柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

2022年02月28日 | 私の半径100メートル
ブログタイトルを変更しました。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話をしていきます。
数年前からそちらに方向を変えてきていましたが
葬儀関係の記事を読んでくださる方も多く
何となく変えずにいました。

葬儀社も今は葬儀だけでなく
地域住民の方々への終活アピールにも注力するようになり
タイトルを変えても訪問していただけるのではないかと思います。

最近「年は無駄にとらない」と思うようになりました。
私の周囲の人も年をとってきていますが
前には感じなかった、その人なりの厚みが見え
参考になることが多いのです。
その代わり、新しいものへの理解が乏しくなったのは隠せませんが・・・

いつも穏やかに誰にでも優しく接してくれる知人は
怒った顔を見せたことがありません。
勇気ある友人が「何故?」と質問したら
「取るに足らない事は気にしない」との事
この一言を聞きハッとする自分がいます。

この気づきを無駄にしてはいけないと思います。
後5年くらいは世間にお役に立ちたい・・・
そう思うこの頃です。


ついでに長年愛用していたプロフィール写真も変えました。
それでも数年前の写真なのでまだ若作りしてますね。

これからも宜しくお願いいたします。


散歩道に桜が咲きましたが

2022年02月28日 | 私の半径100メートル
暖かい日が続いています。
海の公園に2本だけ河津桜があると教えてもらいました。
友人と一緒に見に行くと
ピンクの蕾が膨らみかけています。
春ですね。



歩く背中が温かくいい気持ちです。

しかし人生いいことばかりではありませんね。

家族が体調を崩し入院となりました。
木の芽時はいつも何かが起こります。

皆さんも気を付けてください。。

虫が見えるは飛蚊症?認知症?

2022年02月25日 | 私の半径100メートル
母が生存中に
「今日は虫がたくさん飛んでいるわね」
と言いながら目の前を手で払っていました。

私に虫は見えません。
高齢になると「飛蚊症」と言われる目の症状が出てきます。
まるで虫が飛んでいるように見えるのですが
目の水晶体のしわのようなものがそう見えるらしいのです。
特に治療は必要ないので
いつも、「目のせいなのよ、虫はいないからね」と言っていました。


認知症にはいくつかの種類があり
良く知られているのは「アルツハイマー型」です。
その他に「レビー型認知症」というのがあって
これは「幻視や錯覚」の症状があります。

先日の新聞で幻視の記事に
「掃除をしたのに虫が出るのよ」という「レビー型認知症」患者の言い分があって
アッと気が付きました。

母が突然
「部屋に誰かがいる」と言い出した始めた頃
診察を受け「レビー型認知症」と言われたことがあります。

「レビー型認知症」のせいで人や物が見えると思い込んでいましたが
今、思い返すと
虫を追い払ったのもこの幻視のせいだったかもしれません。

老人ホームで食事中に
「嫌だ、こんなに虫が飛んでいて」と言い出したことがあったそうです。
スタッフさんが
「あらあら、白い袖が汚れちゃってるわよ。ちょっと着替えてきましょうか」と部屋に戻り
黒い上着を着せて
「ほらもう虫はいないでしょう」と安心させたことがったそうです。
私の否定型とは違って、さすがケアのプロ対応ですよね。

なんだか今頃になって
あの時は母はこんな状態だったのかな?
と思いだすことが良くあります。

それに気が付くまで随分と時間がかかりました。
早く気がついたら少しは母の介護の役に立っていたのかな…と感じます。
その為に私は
終活セミナーで自分の体験談を頻繁に話しています。
実話だと想像しやすいでしょう。


高齢者の不満「カタカナ語」わからない!!

2022年02月23日 | 世の中
新聞の「編集部だより」に
高齢者の苦情が後を絶たない・・・
と書かれていました。
新聞の紙面に出てくる「カタカナ語」の事です。

「ギグワーカーってどういう意味?」
実は私も良く分かりません。
インターネットで単発の仕事を請け負う人を意味するそうで
代表的なのが「ウーバーイーツの配達員」だとわかって
やっと「ギグワーカー」を理解しました。

辞書にも載っていないカタカナ語が出てくると
記事の先を読む気がしなくなります。

「他の人は分かっているの?」
「カタカナ語には注釈をつけてほしい」
そんな不満を抱くのは高齢者だけではないのでは?

