柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

「すみません」て言ってね

2008年11月29日 | 
電話回線の名義変更をしようと
116へ電話をしました。
対応してくれた男性は
「窓口が違います。×××・・・・×へかけなおしてください
せっかくお電話いただいたのにすみません」と
親切に教えてくれました。

早速、そちらに電話をしたら
女性が出て「名義変更はこちらではありません。
こちらは支払の変更を受けてます。116へ電話をしてください」
というのです。

「でも、今、116にかけたらこちらの電話に
かけるように言われたんですけど?」

「こちらは違うんです。ですから116にかけてください」
を繰り返します。

この方、同じ会社(同系?)の人間が、間違えてお客様に教えた
事実を、なんとも思わないようです。

「という事は、116の方は、私に間違って教えたということなの?」
「そうですね。こちらは支払の変更なんです」

「それは解りました。とにかく、間違って教えられて
私は貴女のところにかけっちゃったという訳ね?」

私もかなり食い下がりました。

ヤット彼女から
「そうなんです。申し訳ありません」という言葉が出ました。

私は利用者で、更に引き続き利用する為に
電話をかけているんですが
間違って教えられて
何度も電話をかけなおさなくてはならない。

その原因は同じ会社の人間にある場合
とりあえず、同じ立場の人間として
謝罪するべき・・・ですよね。
立場を考えられない接客ですよね。


こういうことが度々起こると
その都度、怒っている私は
すごく意地悪なのかしら???と
落ち込む自分がいます。

常識が常識でなくなってきてるのでしょうか?

怒ったり、感心したり、

2008年11月28日 | 世の中
今日は、仏壇がほしいと頼まれたので
仏壇をお届けに行って来ました。

葬儀社にいたころは、仏壇を販売するのも仕事のうちでしたので
よく、ご自宅へ納めにいったんですけどね。

今でも、葬儀全般のお手伝いなので、できる事はお手伝いしたいと思ってます。
80過ぎのおばあちゃんが、仏壇が届くのを待っていました。

設置しながら葬式の話やら、息子さんやお孫さんの話を聞かせてもらいました。
このおばあちゃんは、お店の留守番をします。
そのせいか、きちんとお化粧をしています。
偉いなー。

「おじいさんは耳が遠かったので、私がいないと嫌がるのよ。だから
どこにも行けなかったの」
「顔が優しいでしょ。本当は頑固なんだけど、商売してると
外ズラが良くてね、朝、学校に行く子供たちに手を振るんですよ。
だから、皆にいい人だって言われてね」

愚痴を言ってるような、褒めてるような
なんともいえない、いい時間でした。

でも、おじいちゃんのお葬式には大きな不満が残りました。

葬儀社への不信です。

見積と請求額が大きく違っていました。

会葬者が多くなれば費用も膨らむのは、解るけど
明らかに、了解無の追加商品が増えてる????

葬儀後に自宅に届けられた後飾りの壇は
漆塗りの高級な壇。
茶道具でも置きたいような・・・
おまけに小さな経机までついてました。

そんなことがあちこちで見受けられ
ケンカ状態で支払をしたそうです。

こんなに腹を立てても、遺族はお金を払います。
家族の死に関わることだからでしょうね。
なんだか、割りに合いませんね。

まだ、こんな葬儀社がいたなんて・・・
がっかりです。
この地域では、何十箇所もホールを持っている大手です。
皆さん、事前に葬儀社を調べておきましょうね。

どうやって?

先ず、葬儀社へ行って架空の見積を立ててもらいましょう。
それから、近所でその葬儀社を使った人がいたら、その人にどうだったか
聞いてみることです。
人の噂が一番かも。

午後からは
横浜市内の地域ケアプラザで「葬儀セミナー」を開催しました。
男性も多く参加されてました。
「遺言書は子供の孝行を見て毎年、書き直せ!」
と話したら、笑いと共にうなずきがありましたよ。

ここでは、看護士さんとケアマネージャーさんと社会福祉士さん達が
頑張って地域の方達のお世話をしています。

この一年で、議員は全て、役人も全て、信用できないと思い知らされましたが
地域の現場では、黙々と頑張っている人たちがいるんですね。
ここにくる人たちの笑顔を見てたら、働いてる人の頑張りが解ります。



こんなのどうでしょう?音楽葬の無宗教葬

2008年11月27日 | お葬式
音楽葬って聞いたことあります?
じゃあ、音楽葬に行った事あります?

たぶん、経験ないと思いますが。
あっても、1回くらいでしょう。

それならば、音楽葬を体験してみて下さい!と
「音楽葬儀の模擬葬儀」をしたことがあります。

葬儀の進行に合わせて、音楽演奏を入れていきます。
チェロとバイオリンの生演奏です。

でもさ、架空の葬儀じゃ実感わかないよね・・・
じゃあ、知ってる人にしようよ。
誰?誰?

