柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

町田の終活の会、で親睦会をしました

2016年01月27日 | 老後
毎月、遺族サポート、終活セミナー、体験カルチャーを行っている葬儀社さんで
新年なので親睦会を行いました。

なんと70人近くの方が集まってくださいました。
大感激です!!!!

開催に向けて支えてくれたスタッフも嬉しい悲鳴です!


食事あり、ゲームあり、歌あり、踊りあり

賑やかに  アハハ、オホホと大騒ぎで幕を閉じました。

男性の参加は1割で、ちょっと淋しいのですが
貴重な存在を讃えて
歌の時間にはマイクを向けさせて頂きました。
皆さんカラオケ慣れなのか、美声ぞろいです。

気がつけば
もうこの方たちとほぼ4年のお付合いになってしまいました。

『柴田さんと逢うの楽しみ』
お世辞でも、嬉しい言葉をアチコチから掛けて頂き
嬉しさ一杯の一日でした。

写真をご披露したいけど
忙しすぎて失敗し、掲載できず残念です

この葬儀社には
葬儀専門学校で教えた生徒が働いています。
頑張っている姿を見て、2度感激です!!!

「ハッピーエンドの選び方」観ました

2016年01月23日 | 
映画「ハッピーエンドの選び方」を見てきました。

第71回ベネチア国際映画祭で観客賞をとったイスラエル映画です。

新聞の小さな広告で見つけ、どうしても観てみたくなりました。



老人ホームで暮らす人々の死に直面した時の葛藤が描かれています。

死にかけている夫は毎日痛みに苦しみ、妻はもう見ていられないので
友人に何とか楽に死なせて欲しいと頼むところから映画は始まります。

見かねた主人公が安楽死ができる機械を発明し、人助けをする・・・

という内容ですが

これを使うべきか?

「罪に問われる殺人だ」と言い張っていた主人公の妻がやがて病に犯され
自分にもその機会を使って欲しいと懇願しだします。

でもその時、主人公は機械をぶち壊し・・・



死にかけている人たちも皆、状況や立場が違い
見ていて考えさせられました。

尊厳死と安楽死が違う事が、更によくわかった映画でした。

介護ロボット、こんなにあるんですね

2016年01月21日 | 老後
昨年末に取材を受けたエルダリープレス シニアライフ版という新聞があります。
シニア向けの情報が満載の新聞です。
その中にロボットの活用が載っていました。

ベッドから車椅子に移動させるヘルパーさんの補助用に「移乗介護ロボット」

利用者の外出を補助する手押し方の「移動支援ロボット」

自力でトイレに行けない人用に排泄物処理の「排泄支援ロボット」

認知症の傾向が見られる方の転倒や体調を知らせる「認知症見守り支援ロボット」

下半身が麻痺している人の浴槽の出入りを支援する「入浴支援ロボット」

肩から指先までの麻痺を対象にした「リハビリ支援ロボット」

歩行訓練器用の「脚部リハビリロボット」

アニマルセラピーの「アザラシロボット」

会話をする「コミュニケーションロボット」

薬の飲みえ忘れ、飲みすぎ防止用の「服薬支援ロボット」

いまや多種多様なロボットが介護に役立っているのです。


そういえば義母も、簡単な会話をする女の子のお人形をプレゼントされ
いつもベッドのところにおいてありました。

しょっちゅう抱いているので、いつの間にか手垢で汚れてしまい
かわいそうに思ったのか、義母は一緒にお風呂に入れて洗ってあげていました。

当然人形の中にある器械は壊れて会話が出来ないようになってしまいました。

たしか、会話をしなくなってからも義母の側にいましたね。

記事を読みながら、そんなことを思い出しました。


相続受任に何かが足りない!

2016年01月12日 | 事前相談・アフターサポート
こんな題名で士業向けの情報誌に記事が載りました。

私が行っている葬儀社向けの事前相談セミナーからヒントを得た記事です。

葬儀の事前相談セミナーでは「いかにして相談者の信頼を勝ち取るか?」がテーマの1つと主張しています。

事前相談のお客様は、葬儀の知識は乏しいが、どうしても家族の葬式をやり遂げなければなりません。
出来れば価格が納得でき、その上に信頼できる会社を選びたいと思って事前相談で葬儀社選択を試みます。

なぜなら「葬儀の失敗はしたくない」からです。

悲しみの中、必死に故人を送り出す役目をしたのに
「なんであんな葬儀社を選んだの?」と周囲から言われたら遺族はひどく傷つきます。

反対に「いい葬儀だったわね」と言われれば、ホッと胸をなでおろし大役を果たせた、と感じます。
故人の為に役に立ったのだと感じる事で、悲嘆の軽減にもなるのです。

相談時に、「ここならきっと大丈夫!」
そこまでの信頼や安心感を感じていただければ、間違いなく葬儀の依頼はいただけるでしょう。


同様に相続の相談も家庭内の内情などがからみ
一見穏やかそうに見えても色々な問題を含んでいる場合が多くあります。

単にお客様の質問に応えただけで、本当に満足した、信頼を得た相談になるのでしょうか?

お客様の方から心の中を明かす行動は中々取られないでしょう。
普通の会話から、いかに隠れた本音を聞きだすことができるのかが
大きなポイントになるのではないでしょうか。

この記事の筆者は、私の事前相談セミナーから
士業の相談に通じるものがある、と感じてくださったようです。


高齢者への対応の基本は、業界が変ってもそう大差がないのかもしれませんね。

お正月気分も一掃

2016年01月06日 | エンディングノート
明日で松の内も終わりですね

今年は4日から仕事始めで
お正月気分が抜けないままでいました。

そろそろ本腰を入れないといけませんね。

今年は新しい取り組みをいくつか始めます。

また、昨年は新しい出会いが沢山あり
私の財産が増えたような気がしています。




昨年末に素敵なお正月飾りを見つけたので
明るいイメージで新年を迎えました。
明日取り外します。

平成28年、どんなお正月でしたか?

2016年01月04日 | 私の半径100メートル
あけましておめでとうございます。

今日から事務所に出ています。

昨日まで毎年恒例の「母と一緒のお正月」でしたが
無事に東京へ帰りました。
いいお天気で暖かく、東京のビル暮らしの母には
最高の日光浴三昧でした。

昨日の午後に、主人の知り合いの方から緊急連絡が入りました。
まだ30歳くらいの青年ですが、お母様が危篤になったそうです。

どうしたらいいのか分からないので、教えて欲しいという電話でした。
葬儀社を探す事(場所、宿泊の不可、安置の不可)
安置場所を決める事
お母様の預金が凍結される事
葬儀の規模を考える事
などを教えました。

そして何よりお母様の側で話かけたり
手をさすってあげたりすること


今朝、連絡があり昨日の夜中に亡くなられたそうです。
「まだ時間はあると思っていて・・・・ こんなに早いとは・・・」
昨夜のうちに葬儀社と打合せがあり、頂いた見積書をファックスしてきました。

内容を確認してあげて、今後のアドバイスをしました。

まだ60代のお母さまです。
お父さんと弟と彼とで葬儀の準備をします。

年明けで混んでいて葬儀は1週間後です。

「間延びしちゃいそうで・・・」といってました。

「急だったから、お母さんが家族との時間をたっぷり取ったのでは?
仕事にも行けるし、その間にお母さんの事を考えるたびに
してあげたい事が思い浮かんでくるから、この時間を大切にね」と伝えました。



お正月といっても、人によって違う時間が流れていくのですね。