新聞は誰にでも理解しやすい文章にして欲しいものです。

買い出し魔になりましたた

2022年02月21日 | 生活情報
新型コロナ感染の拡大で
家計の消費は落ち込んでいます。
2020年の総務省の調査では
2人以上の家計の支出は全国平均で30.6万円でした。
2021年では27.9万円になっています。

家計が圧迫されているからでしょうか
テレビ番組に
安く買い物ができる特集がいくつも組まれています。
私もつられて、紹介された店舗に行くようになりました。



大型店は商品数も豊富なので
気がついたら買いすぎてしまうことも。
食材がだぶついて無駄にしてしまう、、、と思いましたが
これが何と計画的に調理をするようになり
今のところ無駄にすることもなく、いい効果が出ています。

それと最近は備蓄にも心がけているので
もし、濃厚接触者になり家に監禁状態になっても
2週間くらいは十分にしのげます。

外出ができにくいので
買い出しが気分転換になるのも嬉しいですね。


具体的な終活セミナーです。

2022年02月20日 | 終活セミナー
玉川学園駅の近くで行われる終活セミナーの予定内容です。

1.エンディングノート書き方セミナー
   ~せっかく書くなら活かしてほしい「実用的な書き進め方」
2.遺す人に伝える「自分」
   ~自分の歴史や情報、気持ち、家族のこと、自分の終末期は~
3.もしも介護が必要になったら 
   ~自分や、家族の介護について具体的に考えてみる~
4.認知症に備える 
   ~認知症になったら何が困るのか 後見・家族信託~
5.いざとなっても慌てないお葬式の話
   ~費用は?家族葬とは?よいお葬式とは?~
6.お墓の終活
   ~今どきのお墓・終い方・散骨・樹木葬・新しい供養~
7.改めて考える「自分のお金」
   ~余生のための資金・相続を争続にしないために~
8.もしも意識がなくなったら
   ~医療情報や延命治療、尊厳死、献体、臓器提供って何~
9.看取り
   ~家族を看取るということは、死は怖いもの?~
10. 大切な人を見送るあなたへ
   ~家族を亡くした人の気持ちとは、その時あなたはどう対応する~
11. おひとり暮らしのエンディング
   ~どんな準備が必要?今後増えていくお1人さまの終活は~
12. 荷物の片付け
   ~無理なく、無駄なく出来ることから始めましょう~

興味のあるセミナーはありますか?
私がすべてのセミナーの講師をします。
専門家ではないので制度や法律や金融の説明ではありません。

例えば
介護の話なら
あなたがもし、介護が必要になったら
同居の家族はいる? 何人いる? 実際に介護を担ってくれる人は誰?
もし、家族と別居なら
介護を家族や親戚に頼める状況?
その人は週に何回来れる?
もし頼めないなら誰に託す?
「家族に迷惑かけないように介護施設に行く」というなら
何ができなくなった時点で家から施設に変わるのか?
その時の費用はどうするつもりなのか?
私の介護の経験は
・・・・
こんな内容で話をしていきます。

元気な人が自分の介護を想像することは難しいです。
でも介護無しで人生を閉じれる人は極小ですね。
一応は考えておいた方がいいと思いませんか。
それも夢物語ではなく具体的に考えるように話を進めます。

「知らないよりは知っておいた方がいい」
多くの人に自分の場合は?と具体的に考えていただきたいと思っています。
このセミナーで多分エンディングノートは書きやすくなるはずです。

・主催はNPO法人桜実会&看取りステーション千咲土のコラボ企画です
・第4火曜日10:30~12:00
・場所は玉川学園1₋2₋39 加賀美さんの家
  空き家対策として一軒家を会場にしています
  2部屋を使用していますが15名までです。
・参加費用500円
・申し込み 080‐7470‐4878(清水)
1月はコロナで延期となり明日2回分のセミナーを実施します。

