柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

こんな時こそ、手洗いと消毒の再確認

2021年07月30日 | 健康情報
新型コロナ患者が激増。
緊急事態宣言が各地で始まります。

高齢者はワクチン接種を済ました人が多いですが
周囲には、まだ未接種の人たちばかりですから
やはり、感染対策が大事ですね。

新型コロナウイルスへの感染は
①ウイルスを含む飛沫が口、鼻や眼などの粘膜に触れること
これにはマスクが欠かせません。
②ウイルスがついた手指で口、鼻や眼の粘膜に触れること。
これは手洗いと消毒が効きます。

厚生労働省の報告は以下の通りです。
手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に。
石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。


水洗いだけでもかなりウィルスは減りますね。
しかし手が洗えない状況なら
消毒スプレーを用いましょう。
今は外出先でも常設されているところが多くなりました。
家庭内でも同じですね。

アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)消毒が一般的です。
しっかりワンプッシュしてください。
手がびしょびしょになるくらい付けて
指先、指の間にも刷り込みます。


でも手が汚れていると消毒薬の効き目が減るそうです。
もし、手洗いの後の消毒なら、水けをふき取ってからですよ。

手洗いは感染予防の第一人者です。



サングラスで目を守りましょう

2021年07月28日 | 健康情報
暑さもまさに本番となり日差しも痛いほどに感じます。
最近ではサングラスを離せません。
車に乗るときは特に必需品ですね。
進行方向に太陽があると眩しいくて視界も怪しくなります。

度付きのサングラスと
眼鏡の上からかけられるオーバーサングラスを愛用しています。

特にオーバーサングラスは好きです。
スーパーなどでは、サングラスは暗くて字が読みにくいけど
オーバーサングラスなら外せば、遠近両用のメガネがすでにかけてあるので
便利です。



目も日焼けを起こします。
紫外線を浴びると痛みや充血を起こしますし
白内障にもなりやすいのです。

日本人にサングラスがそれほど普及しないのは
目の表情が見えにくいからだそうです。
「目は口ほどにものをいう」
とか
「口は笑っているが目が笑っていない」
と言いますものね。

欧米人は目よりも口元で相手の感情を知るんですって
だからマスクは嫌われるとか。

なるほどね。

でも
サングラスとマスクでは
暑さがたまらないのが問題ですね。




アクティブノートが完売、新しいノートを考案中

2021年07月26日 | エンディングノート
2012年に自作のアクティブノートが完成し
それから9年間に多くの方にご利用いただきました。
中身も増刷するたびに作り直してきました。
在庫が完売したところで
今、増刷をストップしています。

世の中の動きが大きく変わり
私自身も年を重ね、大病もし
親や身近な人達の介護や死を体験し
高齢者問題を学ぶ機会も多々ありました。

今までのアクティブノートでは
十分ではないような気持ちを抱き始めています。

今だ、体調に不安があり
仕事の大半は封じ込み、今は
終活の啓蒙をかねて少しだけ活動をしています。

アクティブノートは終活の土台ですので
それ自体がないのも心もとなく・・・
もう少し知恵を絞ってみようかと思います。

新しいアクティブノート
いつ、できるでしょうか?



通販には嘘の体験談も、気を付けましょう

2021年07月22日 | 生活情報
テレビの通販番組って驚くほど多いですね。
私の父も、生前に良く買い物をしてました。
母が知らない商品が頻繁に届いて、困っていたのを思い出します。
買い物の中には便利でよかった物もありましたが
一度使って、そのまましまい込んだ物もあります。
そのたびに家族は父の認知症を疑いました。


先日新聞で「ウソの体験談大量掲載」という記事を読みました。
ネット上の通販で宣伝内容に虚偽が掲載されてるという注意喚起でした。

「専門家も驚く効果」
「本当に激変しました」
などの宣伝文句とともに動画や投稿が挙げられていますが
調査をしてみると
動画や、使用前・使用後の写真は某国のサイトにある無関係のものだったり
投稿は存在しないものだったそうです。
製造会社に問い合わせても「販売売代理店が勝手に作成した広告」と説明されたそうです。

そういう私もネットでの買い物は大いに利用していますが
到着するまではちょっと心配をします。

過去に、一度だけ送り先に品物が着かず
問合せも不通で、騙されたで経験があるので。

便利になった世の中ですが
それを利用し詐欺をする人も増えていることも
心にとめないといけませんね。


医師の人材不足を実感

2021年07月17日 | 世の中
月に1度、持病の診察があります。
大学病院に行っているので担当医の移動があります。
私は幾つかの科にかかっているので先生の交代も頻繁です。

3月にクッシング病でお世話になった内糖科の先生が移動になりました。
ところが、新しい先生にまだ、お目にかかっていません。
いつも患者さんをこなしきれず
夕方になって他の先生が応援に入り代診してくれます。

昨日も代診の先生でした。
思い切って、担当医の変更は可能か?と伺ってみました。

「申し訳ないが、私自身の患者さんもかなり待たせてしまっています」
「以前の半分から1/3くらいの医師数なので、手一杯なのが実情」
だそうです。
確かにお昼も食べていない時も。
それでも先生方や看護師さんはみなさん親切な対応です。

