柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

タクシーの匂いが気になります

2011年04月30日 | 世の中
タクシーの匂い、気になりませんか?
申し訳ないのですが、運転手さんの加齢臭なんです。
実はこの話は以前にも書いてます。

タクシーは小さい個室なので、匂いがこもり易いです。
昔はよく煙草の匂いが残っていましたが禁煙車になってからは
運転手さんの体臭が気になります。

前は、そんなに気にならなかったのはどうして???でしょうね。
少し窓が開いていた車が多かったのでしょうか?

最近、やたら匂いが気になるのは、中高年の運転手さんが増えたせいでしょうか?

「何か匂いますね」とも言えないし、後部座席に乗っていて辛い時があります。
このところ、連続してこの状態のタクシーに乗ってしまいました。

タクシー会社は制服やお客様対応だけでなく
是非、匂い対策もして欲しいと思います。

とても親切な運転手さんであっても、『うーん、困った』と思う事があります。

そのせいか、芳香剤を使っている車に乗ると
「いい匂いですねー」と、ほめてしまいます。

私自身も年を重ねてくると、ふとした動きの中に
「あれ?私から加齢臭がする」と感じる時があります。

高齢になるほど、自分の匂いに鈍感になるので
気をつけたいですね。

女性の香水に迷惑する事もありますけどね。

死後の手続きが始まりました

2011年04月28日 | 事前相談・アフターサポート
父が亡くなって、4か月がたちました。
相続の事もあり、母は残高証明を貰う為に銀行へ出かけました。
残高証明は証券会社でも必要です。
84歳ですが、長年会社の経理にかかわり、つい最近まで帳簿をつけていたので
高齢の割には、行動力が有る人です。

しかし、3つの銀行と2つの証券会社で用意するように言われた書類は、少しずつ違いがあり
メモはしたものの、母にはよく理解できなかったようです。

目も悪くて、耳も聞こえない高齢者には、
聞きなれない言葉は、さらに解りにくいのです。

「私はこの頃、頭が悪くなってしまい、よく解らない」
父が亡くなってから、母はよくこの言葉を口にするようになりました。
聡明な人だっただけに、可哀想だな、と思います。
実際にはそれほど理解力が衰えたとは思えないのですが
不安な気持ちが、母を変えているようです。

仕事を持つ子供たが、いつも母と行動を共にはできないので
司法書士の先生にお願いして、相続に必要な書類を取って頂くようにしました。

「銀行の説明は皆さんには解りにくいんですよ。あなただけではないですから。」と
司法書士の先生の話に、母は少し安心していました。

遺族の方から「土地の名義変更はすぐにしなくても大丈夫だから」と聞く事があります。
時間はあっという間に過ぎていくものです。
土地の公図は古いとかなり現状と変わっています。名義が古ければ余計解り難くなります。
まして地震や津波が跡方もなくなる、現実が起きています。
面倒でもその都度、名義変更してきちんと把握しておいた方がいいですね。

私は葬儀後の遺族に必ずこんな話をして、手続きを促します。
結局はその方の為になる事だと思っていますので。
遺族をサポートするのは、こんなアドバイスなんです。




母の引っ越しtぐ

2011年04月26日 | 私の半径100メートル
今まで義母がお世話になっていた老健から、特養と言う施設に引っ越しをしました。

脳梗塞から半身まひを起こし、右手が使えず、歩行は困難になり、言語が出ず会話もできない状態でした。
医師の薦めで、施設に入りましたが10ヶ月間に右手はずいぶんと動くようになり
時々車椅子から立ちあがろうとします。
会話も言葉が出るようになり、会話にはなっていませんが
お互いに雰囲気で感じ取ることができるようになりました。

施設でのプロの対応に感心するばかりです。
何よりオムツが昼間は取れているのも驚きです。

食事のコントロールも私たちには難しい事でしたが
血圧、体重、水分量などを気にする毎日で
義母にとっても楽しくなかったと思います。
今では入所時より体調も良くなっています。

