漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

国会図書館

2009年04月11日 | 雑記

 今日は休みだったので、ちょっと調べものをしに、国会図書館へ。
 用事はすぐに終わったので、ついでにある漫画家の、昔の作品が載っている古い雑誌をいくつか出してもらう。小学校の高学年から中学校の最初にかけて、僕はその漫画家の作品を集めまくったのだ。著作リストを手に入れて、一つ一つチェックしながら。その中には、単行本に収録されないままになっている作品も膨大な量があり、子供だった僕には、それらの大半は集めることができなかった。それで、リストの作品名を見ながら垂涎の溜息をつき、想像をたくましくしたものだった。あの頃もし東京にいて、国会図書館に出入りできたとしたら、片っ端からコピーしてもらっただろう。今ここでコピーをして、あの頃の自分に持っていってやりたいと思ったが、今ではもうそんなに興味もないし、さっと読んで返却してしまった。
 図書館は早めにきりあげて、千鳥が淵を散歩しつつ、外で昼食。桜はさすがにもう終りだが、それでも清々しい。お堀の中には、花びらが沢山散っていた。