柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

月光を浴びませんか

2009年09月28日 | 不思議
このところお天気が安定しているので、夜になると月が綺麗ですね。
月を見ていますか?

忙しいときは、空なんて見上げなかった・・・
そんな気がします。

ある人に満月の夜には歩きなさい、と言われたことがります。
月光を浴びるとパワーがもらえるって。

本当かどうか分かりませんが
満月の夜はとても明るくて、月を追いかけながら歩くのもなかなか
楽しいものです。

その方にもう1つ、教わったことがあります。

仕事柄、いつも数珠を持っていますが
満月の夜に半紙の上に数珠をおいて、あら塩を振っておくと
清められる、というのです。

その方には、以前ある葬儀会館で不思議なことが続いた時に
御祓いをしていただいたことがあります。
お陰でその後は何事も無く・・・
世の中には色々なことがあるものです。

いま、チョット外へ出てみました。
今夜は残念ながら、曇り空でした。

ナレーションて誰でも出来るじゃない

2009年09月27日 | 葬儀の世界
先日、葬儀学校の短期集中講義で講師をした報告をしましたが
その時に、少し面白い事をしてみようと思いつき

「突然ですが、皆さん
葬儀のナレーションを作って下さい!」とお願いしてみました。

無くなったAさんの情報を皆さんに見せて
そこからその方を語っていただくのです。
出身地とか、子供の頃の思い出とか、仕事の様子とか
どんな正確かとか、家庭ではどんなお父さんだったとか
どうして亡くなったのかとか、最後はどんな様子だったとか
家族から伝えたい言葉とか

そんなことの一覧表を渡して、ナレーションに挑戦してもらいました。
待つこと10分。
作制時間が少し早すぎですけど、1~2分の内容にしてもらいました。

皆さん、かなり苦労していましたけど
結構、できあがっていました。

出来たナレーションを司会の中に入れて読み上げてみると
「わー、葬式がいつもと違った感じ」と驚かれて・・・

へー、チョット、コツを掴めば誰でもできるんじゃない?と思ったりして・・

この授業は「葬儀の仕事に興味があるけど
いったいどんなことやるの?」
とういう疑問に答えて
「少しだけ、体験してみませんか?
もしかしたら、興味が倍増するかも知れませんよ」
と言う主旨の授業です

一体、これで何人の方が来年、入学してくれるでしょうか。

嬉しくなると元気がでます

2009年09月25日 | sibatanoriko?
どうやら体調不良は私だけではないようです。
親しくしているおばちゃんが救急車で運ばれてから
すでに4週間がたちました。
腸閉塞だそうですが、まだ食事も取れません。
腸の動きが悪くなり胃から腸への流れが機能していないようです。
その為胃液が胃にたまり一晩中吐き続け、翌日鼻からチューブを胃まで
挿入し、胃液を抜いています。
初日は1300CC取れたそうです。
普段元気な人で胃腸に丈夫な人でした。
こんな辛い思いをするとは思わなかったと言っています。

そんな時に、偶然でしょうが
腸閉塞で入院したと何人かの知り合いから聞きました。
夏の疲れが今頃から出るのかもしれませんね。

私の母も先月、新型のインフルエンザにかかり
回復までに2週間ばかりかかりました。
80をこえているので、医師からはよく回復したと
褒めていただいたそうですが、その後体調が思うように
戻らず、本人は今年一杯で死ぬのではないかと
本気で考えていたようです。

内科ではなく、眼科の診察を受けた時
先生から「私もインフルエンザにかかり、若い私でも3ヶ月くらいは
体調が戻らなかったの。ましてお年を召しているのだから時間はかかります。
でもきっと良くなるから大丈夫ですよ」と言われ
一安心したようです。

その事を涙を流しながら、私たちに母は話しました。
内科でなくても、先生の一言で体と心が回復できるんですね。
誰でも弱気になるときがあるものです。
体調を崩している人がいたら、励ますより優しく対応してあげたほうが
よさそうですね。

入院している腸閉塞のおばちゃんの退院はまだまだ先のようです。
今日、目の不自由なご主人を病室まで連れって行ってあげました。
おじちゃんは「入院してから一度も見舞いにこれなかったから
嬉しくって」を連発していました。

おじちゃんの素直に喜ぶ姿を見たせいか、私の体調も良くなりそうです。
いい事も悪いことも、体に大きな影響を与えるんですね。


季節の変わり目

2009年09月24日 | sibatanoriko?
まだまだ昼間は暑いのに、もう半そでは着るのを考えてしまう・・
今はそんな季節ですね。
周りに体調を崩している人が多く、夏の暑さの反動でしょうか?