うーん。
この人じゃない?って想像できて
この人なら、よく知ってる
そう思う人。

遺影写真ではなくて遺影スケッチですが
よ~く見てみると、どこかで見た顔?

映画に出てくる人と似てるけど
赤の他人です。

名前を「トラさん」といいます。
字が違いますよ。
苗字もないです。

この方が、旅から帰ってきて
家族や隣の社長とよもや話をして寝床へ入る
翌日、オバちゃんが起こしに行ったら
布団の中で死んでいたんです。

それで、町中大騒ぎ。
パーと派手なことが好きだった「トラさん」の為に
みんなお別れを言える無宗教の音楽葬にした訳です。

司会者が「トラさん」の突然の死と無宗教の音楽葬にした訳を説明します。

その後、妹さんが
「お兄ちゃんバカね。何で死んじゃったの。又早とちりしたんでしょう・・・」
とお説教のようなお別れを言います。
それが終わると同時に「千の風」が聞こえてきます。

次は幼馴染さんです。
「トラが死んだってよ。嘘つけ!又大ぼら吹いて! な、な、ナンだよ
本当なの?トラさん、又、恋に浮かれて商店街をスキップしてくれよー・・・・」
静かに始まるのは「赤とんぼ」です。

ここでしばらく、歓談の時間に致します。
「トラさん」の思い出話に花を咲かせてください。
その前に「トラさん」に献杯をしましょう。
隣の社長さん、お願いします。
「トラさん。もうケンカできないじゃないか。又、憎たれ口聞いてくれよ。
・・・・・俺は悔しいよ、献杯だ!」

さて、もう1人、思い出を語っていただきます。マドンナさんどうぞ!
「トラさん、あなたみたいな良い方が亡くなるなんて!神様は何を考えているのでしょう。私は悲しくて、めまいがしそうです!・・・・」
ゆっくりと「愛の賛歌」が流れます。

最後におじちゃんが挨拶をします。
「トラは小さい頃から、苦労のし続けでかわいそうな奴でした。
どうしようもない奴でしたが、私らより先に逝くなんて大ばか者です。・・・・
皆さん、最後まで有難うございました」
ジャーン、とトラさんのテーマが演奏されます。

皆さんにはお好きな花を選んでいただき
祭壇の前に挿していただきます。
色とりどりの花畑。これが「トラさん」への献花です。



役者は全員、葬儀スタッフです。
食事は無宗教に似合う
ティー・パーティースタイルです。
会葬者は見学のお客様です。


こんな「音楽葬の模擬葬儀」をしました。
大変好評でした。

面白そうでしょう?
無宗教や音楽葬は、わかり難いですよね。
これなら、楽しんで勉強してもらえると思いますが。

こういう努力、葬儀社がして欲しいですね・・・・。

因幡の白兎が白状した岩

2008年11月25日 | 世の中
なんか、淋しそうな海岸ですが
この岩が「因幡のしろうさぎ」に出てくる岩なんです。

沖ノ島に流されたしろうさぎが帰りたくて、海のわにに「お前の一族と、私の一族とどちらが多いのか、競争しよう。私が数えるから、皆を集めて列を作りなさい」と持ちかけます。
わには、言われたとおり一列に陸地まで並びます。
しろうさぎは、わにの背中をわたって、もうすぐ陸地に着こうとしたとき
「お前達は、私に騙されたんだよ」と嘘をついた事を白状してしまいます。
そこを聞いたわにが、怒ってしろうさぎを捕まえ皮をはいでしまいました。

赤裸になったしろうさぎは痛くて泣いていると、八十神が通りかかり訳を尋ねます。しろうさぎが話をすると、「それなら、海の水に浸って、風邪に吹かれるとよい」と教えてくれました。
しろうさぎは、言われたとおりにすると肌が裂けてひりひりと痛み出し、又泣いておりました。
そこに大国主命が来て、訳を尋ねます。
しろうさぎが、今までのことを話すと「かわいそうに。真水で体を洗い、池にある蒲の穂を敷いて寝ていなさい。必ず治るから」と告げました。
しろうさぎは言われたとおりにすると、痛みは消えて治ってしまいました。
意地悪をした、八十神は八上姫に結婚を申し込みますが
八上姫は、大国主命を選んで結婚したそうです。

という神話です。

で、この岩の所まで来た時に
しろうさぎは、うかつにも本心を白状してしまったのだそうです。

鳥取県の白兎海岸にあります。
わにとはワニザメらしいです。

葬儀セミナーをしています

2008年11月24日 | お葬式
お葬式の事を知っていますか?