お近くの方、
良かったら来月からいらっしゃませんか?
こじんまりした出来立てホヤホヤノの終活セミナーです。

「人付き合いの術」も相続のうち

2022年02月14日 | エンディングノート
私の生家は商売をしていて人の出入りの多い家でした。
付き合いが多い分、慶弔のお付き合いや
普段のちょっとしたいただき物も日常茶飯事でした。
両親は小まめにお返しやおすそ分けをしていて
それを見て育った私も、お付き合いとはそういうものだと思い込んでいました。

結婚をして環境が変わると
私にとって当り前のことが通用しないとわかり始めます。

先日も友人達から「お祝いをあげてもお返しがない」
とか「気軽な気持ちでおすそ分けをすると、翌日にはお返しが届くの・・・」
等の戸惑いというか、非難というか、そんな声が聞こえてきます。

地域による習慣の違い
親戚間の価値観の違いもあって
簡単に常識、非常識とは決め難いものですね。

昔、ママ友との間で
「お祝い事などはお互いにお返しは無しにしようね」の話を信用して
頂いたままにしておいたら
私から差し上げたお祝いに熨斗付きでお返しがきた!
なんてこともありました。

年と共に、相手の付き合い方がわかってくると
自分流ではなくその都合に合わせて対応するようになるものです。
でもそれが解るまで時間がかかりますね。

私は自分の経験をエンディングノートの親戚や友人欄に備考として書き留めています。

Aさん、どんな物でも頂いたらすぐにお礼を入れないと機嫌が悪い
Bさん、お1人なのでおすそ分けは良品を少量が好ましい
Cさん、親戚の中で一番信頼できる人

こんな風に子供達に伝えておくと無難に付き合いができそうです。

エンディングノートは物事や意思を伝えるだけではありません。
親から子どもに遺すものはお金だけではありません。
あなたの家の習わしや人付き合いも子供には大切な相続です。


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・母に買ったら父もすぐに購入


いま、お米が安い

2022年02月13日 | 生活情報
高齢になるほど朝食にパンが好まれています。
特に女性は70%がパン党だそうです。
そういう私も実はパンが朝食なんです。
手間がかからない、軽い食事ができると思い込んでいます。
ところが、私は血糖値測定をしているので
パン食は血糖が下がりにくいのも実感しています。

新聞で
この値上げラッシュにお米は値下がりしている「コスパがよいお米」
なる記事を読みました。

5キロのお米は33合分だそうです。
平均価格2200円で計算すると
1合は約67円。
確かに安上がりです。

ニュースでは切り口が色々なので
思わぬ気づきがあるものです

習慣でパン食になっていますが
時間に追われることがなくなったので
アツアツの炊き立てご飯と海苔で朝ご飯もいいですね。



横浜で採れたワカメです

2022年02月13日 | 私の半径100メートル
金沢八景の海ではこの時期にワカメが採れます。
先日、採れたてのワカメをいただき
茹でて塩をまぶし保存しました。
初物なので柔らかくていい香りです。

この海では海苔もとれるんですよ。
私は青のりが入っている海苔が好きです。

お弁当作りがなくなってから朝食はパンが多くなり
海苔の出番が少なりましたが、
青混ぜの海苔を焼くといい匂いがします。


都心に近いのに
自然に囲まれていて幸せです。

確定申告の時期に、いろいろ見直しを

2022年02月09日 | 生活情報
毎年のことながら確定申告が近づくと
せわしない気持ちになり
つい先延ばしにしてしまいがちです。

保険の控除証明書などを揃えながら
どんな保険に加入していたか再確認をします。
契約者、被保険者、死亡時の受取人、代理請求人などを整理し
相続になったら?と考えてみます。

ついでに資産の状況も再確認します。
そういえば先日へそくりの記事を読みました。
やはりシニア女性の約半数はへそくりをしています。
なんと平均額が739万円とか・・・
男性のへそくり額はその半額ほどです。

その使用目的にも違いがあり
男性は趣味や好きな事に、
としているのに対し
女性は予期しない突発的な備え!
だそうです。

頼もしいような
寂しいような・・・ですね。

保険の内容やへそくりもエンディングノートの資産の欄に書いておいてくださいね。
保険証書や現金は内緒の場所にしまうとあなたの死後、不要な物として捨てられてしまうかもしれません。
だからと言って、生きているうちは家族に見せる必要はないので財産だけは別ノートにまとめておきましょう。