実は私もここ2~3日チョット体に異変を感じています。
持病が少し出ているのかもしれません。

良い薬にめぐり合い、ずっと元気だったのですが
手や足に違和感や痛みが出ています。

無理せず、体調を整えることにします。
おやすみなさい。

「おくりびと」を見ながら書いています

2009年09月21日 | 葬儀の世界
今、テレビで「おくりびと」をやっています。
今日は、義母の世話で泊まり込みをしています。
義母にも「おくりびと」を見せたかったのですが、冒頭の納棺場面を
見ただけで寝床に入ってしまいました。
年寄りにはこの時間帯は無理ですね。
夕方、実家の母も電話で「おくりびと」を見てみたいけど眠くなるから無理だ
と、言ってました。

納棺と言えば、昨日ですが
駿台の葬儀の専門学校で短期集中講義があり講師をしてきました。
1日目は葬儀に関する講義です。
2日目は葬儀の実践を体験します。

受講者は30代~60代まででした。
通夜の式の運営と納棺、司会を体験してもらいました。

通夜と葬儀の司会は皆さんが見聞きしていたのですが
納棺を知らない方が多かったのです。

私が教えた納棺は映画の「おくりびと」でする様な高度な技術を要するものではなく、故人に旅支度をして棺に納めるものです。

お1人に故人役をしていただき、他の受講生には親族になっていただきました。
皆さん、厳粛に丁寧に旅支度をしてくださり真剣そのものでした。
その後、よい機会だからと全員で棺に入ってみました。
初めて棺に入りその狭さに驚かれましたが、皆さんが異口同音に
「いい体験ができた」と妙に納得されてました。
棺の蓋をあけて、そこからの景色も確認してました。

はじめに「どうしてお葬式をするのか」という話をしました。
多面的な意味で故人を送る意味合いと、残った家族が故人と上手に
別れていくための大きな意味があると話したとき
涙を流されて聞き入っていた方がありました。
数年前お母様を亡くされた方で、その時の情景が思いだされたのでしょう。

ほんの3時間ほどの集中講義でしたが
受講者が葬儀の仕事のイメージを新たにしてくださったことは間違いないようです。

葬儀社の求人が少し変わってきたと専門学校の学長から聞きました。
以前は数がそろえばだれでも良かった、そうですが
今は葬儀社も慎重に人材を選ぶようになったそうです。
葬儀には働く人材がいかに重要か、やっと気がつき始めたようです。

もう「おくりびと」の映画も終盤です。
火葬場の火夫さんが言っています。

「ここにいるとつくづく思う。
死はここで終るのではなくて、ここから新たな出発をするのだと
言わば門なんです。
だから私はいつも『いってらっしゃい』と言って送りだしているのです。」

葬儀にたずさわることって、ものすごく大きな意味があると思います。

喪中ハガキ

2009年09月21日 | 葬儀後の相談いろいろ
アッという間に時間が流れていきます。
年のせいでしょうか?

今年も後3ヶ月とチョットですね。

今日は、以前に「自分のお葬式を考える」セミナーに参加された方から
問い合わせが入りました。

喪中ハガキの件でした。

今年身内にご不幸があった方は、今頃から支度し始めますよね。

皆さんは
いつも年賀状をくださる方が、来年の年賀状を準備をする前に
喪中をお知らせするのが喪中ハガキ・・・と考えていませんか?