普通の方は、知りません。

家族を亡くした経験がないと
葬儀に携わることなんて、ないですものね。

私は10年前から、一般の人向けに
葬儀勉強会とか説明会をしてたんです。

そのときは、葬儀社の立場として
葬儀の価格や、準備の話をしてましたが。
最近では、消費者の立場から
葬儀の話をしています。

そこで、感じるのは
皆さんが持っている葬儀の知識は
間違っていることが多い・・・事です。

病院には指定の儀社がいる・・・とか
亡くなったら、着替えはできない・・・とか
病院から運んでもらうと10万くらいかかる・・・とか
心づけを出さないと、ちゃんと火葬してもらえない・・・とか

人づてに聞いたことが、知識として記憶されちゃってます。

それも、ほんのさわりの部分です。

それで、正しい葬儀知識を知ってもらおうと
セミナーを開くのですが
2時間くらいでは、なかなか話切れません。

皆さんも是非パート2をお願い!と希望されるので
最近では3回に分けてセミナーを準備してるんです。

第1回目は、今時の葬儀事情
      10年前とは大分様変わりしてますからね

第2回目は、自分の葬儀を考える
      自分なら、どう準備したらいいのか?
      要所、要所のアドバイスで作っていきます

第3回目は、葬儀の前と後にすること
      高齢者の生活のキーポイント、
      終末の準備
      葬儀の後の遺族のなすべきこと

これでも、実際には、まだ不足かもしれないですね。
一般の方向けには、ボランティアとして行なってますので
興味がある方は、是非、申し込みください。
オフィスシバタ ホームページはこちらです。

又は、このブログのコメントでも結構ですよ。
でも、神奈川近県ですかね・・


変なお辞儀?が流行です

2008年11月21日 | 
皆さん!気が付いてます?
スーパーのレジにいる人のお辞儀が変なんですよ!!!

スーパーのレジで支払を済ますと
レジの人が、こちらを向いてお辞儀をするんです。
「有難うございました」って言うんです。
これは普通です。
が、両手を胃の前で重ねて、お辞儀するんです。

この手の位置が、不思議なんですけど。

この不思議なお辞儀をあちらこちらで見かけます。

初めて、このお辞儀に気が付いたのは
葬式のアシスタントをする女性です。
きちんと立っている時の手が
胃の辺りで、重ねられているんです。
大阪で気が付きました。

手の位置としてはとても不自然なんです。
でも、そう、教えられているんでしょうね。
みんな、同じように胃の前で手を重ねてます。

そしたら、スーパーのレジの人も同じなんです。
今日、銀行へ行ったら
いましたよ。ここにも!!!
フロアーにお客様案内で絶っている女性が
胃の前で手を重ねています。

「お腹痛いの?」って思っちゃいました。

きっと、これだけ各地で見られるのは
接遇の研修で教えてるんでしょうか???

手の位置は何もしないときは特に難しいんですけど
自然に手を下に伸ばして
無理のない所で、重ねたらいいんじゃないですかね。
普通は足の付け根あたりですよね。

特にレジの人がいちいち、この姿勢でお辞儀をするのは
なんか、こっけいな気がします。
普通にお辞儀すれば、いいんじゃないですかね。
手はいらないんじゃないかなー。
本人達は「したくないなー」と思ってるんじゃないでしょうか?

スーパーの人は結構あちこちで見られます。
銀行の人は、横浜で見つけましたが
皆さんも探して御覧なさい
見つけられますよ!きっと。

お腹が痛そうに、お辞儀してる人。


バナナダイエット、まだ、やってますよ。

2008年11月21日 | sibatanoriko?
バナナ食べてますよ
効果ですか?
正直言って、そんなには出てないです。
体重は1~2キロ減で止まってます。
体脂肪も減ってはきてますが
朝と夜と2%くらいも違うものなんでしょうか?
そんなに短時間で減ったり、増えてりするのでしょうか?

もしかして、家の体重計がこわれてる?

