昨日夕方買い物に行ったスーパーの駐車場から見た景色
日が落ちる寸前の夕焼けの西の空
東の空には 白い十四夜のスノームーン
久々に、ふっと息をついて空を見上げた
なんだか久し振りな気がする
決して空を忘れていたわけではない
けれど
なかなか ひと息は つけなかった
母が亡くなり、もう四十九日は過ぎたのに
まだ 何処かの病院で入院してるような気がしている
御仏壇もあるのに
お供えもしているのに
なんだかまったくもって実感として無いと自分で気づいてた。。。
父が一人暮らしをしているのだが(母の入院中は、もちろんずっとひとりだったのだけれど)
母が亡くなってからは、驚くほど弱った・・・というか、手が掛かるようになり始めた。
介護の手を随分増やしてもらいはしたけれど、
なかなか行き届かなく(父の性格もあってのことだけれど)
耳が遠いこともあり、なかなか意思の疎通が難しいのが現実で・・・・
母が居る間は、そんな父のことを、当たり前のように母に全面的に任せていた
・・・母が病気を持っていることも解っていたのに。
。
今から思えば何も手伝っていなかった気がする。
娘ゆえ、言いたいことは勝手に言って、偉そうにしていたのかもしれない。
母の苦労なんて、母の想いなんて 娘の自分勝手さが書き消していたのかもしれない。
父のことなど解ってなくて、
本当に母がなくなってから途方に暮れた。。。
それでも さすがに、自分の都合で放っておくことは出来ないし、
曲がりなりにも、てん主なりに父の意思にも気づこうとしてみた。
てん主自身は、幼少の頃から父とは折り合いが悪くて早くに家を出て暮らしていた。。。
だから余計にわからないのだ。
母のことは放っておけなくて、あれこれ手伝ったりはしたけれど
それでも、それも母の思いに合致していたからわからない。
てん主の自己満足かもしれない。
そんなこんなで節分を迎えた日に
懸念していた誤嚥性肺炎で父が入院した。
訪問看護師さんの指摘もあった(右の肺の音が気になる!)ので、予想もしていたのだけれど
父の発熱に 従姉妹が気づいてくれて、帰省していた妹がかかりつけ医に連れていってくれた。
そこで
大きな病院に行った方がよい
と言われたので
高松からかっ飛んでって(!?)妹と一緒に父を救急外来のある病院に連れていった。
重症ではなかったが、明らかに誤嚥性肺炎であり、
高齢者でもあるので入院させてくれた。
ホッとしたのは言うまでもなく
気づいたのが早かったこともあるし、事前に誤嚥性肺炎の感じも否めないと聞いていたから、
迷うこと無く救急外来に連れていけたので
父はしっかり回復して帰宅するはずだ。
昨日、熱は引いたと聞きホッとした。
たぶん
これからもっといろいろ起こると思う。
本当に自宅で、様々な介護の手は借りるにしても快適に父の思うように暮らしていけるかは、考えなくてはならないのかもしれない。
娘が自分達の都合ばかり考えるのではなく、
父の目線で、父の安全な暮らしが保てるか
知恵を使いながら検討していかなくてはならないと思う。
今も、デイケア先のスタッフの方々やヘルパーさんや
訪問看護師の方々には
本当に良くしていただいて
父は日々ご機嫌さんだから
介護の手を増やしても自宅が良いのかもしれない。
でも、家族の側からすると
やはり介護施設が良いのかなぁ
とか
真剣に考えていかなきゃならないと思う。
父が病院でお世話になっている安心感からか
少し心の余裕が出来たのか
空を見上げて、空を眺める事が出来た。。。
今日は満月🌕️
スノームーンと言うそうだ