でも、本当はチョット違うんですよ。

「今年、我家では不幸があり今は喪中。
まだ喪があけない自分から、お世話になった方に新年のご挨拶を
するのは遠慮しよう」
これが喪中ハガキを出す真意だそうです。
つまり、自分からの新年のご挨拶は失礼します、と言うことです。

喪中の自分宛にお知り合いが
年賀状をくださる事は一向に構わないのです。

それなら、こんな方法もありますよね。
いつものように友人から年賀状が届いたら
お返事に
「今年の7月に私の母が亡くなりました。看病をする間も無い
突然の死で、今になって心にぽっかり穴が空いています。
そんな訳で、私から年賀状をお送りするのは失礼した次第です」
などと喪中のお知らせと心境を伝えるのもいいですよね。


既成の喪中ハガキを作るより
新年を迎えてから年賀状をいただいた方それぞれに
ゆっくりお便りしてみませんか?

葬儀ナレーション

2009年09月20日 | お葬式
葬儀の司会に故人紹介を兼ねてナレーションを入れ始めたのはいつからだったか?
自分の過去を振りかって見たら、無宗教の葬儀のときからでした。

自分で葬儀を担当するようになって
すぐに無宗教の葬儀を受けました。
無宗教の場合は、自分で式を運営していくので
どうしても司会者の言葉が重要になります。

ご遺族から聞き出した話しを元にして
式の筋立てを決め、参列されて方も共感できる式を作るのに努力しました。

そのときから、無宗教に限らず、故人の人柄や家族とのつながりや、生き方を司会の中に入れるようになったのです。

その後作ったナレーションは数しれず。
その資料がいまだに役に立ってます。

司会の研修に充分に使えます。

私のナレーションのルールは
*ご遺族やご親族から聞いた話をそのままナレーションに使う
*自分の想像の話しは入れない
と言う簡単なものです

その1つをご紹介してみます。



○○様はどんな方でしょうか?と、伺うと
一様に「温厚な方」と言うお答えが帰ってきます。
声を荒げたことが無いそうです。

野球が大好きで巨人ファンでした。
テレビを見ながら大騒ぎするのは、いつも奥様
巨人が勝と、奥様にそっと握手するのが○○様です。
ご性格が偲ばれます。

○○様がギターを習いにいかれてた事、皆様はご存知で下か?
時折流れてくるギターの音色は○○様の練習模様です。
ほら、テープの中に虫の声が聞こえませんか。今年の夏の夕べでしょう。

そのギターは焼香される台に飾られておりますが
残念ながら主に抱きかかえられる日は来なくなりました。

昨夜はご親戚の方々が交代で○○様のお相手をされたそうです。
そして好物の焼酎と共に一夜が明けました。

これから○○様との最後のひと時を迎えます。
程なく開式でございます。




もう10年も前なのに、ナレーションを読むとその時の奥様やご兄弟の様子が
はっきりと思い出せます。

赤ちゃん、又来てね

2009年09月17日 | 赤ちゃんのお葬式
街で赤ちゃんを見かけると、先ず笑いかけてみます。
そして心の中で「こんにちは。あなたを大歓迎するわ」と話しかけることにしています。
正直に言えば、その昔私は赤ちゃんが苦手だったんです。
(自分の子は別ですけど、よその子は本当に苦手でした)
だって、顔を合わせると何故だか泣く子が多くて。
ところがそう話しかけるようになってから、赤ちゃんは私の顔を見て笑ってくれるのです。赤ちゃんには心の声が通じるのでしょうか?

でも、ショックなことですが、赤ちゃんのお葬式もあるんです。
以前に「赤ちゃんはママを選んで生まれてくる」と言う話しを書いたことがあります。とても多くの方がこの話しを読んでくれています。
今でもこのキーワードでアクセスして下さる方は後を絶ちません。

先日、ママになれなかった方がいました。
赤ちゃんは誕生の日を待たずに天国に帰ってしまいました。
ママとおばあちゃまは心のこもったお別れがしたかったのです。
だから、急いでお葬式をしませんでした。
ママは亡くなった赤ちゃんを抱っこしてお家に帰りました。
そして赤ちゃんを囲んで家族みんなが赤ちゃんの「お誕生」をお祝いしたそうです。
亡くなったのに、こんな風に迎えられた赤ちゃんはとっても嬉しかったでしょう。