退所の日は、職員のみなさんが玄関まで送ってくださり
私まで胸が詰まる思いでお別れをしてきました。

向かった先はそこからく車で10分くらいの所にあります。
今度はグループごとの生活が始まります

1フロアーに6つに区切られていて各グループのドアを開けると
玄関、居間があり、テレビとソファーが置かれています
その後ろには台所と食卓があり
ご飯と、お味噌汁はここで職員の方が作ります。
その他のおかずは厨房から届くそうです。

居間の周りに個室が10室あり、8畳にベットと小さな箪笥と洗面台が設置されています。
荷物は各自が持ち込めます。
義母の部屋にはもう1つ小さな箪笥と、ソファーベッドを置きました。
この部屋は泊まれる、と聞いたので毛布と枕も置きました。

ここで昨日から義母は暮らしています。
引っ越しの意味も伝わってはいませんが、急に違う場所に来て不安そうな顔をしてました。

こちらの施設にも足しげく通います。

おみくじの器械が壊れてます

2011年04月25日 | 私の半径100メートル

ある中華屋さんでの出来事です。

テーブルに昔懐かしいおみくじが置いてありました。
100円入れて、干支を選んでレバーを引くと
おみくじが出てきます。
今では、見かける事もなくなりましたね。

物珍しさで、お客がコインを入れましたが
おみくじは出てきません。
何度レバーを引いても出てくる気配がありません。

店員さんに、それを伝えると
「今、言われても・・・私、いそがしいし。
チョット待ってください」

時間は2時半過ぎ
店には3組の客がいますが、全員で6人です。
店側は調理人とそのお店員さんと二人です。

「ねえ、おみくじが出ないって」と調理場に話しかけてますが無反応。

やがて料理を運びながら、その店員が00円を差し出して
「お金返します」

「え~!  そういう対応????」
と、おみくじが引けなかった客は驚いてました。


その時に、同じテーブルにいた連れが
「そばが来るときに、そんなものやるか?」とぶつくさ。
100円を手にした客は、
「テーブルにおみくじが有るから引いたんでしょう!」

ま、話はそこまでですが。

私は黙って見ていましたが
やはり店側に問題あり。
飲食店で6人の客を相手に「今、忙しい」は無いよね。
すでに食べ始めている人も半分はいるのだから。
それにまず最初に
「申し訳ありなせん」の一言がないなんて。


同じテーブルの「そばが来るときに、そんなものやるか?」は
面倒くさい事がすごーく嫌な我が家の主人で
おみくじを引いたのは、なんでも興味を示す娘です。

この店、小さな中華屋さんで、味は悪くないのに残念。

お客様は知り合いかも知れません

2011年04月20日 | お仕事
地方の葬儀社で研修をしていた時の事です。
そこはご家族が中心になって葬儀をしています。
ちょうど休憩に入り、皆さんが席を外された時に
お客様が見えました。
すぐにご家族の方に連絡しましたが
戻ってこられるほんの数分間、お客様のお相手をしてました。

話振りから、昔、ご近所に住んでいた方らしく
ここの葬儀社のおばあさんをご存知の様子です。


この方は、すでに2度ほど葬儀の相談に見えている方で
かなり詳細な相談までしていました。
後でここのおばあさんに、この方の話をしたら
思い当たッたようです。

葬儀は地場産業ですから
こういうケースは、多いはずです。
何度か相談を受けていたら、そのくらいは聞き出せると
もっとお客様との関係が親密になります。
つい必要な事だけの会話になりがちですが
ご相談者の環境を探る事も大事な事ですね。

以前のご近所さんと解れば
おばあさんも、このお客様と挨拶もかわすでしょうし
お客様も和んだ気持ちになりますね。

この葬儀社のご家族とは
葬儀を施行するだけでなく
もっとお客様と心を通わせる気付きの勉強を
たっぷりしてきました。
翌日、ご相談者のご家族の葬儀が入り
昨日とは一味違った気持でお迎えが出来た、
と、奥様から報告を受けました。

