人。
大阪の人が東京より京都をきらう理由がわかるような気がしますが、それはそれで立派です。
写真はヤマガタ・サンダンデロのホタルイカのラビオリ。
庄内アル・ケッチァーノは、はじめのうちは薄味でなかなか受け入れられなかったそうですが。