その後、ママに一杯抱っこしてもらい
ママから「有難う。又来てね」とお願いされて
赤ちゃんは天国へ帰っていきました。

ほんの短い時間だったけれど
赤ちゃんはママがとっても好きになったはず。
パパやおじいちゃま、おばあちゃまもの事も忘れずに帰って行ったはず。

私が赤ちゃんのお葬式を大切にしているのは
ほんの一瞬でも、赤ちゃんにママとパパに愛されてた事を感じて
帰って欲しいと思っているからです。
そして、ママはちっとも悪くないって伝えたいからです。

ママはそれでも、これからずっと悲しみを心に溜めてしまいます。
辛いよね、淋しいよね、涙が出ちゃうよね。
でもね、赤ちゃんはママのおなかにいたことをとっても喜んでいたみたい。
そのことだけは忘れないでいてあげて。

私が薦める本です。
池川明先生が書いている「胎内記憶」の本です。
少し落ち着いたら読んでみてくださいね。

お役所仕事・・・って本当はこうよね!

2009年09月17日 | 世の中
昨日の法務局から電話がありました。
10日かかるといっていた名前の訂正が
もう出来上がったそうです???

なんと窓口に行ってから24時間後に
終了しました。

特別に早くしました・・・と言っていましたが。

ナンだろうね?
昨日の対応との違いは?


国民に便宜を図って下さる役所ならば
「やってあげますよ」から
「お役に立ちましょう」に切り替えていただくのが一番です。

余り深く考えないで、と言うより
事実が好転したと受け止めて
「良かった。ありがたかった」と素直に思うことにしました。

世の中、こちらの思いだけぶつけても
なかなか思うようにはなりません。


今回は、私が帰ってから
きっと、そのことに気がついた!
そう、考えることにしました。


お役所仕事?

2009年09月15日 | 世の中
法務局で住宅の登記表示をとりました。
主人の名前の一字が違っています。

20年以上前に登記したものです。
すぐに法務局へ電話をし、訂正するにはどうしたらよいか聞きました。

対応してくださった女性は、何度も電話を中断して色々調べて下さいました。
その結果
「こちらで転記するときに間違えたようです」
「住民票、戸籍抄本、取寄せた建物表記のコピー、印鑑をお持ち下さい」と
言われました。

用意して出向くと、対応してくれた男性は事務所の奥にいた
女性と相談しています。
やがて2人が出てきて「建物の権利書にかかれている名前を確認し
こちらの間違いなら、そのような手続をとります」と言われました。

確かに電話で「こちらの転記ミス」と言われたのですが
権利書を確認しないとダメと言われ、その日は戻ってきました。

今度は権利書を持参して出向きましたが
権利書に正しく記載されている主人お名前を確認すると
奥に座っている上司になにやら報告しているようです。

その上司は隣に座っているその上の、上司に話しています。

数分後、戻ってきた女性は
「それではこちらで訂正をしまが、局長の許可が要りますので
10日ほど掛かります」
「急いでいるんです。もう少し早くなりません?」と私。
「なるべく早くします。それから申請書を書いて下さい。1000円かかります」
「えー!、どうしてその費用を私が払うんですか?
このミスって、そちらの転記するときのミスですよね?」

すると又上司の所に行って相談です。
その上司との距離は5メートルもありません。
私は心の中で
「これだけ時間が掛かってるんだから、自分から私のところに
来て説明くらいしたっていいんじゃないの?」と叫んでいました。

結局、1000円は要らないことになりましたが、10日は
かかるようです。

実は火災保険を掛け変えるのに登記表示を念のため取寄せたのです。
思いがけず、転記ミスが見つかって
おまけに終末にかかってしまい、
2度も出向く羽目になり、その間に保険が切れてしまいました。

この間に火災になったら、保険はかかっていません。
その事を説明しても「なるべく早くしますが10日くらいはかかります」
しか、この女性は答えません。
きっと奥の上司も、さっきからこのやり取りを気にしているはずですが
一向に動く気配はありません。

もっと早く保険を切り替えておけば良かったのですが
急に知り合いに保険を頼むことになり
すぐに手続が取れるから、間に合うと言われ安心していました。
でも保険会社を変えたお陰で登記の記載ミスが見つかりました。

火災保険の空白は多少は仕方ないかもしれませんが
どう考えても、法務局の対応は納得できません。
一番最初に電話で記載ミスと調べてくださった事実は何処に行ってしまったのでしょうか?
その上、法務局のミスなのに手続を取る為の費用、1000円を要求する神経は
ナンなのでしょうか?

