柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

新しい納棺スタイル…勉強会に来ませんか?

2016年10月25日 | エンディングノート


母の最期に、手を尽くしたい・・・・

母に似合うのは着物よりドレス・・・・

祭壇はお宮の様式だけでなく、花いっぱいのものがあるのに・・・・

棺も、骨容器も母らしい品がえらべるのに・・・・

料理だって、母の好みがいかせるのに・・・・


母なら、おしゃれに送りたい、・・・・


お客様の想いは様々です。

儀社は遺族には悔いが残らぬよう提案した方がいいですよね。

それには選択肢は多い方がいいと思いませんか?


新しいスタイルの納棺です。

ほかの部屋で着せ替えて遺族の前に安置するより

遺族の前で遺族とともに着せ替えをした方が、いいと思いませんか?

それには綺麗な所作が必要です。

エンディング産業展でもエピローグ納棺式はご披露しましたが

11月4日、横浜で勉強会をいたします。


エピローグドレス納棺式の動画はこちら!






今回は立ち居振る舞いから指の先まで、きれいな所作を教授します。

指導者は接遇講師で有名な加藤直美さんです。

実際にロールプレイでお教えします。

また小規模化になっている葬儀を、葬儀社としてどう捉え消費者に送る重要性を伝えるかのセミナーも行います。

こちらの講師は柴田典子です。



高齢者施設の看取り後に施設スタッフが行う納棺に*****

葬儀社内での新しい参加型納棺に******

葬儀社から高齢者施設内でのお別れ納棺の提案に*****

葬儀の新しいメニューをお考えでしたら、是非お越しください





エピローグドレス納棺師養成講座の詳細はこちら








葬儀の現場から、高齢者の見守りが必要と思ったのです 1⃣

2016年10月21日 | 老後
昨年末から、オフィス・シバタでは新しいサービスを始めています。

おひとり暮らしの高齢者向け安否確認システムを広めています。

葬儀社の時代には、遺族の心のケアを心がけていました。

葬儀後にお独り住まいの方が多く、葬儀というご縁をそこで終わらせたくなかったし

ケアの会に集まる遺族が元気を取り戻す様子が嬉しく思いました。



そんな時に喪主をされたご婦人が亡くなり、私どもで2度目の葬儀を受けました。

息子さん夫婦は、一人住まいのお母さんをよく訪ねていましたが

急に亡くなり、発見は3日後でした。

横向きで倒れたので体の下半分に死斑が出て、息子さんはとてもショックを受けていました。


また、離婚されたご主人がトイレの中で座ったまま亡くなり

離婚した元の奥様が急きょ喪主になられた葬儀がありました。

もう縁が切れていたのですが、駆けつけたご親族は元奥様を出棺間際まで攻め続けていました。

亡くなって数日後の発見だったので、離婚さえしなければこんなことに・・・というご親族の言い分でした。

はたで見ているのもお気の毒でした。


私の伯母も一人住まいでしたが、夜中に心臓の発作を起こし

一番近くに住む私へ電話をしたのが最後となりました。

叔母の寝床の枕元には、市から貸与された緊急を知らせるペンダントがありましたが

それは使わず、わざわざ電話の番号を押していました。


一人で住む事情はまちまちです。

家族がいない人だけではなく

子供が遠方に住む方も多くいます。外国住まいも珍しくありません。

近くにいても元気なうちは一人の生活を望まれます。

その方が気が楽、と皆さんが口にされます。



葬儀の後には大半の方が一人住まいになります。

その方たちを葬儀社が守れないものだろうか?


何かいい方法はないかと、ずーっと探していました。

そして今、高齢者の方でも簡単に使える安否確認機器を見つけることができました。

長いので、続きます!



「このセミナーは葬儀社の基本になることが詰まっている」…嬉しすぎる評価です!

2016年10月21日 | 葬儀の世界
総合ユニコム主催の事前相談セミナーが11月15日に行われます。

過去に12回開催をしています。

事前相談を学びたい葬儀社さんはすでに何らかの形で受講されていると思います。

おかげで数百人の受講者がいます。

私の立場から考えると、見飽きた題材なのではないか?と思うのです

私自身が、他のセミナーがしたいな、と思うこともあるのですが・・・・・


このセミナーの担当者は違う考えをお持ちなのです。


このセミナー内容は、単に事前相談のノウハウを教えているのではないのです。

葬儀社の持つべき葬儀理念や

葬儀をどう説明するのか

家族葬をどう捉えるか

といった本来葬儀社の基本になることが詰まっています。

だから、担当する自分としては、絶対に葬儀社に受けてほしいものなのです!



と話してくれました。

こんなに私の考えを理解していただいて

講師冥利に尽きますね

ありがたいことです。


葬儀社さんは忙し時期です。

毎日の施行が問題なければ

あえて、時間をとり、お金を使って

勉強しなくても、と思いがちです。


私もかつては、葬儀社の責任者でした。

地域では後発隊の葬儀社でしたが

数年で他社を追い越す施行数を獲得できました。

それは学びとお客様の満足を上げる手法を常に学び続け

社員に広めた結果だと自負しています。

本当に、日夜学べるものを探し、独自の葬儀を模索しつづけました。

多少の費用が掛かっても、学んだことからそれ以上の効果を出す努力もしました。

今思えば、よく頑張ったなー、若かったのなーと勝手に自画自賛です。



全国的にみると大都市の葬儀社さんのセミナー参加は極小です。

人口が多いということは死亡者数も多いので

受注に困らない、ということでしょうか?


地方の葬儀社さんは、熾烈な戦いをしています。

そのためには他社以上の何か?を持たなくてはなりません。

そのために学びの姿勢が強いようです。


6時間研修は、結構ハードですが、どうぞご一緒に!


セミナーのご案内先
http://www.sogo-unicom.co.jp









介護施設でエンディングノートセミナーをしました。

2016年10月12日 | エンディングノート
サービス高齢者住宅でエンディングノート養成担当者セミナーを行いました。

介護スタッフさんが入居者の人生やお考えを知り、より親身なお世話ができるようにするためです。

名前と年齢、お体の状況を知るだけより、その方の歩んできた人生をお聞きすることで
その方の生きざまや価値観をうかがい知ることげできます。

そのうえでの対応や会話は、介護スタッフと入居者の距離を縮めるはずです。

また家族といえども、ご本人の昔話や、ご家族への想いなど、細かい話まで聞いているとは限りません。

なにかの折に、それをお伝えするのも普段お世話させていただいているからこそのご縁ですね。

そしてもう一つ、大きな意味があります。

お世話している介護スタッフさん自身が、入居されている方や、自分や自分の親のためにいろいろな知識を持つことは
とても重要なことです。
周囲の人たちの相談に乗ってあげることもできますもの。

お忙しい業務の中での、勉強会でしたので、短い時間しか取れませんが、月に1回、それを4か月かけて学んでいただきました。

すっかり皆さんとも仲良くなり、最後に記念撮影をしていただきました。

こんな研修を取り入れてくださった事務長さんご夫妻は前向きな姿勢をお持ちです。

「私たちまだまだ学ぶことだらけ、のんびりしていられない!」

と笑顔でお話しくださいました。


こんな素敵な出会いができた事に大感激です!

みなさん、愛媛県の今治で、どうぞあたたかい介護をなさってくださいね!