柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

嬉しくなると元気がでます

2009年09月25日 | sibatanoriko?
どうやら体調不良は私だけではないようです。
親しくしているおばちゃんが救急車で運ばれてから
すでに4週間がたちました。
腸閉塞だそうですが、まだ食事も取れません。
腸の動きが悪くなり胃から腸への流れが機能していないようです。
その為胃液が胃にたまり一晩中吐き続け、翌日鼻からチューブを胃まで
挿入し、胃液を抜いています。
初日は1300CC取れたそうです。
普段元気な人で胃腸に丈夫な人でした。
こんな辛い思いをするとは思わなかったと言っています。

そんな時に、偶然でしょうが
腸閉塞で入院したと何人かの知り合いから聞きました。
夏の疲れが今頃から出るのかもしれませんね。

私の母も先月、新型のインフルエンザにかかり
回復までに2週間ばかりかかりました。
80をこえているので、医師からはよく回復したと
褒めていただいたそうですが、その後体調が思うように
戻らず、本人は今年一杯で死ぬのではないかと
本気で考えていたようです。

内科ではなく、眼科の診察を受けた時
先生から「私もインフルエンザにかかり、若い私でも3ヶ月くらいは
体調が戻らなかったの。ましてお年を召しているのだから時間はかかります。
でもきっと良くなるから大丈夫ですよ」と言われ
一安心したようです。

その事を涙を流しながら、私たちに母は話しました。
内科でなくても、先生の一言で体と心が回復できるんですね。
誰でも弱気になるときがあるものです。
体調を崩している人がいたら、励ますより優しく対応してあげたほうが
よさそうですね。

入院している腸閉塞のおばちゃんの退院はまだまだ先のようです。
今日、目の不自由なご主人を病室まで連れって行ってあげました。
おじちゃんは「入院してから一度も見舞いにこれなかったから
嬉しくって」を連発していました。

おじちゃんの素直に喜ぶ姿を見たせいか、私の体調も良くなりそうです。
いい事も悪いことも、体に大きな影響を与えるんですね。