私もそこのところが気になって
アクティブノートは3部のノートにして作りました。
ご参考までに



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コロナワクチン接種券が届きました

2022年02月09日 | 生活情報
孫のクラスが学級閉鎖になりました。
周囲を見ても
高齢者施設と保育園、学校は感染者が出やすいのがよくわかります。

PCR検査ができないので正確には分かりませんが
孫は元気でお休みを楽しんでいましたし
娘夫婦も体調に異変はなく、陰性だったようです。

そんな中、私宛に3回目のワクチン接種券が届き
早速申し込みをしましたが
前回とは違い、たった15分程で予約完了です。
それもご近所のクリニックです。

前回は何日も予約ができず
場所の希望など言える事態ではなく
とにかく気をもみましたが
今回は横浜市長が変わり予約体制を強化したようです。
トップの対応でこうも違うものか?と驚きました。

今月半ばには接種が終ります。


災害時の備蓄はすぐにでもしておきましょう

2022年02月06日 | 生活情報
毎日、どこかで地震が起きています。
火山の噴火も多いです。
日本が地震や噴火の危機にさらされているのは確ですし
何を備えたらいいのか悩んでいます。

一度避難はしたとしても
家が住める状態なら先ず備蓄が重要ですね。
よく1週間分の食料の備蓄と聞きますが
首都圏が被害を受ければ、それどころではないでしょう。

私は海の近くに住んでいるので洪水の危険もあります。
ハザードマップでは浸水も津波も1m以内となっていましたが
実際にはわかりません。
備蓄の場所が一カ所というのも不安で2階にも備えをするつもりです。

照明、通信、飲食料、簡易コンロ、簡易トイレ
暖房対策、医薬品など
考え出したらきりがありませんが、何もしないよりはマシかと
気づいたものは用意をしています。

昔ながらの石油ストーブなら、煮炊きもできるので灯油と一緒にとってあります。
一応,七輪と炭もあります。

私の常備薬も余分に貰っています。
そうそう、犬も飼いだしたのでドックフードも余分にいりますね。

もしコロナに感染し自宅療養になっても
これらの備蓄は役立ちそうですね。

いつ起きるかわからないけど
「明日起きても不思議ではない」と言われているので
どうぞご準備くださいね。


昔の写真は時間を忘れます

2022年02月04日 | 私の半径100メートル
パソコンにある写真を整理していたら
父の葬儀の写真に見入ってしましました。

私は仕事柄、父の葬儀の映像やデーターを多く残しています。
父は人が集まるのが大好きな人だったので
通夜の読経は親族だけで先に済ませ
会葬の方々が集まる時間は
故人との対面や、遺族との会話をするお別れの場にしました。

写真からは当時の皆さんの会話や
家族の様子が思い出され
父が元気だった頃の面影まで浮かんできます。

今は母も亡くなりましたが
当日、来てくださった方に心からお礼を言っている姿が
とても素敵に残っています。

父の葬儀に祭壇はなく

年代別の写真を正面に張り出し
式場内にメモリアルコーナーを家族で作り
孫やヘルパーさんからのメッセージを展示しました。

父は自分が中心にいたい人だったのですべて父のための葬儀です。
今では到底こんな密になる葬儀はかないませんね。

たまには昔の写真を見てみませんか。
なんだかホッとしてきます。

思い出深いことは
エンディングノートにも書いておきましょう。
昔の出来事は
子供達にとって新鮮な出来事に見えますよ。


葬儀社のセミナーを利用してエンディング準備を

2022年02月02日 | 終活セミナー
葬儀業界誌に
「おひとり様時代のエンディングサービス」
という特集が組まれています。

その中で
井上治代氏の寄稿も掲載されているようです。
葬祭業こそ「おひとりさま」支援・
ライフエンディングをサポートする中核の存在

私も葬儀社の役目は
地域高齢者やその家族のサポートにあると当初から思っています。

もし近くの葬儀社でカルチャーやエンディングセミナーが行われるなら
是非、利用してみましょう。
実際に問題を抱えているなら、気軽に専門家を紹介してくる葬儀社が多くあります。

素人が専門家の門を叩くのは勇気がいりますし
適切に対応できる専門家を見つけるのも大変ですから。


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