仕事に出向きますが
いつも葬儀社の方たちの気持ちに
感激して帰ってきます

頑張って、は辛いかな・・・

2011年04月19日 | 悲しみのケア
まだ、頻繁に地震がありますね。
緊急地震速報が出ても、余り慌てなくなってしまいました。
この慣れは、いけませんね。

地震が起きてから、研修を延期したところが多くありました。
最近になって、どちらの会社もやっと落ち着きを取り戻してきたようで
また日程の調整をし直しています。

被災地に向けて、いろいろな支援や激励の言葉が聞かれますね。
思うように復興の目途が立たず、被災者の方たちは
疲れと、不安と、焦りと、複雑な気持ちでいると思います。
そして
そろそろ「頑張って」を聞くのが辛い時期になっているのではないでしょうか。

関係ない人の「頑張って」は、もしかしたら軽い浮いた言葉に聞こえるかもしれません。
言葉って難しいですね。
話をしていれば、その言葉の前後にそれ以上の内容が存在するので
その言葉の響きが違ってきますが、
何も会話がなくて、ただ「頑張って」と言われても快く聞けないのでは・・・

ご遺族が葬儀後に同じ様な気持ちになります。
いるべき家族がいない実感が湧いてきて、悲嘆が強くなります。
その時まで気にならなかった「頑張って」が
とても辛い言葉になるそうです。

人だけでなく物も思い出も仕事も家も、希望も未来も、すべて失う事は
思っている以上の大きな悲嘆が心に押し寄せるのですね。

心のケアとあらゆるサポートと将来の展望が必要ですね。



娘を紹介します

2011年04月13日 | 私の半径100メートル
私には娘が1人います。
ある会社に勤務していましたが、先月退社して私の手助けをしてくれる事になりました。

実は数ヶ月前に、この事を知らされ私も驚いています。

数年前に独居の伯母が亡くなり、その時に母親と同じ仕事をしよう、と思ったそうです。
ちょうどその時に私が突然リウマチになり、今までと違う体になったのも一因だと言っています。

私は葬儀にかかわって「きっと神様が与えてくれた仕事」と感じ
少しでも葬儀社の方に私なりに気付いた事を伝えたい、
皆さんに人の別れの大事さを伝えたい、と思ったのがコンサルタントになるキッカケでした。

でもね、私の持っている能力はたかが知れてるし
ご縁が持てた所で、お役にたてればいいじゃない!と思ってました。

ですから、娘の申し出は思いもよらない事です。

娘は子供の頃は、存在感がない!と言われ
目立たないおとなしい子で「頼りない子」でしたが
6歳から18歳まで新体操をずっとしてました。
全然上手にならないのに、呆れるくらい小さな子の面倒を見て
高校では下手なのに新体操部の部長になり
とうとう下手なまま体育大学に進学し、
さすがに新体操では通用せず、舞踊科を専攻してました。

なんの伝手もなく就職した会社で見渡せば同期は一流大学卒ばかりで
なんで入社できたの?と本人も不思議がり
でもそのまま9年間お世話になり
いろいろ、学ばせて頂き、手を掛けて育ててくださった会社に感謝しております。
退職するときは30名近くいた同期がたった2人になり
貴重な1人を残して辞めてきたそうです。

成長するとともにユニークな娘となり
体力だけはあったので仕事も勉強も遊びも、目いっぱいしてきました。

娘の意思を尊重して助けてもらう事になり
今、娘は葬儀の基礎知識を得る為に葬儀の専門学校に通い始めました。

とてもあなたを雇える状態ではない、と話しましたが
娘が私を養ってくれるつもりのようです。

私も、義母と実家の母とまだ元気ですが主人を看ている状態なので
「宜しくお願いします」と正式に挨拶をしたところです。


葬儀社の社員のスキルを表現

2011年04月10日 | 葬祭スタッフ
初対面の方から「ブログ読んでます」と言われる事がありますが
実はその度に、冷や汗をかいてます。
私自身、とても器用とは言えないし、最近では自分の考えを表現するのが難しいくなるばかりです。