要するに、これがお役所仕事って言うことでしょうか?

老人夫婦に異変があったら?

2009年09月14日 | 私の半径100メートル
ご近所に親戚以上のお付合いをしているご夫妻がいます。
うちの子供たちは、半分はそこのお宅で育てていただいたようなものです。

そのご夫婦にはお子さんがいないので、何かにつけて
いつもお世話したり、お世話してもらったりしています。

今我家は分散家族なんです。
子供たちはそれぞれ独立して住んでいますし
主人は義母の世話をするため、半分は別居している状態です。
私が家にいますが、仕事や実家の両親の世話で留守がちになります。

昨日、そこのオバちゃんが急な腹痛を起こし、台所で動けなくなったそうです。
オジちゃんは目も悪く耳も遠いので、気付くのに時間が掛かりました。

オバちゃんが苦しんでいるのを見つけたオジちゃんは
すぐに私の家に電話をしてきました。

ところが私はその日、仕事で出かけていて留守。
連絡が取れなかったので救急車を呼んだそうです。

心細い時に、すぐに駆けつけてあげられず
本当に申し訳ないことをしました。

主人から仕事先に連絡が入り、事の次第を知りました。

老人の二人暮らし、一人暮しは今や当たり前になっていますが
急病の時は、皆どうしているのでしょう?

こんな時こそお役に立ちたいけど
中々、思うようにはいかないものです。

明日、病院へお見舞いに行ってくるつもりです。

ホームページから問い合わせ

2009年09月13日 | 不思議
私のホームページから問い合わせが時々入ります。
昨夜もありました。
メールに気付いたのが深夜だったのですが
とても気になって、ご連絡しました。

やはりお身内の死でご心配されている方でした。

ホームページをご覧になり、必ずブログを見ていただくようです。
その上で問い合わせをされてます。
その事が分かってから、ブログの影響力を痛感しています。

メールだけでもお役に立つことも多く
内容によっては直接ご連絡をして話しをします。

不安な時は、誰かに聞いてもらうだけでも
ホッとするものです。


昨夜はずっと訳のわからない音が聞こえていました。
その直後にメールの方とお話しをしました。
その後、音は聞こえなくなりました。
気持ちが何かを使って、伝わるのでしょうか?
偶然だよ・・・そうかもしれません、が
感?の悪い私にも伝わることがあるのなら
何かを答えなくてはと、思いました。

葬儀の打ち合わせにグリーフサポート

2009年09月11日 | 悲しみのケア
グリーフサポートセミナーを受講しています。
グリーフという言葉を私に教えてくださった橋爪謙一郎先生のセミナーです。

その中で家族を亡くした人が葬儀の打ち合わせに来た時に
どう対応すれば良いのか…という講義がありました。

人生の中で家族を失った時の衝撃は、最大級のものと言われています。
私はこの年までまだ体験していません。
が、多くの遺族を見ていて、確かにそうだと思います。
葬儀の打ち合わせは死亡直後のことです。
この時点では、大抵の人はまだ実感が湧いていません。
「私は前から主人が死ぬと知っていました。だから思ったより
冷静に受け止めています」
そうおっしゃる方は意外と多いです。
でも、感じない、目に見えない心の中でしっかり傷が付いています。

その方たちにどう接すればよいのか教えていただきました。

話を聞くときは
「あなたの話を私はちゃんと聞いていますよ」というサインを出してあげることです。

うなずき・・・ええ、まあ、あら、へえー、ほー、はい、ああ、なるほど
そうですね、本当ですか、そうですか、そうですよね、それはそれは・・・

表情・・・相手の気持ちと同じ表情をする、同様に息使いを同じペースで
姿勢を同じように、声の高や話すスピードを同じように・・・

そして話をまとめてあげることです。
「あなたの言いたいことは・・・」「つまりこういうことですよね・・・」
「もう一度確かめたいのですが・・・」

もちろんこのほかにも、いろいろな方法があるのですが
この2点は基本になるのです。


たまたま今日、
こんな文章を見つけました。
ある方がインタビューを受けたそうです。
こんな機会は初めてで、どう話せばいいのかとても心配していたそうです。
ところがインタビューが始まると
「そうですよね」「私もそう思います」「おっっしゃる事がよくわかります」

