柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

お役所仕事?

2009年09月15日 | 世の中
法務局で住宅の登記表示をとりました。
主人の名前の一字が違っています。

20年以上前に登記したものです。
すぐに法務局へ電話をし、訂正するにはどうしたらよいか聞きました。

対応してくださった女性は、何度も電話を中断して色々調べて下さいました。
その結果
「こちらで転記するときに間違えたようです」
「住民票、戸籍抄本、取寄せた建物表記のコピー、印鑑をお持ち下さい」と
言われました。

用意して出向くと、対応してくれた男性は事務所の奥にいた
女性と相談しています。
やがて2人が出てきて「建物の権利書にかかれている名前を確認し
こちらの間違いなら、そのような手続をとります」と言われました。

確かに電話で「こちらの転記ミス」と言われたのですが
権利書を確認しないとダメと言われ、その日は戻ってきました。

今度は権利書を持参して出向きましたが
権利書に正しく記載されている主人お名前を確認すると
奥に座っている上司になにやら報告しているようです。

その上司は隣に座っているその上の、上司に話しています。

数分後、戻ってきた女性は
「それではこちらで訂正をしまが、局長の許可が要りますので
10日ほど掛かります」
「急いでいるんです。もう少し早くなりません?」と私。
「なるべく早くします。それから申請書を書いて下さい。1000円かかります」
「えー!、どうしてその費用を私が払うんですか?
このミスって、そちらの転記するときのミスですよね?」

すると又上司の所に行って相談です。
その上司との距離は5メートルもありません。
私は心の中で
「これだけ時間が掛かってるんだから、自分から私のところに
来て説明くらいしたっていいんじゃないの?」と叫んでいました。

結局、1000円は要らないことになりましたが、10日は
かかるようです。

実は火災保険を掛け変えるのに登記表示を念のため取寄せたのです。
思いがけず、転記ミスが見つかって
おまけに終末にかかってしまい、
2度も出向く羽目になり、その間に保険が切れてしまいました。

この間に火災になったら、保険はかかっていません。
その事を説明しても「なるべく早くしますが10日くらいはかかります」
しか、この女性は答えません。
きっと奥の上司も、さっきからこのやり取りを気にしているはずですが
一向に動く気配はありません。

もっと早く保険を切り替えておけば良かったのですが
急に知り合いに保険を頼むことになり
すぐに手続が取れるから、間に合うと言われ安心していました。
でも保険会社を変えたお陰で登記の記載ミスが見つかりました。

火災保険の空白は多少は仕方ないかもしれませんが
どう考えても、法務局の対応は納得できません。
一番最初に電話で記載ミスと調べてくださった事実は何処に行ってしまったのでしょうか?
その上、法務局のミスなのに手続を取る為の費用、1000円を要求する神経は
ナンなのでしょうか?

要するに、これがお役所仕事って言うことでしょうか?