今回はあえて、どう説明したら理解されるか?と考えていた事を書いてみます

葬儀社が求めている事に「質の高い葬儀」とか「葬儀スタッフのスキルアップ」があります。
ところが、小手先の技法しか得ていない気がします。
事前相談の研修をしていると、どこの葬儀社でも同じ問題にぶつかります。

一例です。
「私は遠方に住んでいます。親の葬儀を準備しなくてはならないのですが
そちらの葬儀の手順が解らないので、教えてください」

「はい、もしも親御さんが亡くなられた時には、まず病院から当社へ電話でご連絡ください。
すぐにお迎えにあがります。安置される場所だけ決めておいてください。
解らない事は、その都度お教えしますからご心配には及びません」

ここでの問題は、相談者の質問は
「私の住んでいるところと、実家では習慣が違い、葬儀のやり方も違うのではないか?」との疑問ですが
どちらの葬儀社でも一様に、搬送の話をし始めます。


「葬儀が解らない」=「葬儀のキッカケになる病院搬送を教える事」と、思っているようです。
地方の習慣の違いを説明した人は、ごく稀です。

事前相談は葬儀形式、規模、宗教、費用、手順を主に話す葬儀社ばかりです。
ちょうど見積もりの項目を埋めていくように説明をします。

相談者は多分、葬儀経験が無いから
問われるままに、答えて、葬儀の事は解ったと、思い込んで帰って行くでしょう。
初めてだから、自分の聞き出したい事が何なのかも気がつかないはずです。
「相談者が満足しているならいいだろう!」
と思いますか?

初めて葬儀を行う人は、家族を亡くす意味すら知りません。
葬儀が、終わった後に不本意だったと気がついても
もう、やり直しは出来ません。

事前相談をしていくうちに
何故、葬儀をしなくてはいけないのか?
自分達はどの様に家族を送りたいのか?
その手段は、選択肢は何か?
そのヒントを持ち帰り、家族と話し合いをして
自分達が納得した葬儀を準備する。

事前相談とはそういう場であってほしいと考えてます。
その上についてくるのが見積書であり、企画書、提案書です
事前相談だけでなく葬儀全般から葬儀後に及ぶまで
遺族の悲嘆をサポートする対応が必要です。


今や葬儀社のスタッフはこのスキルを持たなければ
葬儀は要らない、ちゃっちゃとやればいい!という世の中になってしまいます。
葬儀は不要な葬儀用具を高く売って代金を取るべきではなく
故人と遺族とそこにかかわった人たちの心の対処をして
その仕事に対して、きちんと費用を計上すべきです。

高いスキルには高い報酬があって当然です。
高い人件費を請求する内容が必要なんです。
葬儀社の売り物は目に見えないものではないでしょうか?

ここまで書くのにすごく時間がかかってますが
今回は私の考えがうまく伝わったでしょうか?

こんな葬儀社が増えてほしい!

2011年04月07日 | 葬儀の世界
ある葬儀社の創立10周年の記念式典に出席してきました。
こんな時期に、という考えも浮かんだそうですが
今は、自分が出来る事をやるべきだと、祝賀と言うより実のある式典をされました。

10年の節目に、今までの軌跡とこれからのビジョンの報告
そして新入社員の入社式と、その新入社員と有識者とのパネルディスカッションを行いました。
新入社員の疑問は
*葬儀の担当者としての心得は?
*遺族とのコミニュケーションで気をつけうところは?
*葬儀をして良かったと感じた事は?
*葬儀は人の亡くなるのを喜ぶ仕事なのか?
*葬儀での失敗、それをどう乗り越えたか?
*葬儀社は何屋で、何を売るのか?
の質問に各、葬儀の有識者が答えます
中々、興味深い無いようでした。
社員を大切に育てているのが、伝わります。

遺族に対して何ができるか
社会に対して何ができるか
社員とその家族に対して何ができるか
そして、協力業者と共にどう成長できるか

若い経営者ご夫妻はこれらの事を基盤にしてこの10年間、走り続けてきました。
その結果が、業績にも人材育成にも社会貢献にも出ています。
そして、協力業者からは高い評価を得ています。

