柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

映画「みとりし」を見ました

2019年09月25日 | 
日比谷のスバル座にでかけました。

ずいぶんとご無沙汰している場所で、街の様子が変わっていて迷いました。



以前よりご縁がある、日本看取り士会の柴田久美子さん原案の映画です。

榎木孝明さんが主演で看取り士役を演じています。


看取り士の仕事を映画にしている…という訳でもなく

死のあり様はこんな風、という映画でした。


今は延命措置をどうするか?多くの方の関心事ですね。

「自分なら何もしないで」という声が多い中

どんな手段を使っても少しでも長く生きて欲しい、、、という家族も大勢います。


また「延命はしない」と思っている方でも、いざとなったらどうなるんだろう。苦しいのかな?」と不安を持っている方もいます。

そんな方に見て欲しい映画でした。


これからは病院ではなく自宅で迎える死も増えてくるでしょう。

そばに医師や看護師がいない中で、死にどう対処したらいいかは、看病する家族なら誰しも思っていることです。



今年の5月に、私は病院ではありましたが、母の死に行く姿をずっと見続けることができました。

ほんの少しですが、看取りの知識があったのが良かったと感じました。

チャンと送れたような気がしています。



スバル座は間なく閉館になります。

映画「みとりし」は、順次全国で上映されるらしいですが

機会を作ってみて欲しいと思いました。




新宿区内で終活セミナー

2019年09月13日 | 終活セミナー
先日、新宿の行政機関で終活セミナーをさせていただきました。


都内なので終活に関しても情報が多く発信されていると思っていましたが

対象者数が多く、なかなか生き渡らないのが現状のようです。


単発でセミナーでは終活全体を話してほしいという依頼が多いのですが

60分では

「聞くには聞いたけど?実行するには情報が少ない」となりかねkません。


なるべく分かりやすい説明を心がけて、資料もその都度、手を入れています。


今回は大変興味を持っていただいたようで、来年度にもセミナーを考えたいと
言ってくださいました。

都心でも、地方でも、高齢者は自分の将来を考え始めていますね。





敬老の日のプレゼントは???

2019年09月11日 | 終活セミナー
今年、母親がなくなり
敬老の日の心配は不要になりました。

私は、5歳の孫が一人いるだけなので
まだプレゼントを受ける身でもありません。

そう考えると
毎年親に感謝の贈り物を考えていれたのは
幸せな事だった気がします。

今日は終活セミナーで
おひとり様対策の話をしてきました。

すでに一人住まいの方も
将来1人になる方も
その対策は興味深いのです。

何をしておいた方がいい?
それすら思い浮かばないですよね。

今日の話は
困り事があった時に誰に頼るのか?
それを考える内容です。

子ども?
兄弟?
友人?

でも迷惑、かけたくないし
もしかしたら、当てにできないかも?


それなら自分を頼りましょう!
自分でできるところまでは実行しておくことです。

その先に必要なら
遺言書や後見の契約をしておけばいい・・・

でもね毎日の生活で
年を取るほど大事なのは
周囲にいい人間関係を作ることなんです。

その考え方もたっぷりお話してきました。


そして、自分で将来の希望や決定をするのには
エンディングノートが役に立ちます。
もし、持っていなければプレゼントしてもらってください!

エンディングノートは気軽に書けばいいんですよ
その時の状況によって何度でも書き直せばいいんです。
そのために鉛筆で書けば気が楽でしょう。
書き直しがすぐできますからね。

何より気持ちや考え方は
書かないと、伝えられないので
先ず書いてみてください。




今日行かせていただいたセミナーは50人ほどの参加でしたが
2/3が常連さん
その他が新規の方です。

集まって
楽しく学ぶのが大好きな方々です。
今日も見知らぬ人同士で会話が弾んでいましたよ。


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