待合室では高齢の患者さんが疲れてうんざりした顔で待っています。
「病院に来ると具合が悪くなっちゃうよ・・・」

先生側のご苦労もわかりますし
患者さんの疲労もわかります。

コロナのせい?
オリパラのせい?
少子化のせい?
病院の経営悪化のせい?
理由は多々あるのでしょうが
みんな大変ですね。
よくみれば世の中、すべて働きずらくなりました。
そして、刺々しい人が多くなりました。

何とかならないのでしょうか。














いつ何が起きても不思議じゃない私達

2021年07月10日 | sibatanoriko?
雨の降りしきる中、友人から電話が入りました。
彼女は2回目のワクチン接種の日です。
朝方、体調が思わしくなく、医院へ電話したら
接種に問題ないと言われたけど不安だから同行してほしい
とのことでした。

車で迎えに行き医院へ。
間もなく笑顔で出てきた友人を見て私も一安心です。

その後、立ち寄った店で事件は起こりました。
友人が突然、気分が悪くなり倒れてしまったのです。

救急車を呼んでいただき緊急搬送。
そのまま、入院しました。

幸いにも病気は大事ではなかったのですが
友人が独り住まいだったので
付添がいなかったら
救急隊の方もお店の方も困ったでしょうし
友人にとっても、自分の体もさることながら
運ばれる先も不明だったので、不安で仕方なかったと思います。

普段は元気でも
身体は確実に老いています。
70歳を過ぎるといつ、何があっても不思議ではありませんね。

後になって友人は
「子供は二人とも遠方に住んでいるけど、
私にはまだまだ時間があるから大丈夫と思っていた。
私にもしものことがったら、子供に何も伝えないままになちゃう」
と気が付いたそうです。

元気だからこそ
子供に自分の先々に起こりうる希望や
死後、不公平にならないように、子供に残すものを
考えて書き示すことができます。

まだ早いの保証はありませんから。

気を付けて!電子レンジで火事

2021年07月08日 | 生活情報
電子レンジを使わない日はないですね。
だって便利ですもの。
買ってくる食材、食品もレンジ対応が多いですね。

気が付いたら電子レンジの庫内が汚れてました。
急いで掃除しましたが
この汚れが火災を起こす一因らしいです。
加熱しすぎると汚れカスに火が付くんですって。


家では主人がレンジの使い方が大雑把で
どんなものでも、お弁当を温めるボタンしか使いません。
何度教えても、覚える気もないので諦めました。

あんまん
油がついたもの(フライ、バター付パンなど)
油脂分の多いもの(生クリームなど)
水分の少ないもの(パン、さつまいもなどの根菜類など)
少量(100g 未満)
は、加熱しすぎると火災になりやすいそうです。

気温が暑いとガスレンジより電子レンジの方を選びがちですが
使い方は食品の袋などに書いてある通りにしましょう。

親の生命保険はあるの? 大丈夫。探せるようになりました。

2021年07月06日 | 生活情報
親と別居をしていると知らないことが沢山あります。
かかりつけの病院は?
飲んでる薬は?
最近の仲良し友達は?
金融機関はどこか?

探せばもっと多くのことを知らないかもしれませんね。

生命保険も知らない事の一つではないでしょうか。
知り合いに頼まれて大昔に入った保険・・・
多くの高齢者が経験しています。

折角長年、保険に加入していても
必要な時に申請しなければ手元に保険金は入ってきません。

そこで生命保険協会が
被保険者が死亡した時や
認知症になったときに
どの生命保険会社と契約していたのか調べる制度ができました。
7月1日から始まるそうです。

法定相続人になっている家族や代理人が協会に申し込むと
42社の保険会社に照会をして契約している保険の有無を回答してくれるそうです。

ただし利用料が3000円かかります。

保険金を確実に支払うための基盤としていくそうですよ。

親がエンディングノートを書き遺していなかったら
問い合わせした方がよさそうですね。

映画「いのちの停車場」を観てきました

2021年07月05日 | 私の半径100メートル
ワクチン接種が終ったこともあり
久しぶりに映画館に行きました。
「いのちの停車場」です。
吉永小百合主演
松坂桃李、広瀬すず、西田敏行と豪華キャストです。

在宅医療の問題をテーマにしているので
少し重い感じもしますが
私には身近なテーマだったので
頷きながら、見ることができました。

在宅医療というと
死を迎える人の医療と思われがちですが、
通院が難しい人が自宅で診療をうけることなで
精神疾患や難病、身体障害、知的障害などの患者さんも
利用しています。

「いのちの停車場」では
終末期の患者さんとその家族を扱っていました。
生きたい人
死を怖がっている人
死を受け入れている人
最期まで自分らしさを貫いたい人
生きて欲しい家族
何ができるのかを悩む家族
らが描かれています。

いちばん考えさせられたのは
白石先生自身が
痛みに苦しむ父親から「殺して楽にしてくれ」と
懇願される場面です。

医師として受け入れられない要求ですが
父親の苦しむ姿には娘として耐え難いものがあります。

果たして自分ならどうしたろうか?と考えてしまいました。

小池栄子扮する肺癌の芸者が
治療を拒否し、たばこを吸うシーンで
白石先生にとがめられると
最期まで芸ができなきゃ芸者じゃない、と
啖呵を切るのですが
この芸者さんは、物語の途中にちょっとだけ映るんです。
日傘さして、小粋に町を歩くとこだけが

なんかすごく印象に残っています。



雨の中、映画館まで来てよかったです。
ちなみに
映画館は”がらすき”でした。