業者の方の挨拶は
以前、社長の葬儀への取り組みを聞いて胸が熱くなった
そこに携わる業者として、責任を感じ、遣り甲斐を感じた。
私たちを共に働くパートナーと考えてくれている、と
涙を浮かべて話されていました

これだけはっきりした理念を掲げ、実行している葬儀社は稀です。

私もかつて、同様の葬儀理念で仕事をしてました。
私は力不足で、それほど大きな結果は残せていませんが
多少とも取り組んでいた頃を思い出しました。

是非とも応援してきたい会社です。
式典は4時間半という長時間でしたが、私は充実した時間を頂けました。



自粛って?

2011年04月05日 | 世の中
入学式の季節になり桜も見ごろになりました。
今年は全国の花見も自粛ムードとか。
三社祭りは早々と中止宣言がありましたね。
隅田川の花火も中止でしょうか。

被災地の惨状を思ったら、花見で浮かれてられない
という事でしょうか?

ところが地元から、花見の自粛はやめて、と声が上がっています。
地元の蔵元がせっかく守った地酒が売れないと悲鳴をあげました。
災害に関係のない観光地までキャンセルが続出、
結婚式も宴会も、神事も全て中止です
日本経済が落ち込んでしまうだけでなく、人の心も落ち込みます。

私も、この自粛はおかしいと思います。
節電とか、無駄な買いだめとか、不必要な物への自粛はずっと必要です。
それから毎年報じられる、無意味な花見のバカ騒ぎの方が被災者にとって腹立たしいでしょう。

桜を愛でる為に多くの人が集まるのだから、
その機会に、もっと義援の和が広がる工夫を!と思います。
私たちにはまだ何か手助けできる事があるはずです。

原発問題も絡み物が売れなくなっています。
東北にとっては、更に悪い状態になってしまいました。
それが日本全国に波及して、元気も出せない応援も出来ない状態です。

どうして、一番最初に口を切った人の影響を受けてしまうのでしょうか?
「これって本当にそう?」と考えて行動してほしいですね。

ご近所でこんな話を聞きました。
娘さんの里帰りでいわきナンバーの車が止まっているだけで
「放射能をまき散らす気か!」と陰口をたたかれ、
娘さんは「迷惑かけるから」と早々に帰ったそうです。

なんと情けない・・・
そう思いませんか?

葬儀のリピータを増やす、おばさんの底力

2011年04月01日 | 私の半径100メートル
葬儀の専門学校の講師をしています。
生徒の年齢は幅広く、時には60代の方もいます。
その中のお一人は、ご主人を亡くされてから
どういう訳か石材店を初め、その後に葬儀も始められました。
葬儀は経験者を雇って施行していたそうですが
施行の様子を見ていて、自分の思いとの相違から
自ら葬儀を学ぼうと、葬儀学校に入学されたそうです。

はじめは中々、軌道に乗らず大変だったようですが
今では町の親切な葬儀社として、葬儀依頼も増えてきています。
喪主は、自分より年下の場合が多く
おせっかいと思いつつ、いろいろアドバイスや苦言を言ってしまう事もある、
と、聞きました。
葬儀から見えてくる家庭問題は、見て見ぬふりがいいのかもしれないが
自分は人生の先輩として助言を心がけ、その結果嫌われてしまっても仕方ない、と考え
自分が役に立てそうな事は何でもしてあげたい、と頑張っています。

「ご遺族の希望を叶えるには、どんな方法がいいかしら?」とよく電話で質問をしてきます。
私なりの意見を伝えると、「やってみます!」と躊躇ない答えが返ってきます。
数日後には「この前の葬儀、とても喜ばれました」と弾んだ声で報告があるのです。
そんな人柄からか、同じご家族や親族からのリピーターが多いのです
私自身も同じような葬儀をしてたので、「リピーターが増える」この感覚がとてもよく解るんです。

そして、最近になって増えてきたのが生前契約の相談です。
立て続けに契約が発生しています。

地方の小さな葬儀社なのに、信頼の大きさは並じゃない!
60代の底力が発揮されています。