「つまりこういうことですよね」
「あなたのお考えははこうなんですね」

という具合に程よい相槌で
この人はとても私の話に興味を持ってくれている・・・と感じ
さらに途中でなんども確認が入り、自分の言いたいことが
適切に伝わった事がわかった。
と、書いてありました。

橋爪先生の抗議と同じ内容が書かれていたのです。

これは葬儀の打ち合わせだけでなく
あらゆる会話に通じるものですよね。

話を聞くことから始まり
短時間で信頼をいただく葬儀の仕事には
絶対不可欠なテクニックです。


犬友達からゴーヤ頂きました

2009年09月10日 | 私の半径100メートル
我家の犬は5歳のオスです。
独身ですが、大好きなメス犬がいます。
15歳のおばあちゃん犬です。

散歩で出会うと、尻尾が千切れそうなほど激しく振って
愛を告白しますが、彼女はお愛想に鼻を3度こすりつけると
帰り支度を始めます。
「しつこいのは嫌なの」と言われています。
永遠に片思いでしょうね。

彼女の飼い主さんが気の毒がって庭になっているゴーヤを
くれました。
好物です。
いつもゴーヤチャンプルでいただくのですが
ゴーヤジュースが美味しいと教えていただきました。

ゴーヤとバナナと牛乳で作ってみました。

本当に美味しかったです。
苦味が少し残っていて、しかもマイルド
やっぱりゴーヤから苦味がなくなったら物足りないです。

そのお宅の犬は数ヶ月前に病気で歩けなくなりました。
「もうだめかも」
「今年の夏は越せるかな?」
そう、思っていたそうです。

でも今は元気にお散歩をしています。

うちの犬も、まだ暫く
片思いが続きそうです。

またまた、気になる接客が・・・

2009年09月08日 | 世の中
何故だか、気になる接客に遭遇し続けています。
仕事の途中で一人で昼食をとりました。
しばらくすると、70歳近い男性がステッキをつきながら
足を引きずり気味に店に入ってきました。
若い店員さんはその方を私の隣の席に案内しました。

ペペロンチーノを注文してテーブルに置かれた水を一気に飲み干しました。
やがて食事が運ばれると、その方は「お水くれますか?」と聞いています。

若い店員さんは「後ろのドリンクバーに」あります。と答えて下がってしまいました。
小さな店なのですが、テーブルをぐるっと回らないとドリンクバーにはいけません。

食事が終わっていた私は、「お水持ってきますね」と声をかけてドリンクバーに向かいました。
わたしの動きに気づいた店員さんは「私がやります」と言ってきましたが
「いいのよ、ついでだから」と答えておきました。
ついでではないことは、すぐ分かったはずです。

この若い店員さんは、動くのがいやっだたのではありません。
必要な受け答えはしていたし、雰囲気も悪くありません。

ただ、いつもと同じように答えてしまったのでしょう。
お客様が来る
席に案内する
注文を受ける
配膳をする
質問に決められた答えをする

その行為に忠実だったのです。
だから悪びれる様子はありません。間違っていないから。

でも私がお水を取りに行って
初めて「あれ?」と何か違和感を感じたのではないでしょうか?

決めごとに忠実でも、お客様そのものの様子に注意を払わなかったのです。

自分では気づかぬうちに作業重視でサービスを忘れています。


葬儀社のスタッフにも見受けれることです。
口からいつものセリフだけが勝手に出てきて
体も意識しなくても手ぶりやお辞儀をしている・・・

毎日同じことの繰り返しをしている人は気をつけないといけません。

いい人でも「こころがない」と感じてしまいます。


お水を渡したらその方がびっくりして
「すみません、お店の人かと思ってました」と言っていました。
私、もしかして若い店員さんに間違えられたかな?