でも何故だか、ジーパンがゆるくなっています。
見た目も少しほっそりとしてきた・・・と思うのですが。

でもとにかく、朝のバナナの効用は調べました。
ここが私のいいところ。もしかして、理屈っぽい所かも。

●バナナ中1本でご飯茶碗半分のカロリー

●アミラーゼは代謝と老化と等質の消化に関わる

●亜鉛は食欲を抑え、過剰な脂肪の蓄積を抑える

●マグネシウムはイライラ疲労を防ぎ、便通改善

●カリウムはむくみ改善、中性脂肪分解

●フラクトオリゴ糖は腸内環境を整え便通改善

●食物繊維は脂肪の蓄積を抑え、便のかさを増やし、コレステロールの排出を促し
 (バナナ食物繊維は代表的な水溶性なのだそうだ)
●ビタミンEは抗酸化作用があり、血流改善、坑肥満成分の関与

●ビタミンB群のB6はフルーツの中でも豊富で糖質、脂質、たんぱく質の代謝
 女性ホルモンのバランスを整える
●ビタミンCは甲状腺ホルモンの生成、脂肪燃焼、ストレス食いを防ぐ

●ヒスチジンは脳の満腹中枢を刺激、脂肪の分解を促進

●トリプトファンはストレス緩和、快眠

●坑酸化成分は老化、病気の元凶といわれる活性酸素の害を防ぐ

などと書いてありました。
これは、簡単に書いたので、正確な表現ではないけど。

なんだ、なんだ!!!
これって、優れものじゃない。
食べないより、食べたほうがいいよねー。

とにかく、朝、バナナを食べて悪い事はなさそう!
と言うより、結構調子が良い!

そんなわけで、珍しく、まだ続いております。

ちなみに、熟してないとダメです。
お水をたくさん飲むこと。
これが大事です。

チョット変わった、お葬式の花飾りでーす

2008年11月19日 | お葬式
寺院でのお葬式をプロデュースしたものです。
本堂を使用したので、境内の飾りに一工夫しました。

外の葬儀でよく見るのは
竹が組んであったり、岩があったり、水車があったり。
一般に庭飾りと言われます。
見たことあるでしょう。

このお寺は横浜駅の近くにあり
街中では珍しく、本堂の前が、ゆったりとした広場になっています。
写真でもわかるように、全て石畳になっています。
周囲には草木がありますが
広場は何もありません。

この広々としたシンプルさを活かしたいと思いました。

焼香の列ができる処に
白菊で大きな円を作りました。
直径80センチです。
土台は黒く塗りつぶしたベニヤです。

中央には、故人の経営理念を掲げました。
足元は、花ではなく
菖蒲の葉だけを立てて
真ん中にピンクの胡蝶蘭を置きました。

この案を出してから3日くらいの猶予です。
お花屋さんにスケッチを持ち込み
それから、3人の若者が
ホームセンターに行き、花バサミではなく
ノコギリ片手に、頑張って作ってくれました。

実はこれでけではなく、入口の檜看板の前には
大小の菊の球体を5個ほど作ってもらっています。
ちょうどマリが転がっているように飾りつけします。

焼香台の両脇にも直径60センチくらいの特大の菊の球体を
置きました。
ここのイメージは門燈です。
細長い円柱の上に菊の球体が乗っています。

どれも白菊の花だけを使用しています。

ここの花屋さんは
私がいつも難題を持ちかけるので
苦労ばかりしています。

・・・が、すごく表現が上手です。
30代の男性が3人がかりで奮闘してくれます。
私の下手な絵だけで、私の欲しい物を作ってくれるのです。

でも、嫌われてませんよ。
彼ら曰く、「なんだか、楽しい!」そうです。

ご遺族が、到着されて庭を見た途端
「上品にしてくれて」と言っていただきました。

これを少し変えて、真ん中に棺を置けば
普通の葬式に使えますね。

供花はやめて、こんな花飾りを祭壇の変わりにしても
ステキじゃないですか?


世界にたった1冊の本

2008年11月18日 | 私の半径100メートル
お嫁に行く時に、両親にプレゼントをします
今まで育ててくれた感謝をこめて

自分の生まれた時から、嫁ぐ日までの
写真と思い出を、たった1冊の本にして
両親の元においていきます

こんな本を作っている方と会って来ました。

私がお願いしたのは
出産祝いにプレゼントする、赤ちゃんを迎えた喜びの本です

赤ちゃんが生まれてから、3ヶ月までの写真と
パパとママのメッセージを
本にしてもらいます

そして、もう1冊、本を作ってもらいます
それは82歳の母へのプレゼントの本です

母の姉が亡くなり、母の実家の家系は途絶えました
子供のいない伯母だったので、そうなる事はわかっていたのですが
高齢の母には、とてつもなく淋しいようです

伯母の家の片付けをしていたら
古い写真が一杯出てきました
残しておいても、知らない人の写真は
いずれ処分されてしまいます

何百枚もの写真を持っているより
母の記憶にある写真を選び
本にしてもらうことにしました

母の祖父母からの写真です
明治の初期の写真は私にも珍しものです

そうだ、母と私と弟、妹の分で4冊作くろう!

今日の午後
本つくりをお願いする方に会って
写真と資料を渡してきました

その方は色々なアイデアでいろいろな物を
作っています

お金儲けは別の仕事でして
本作りは、儲け無の仕事です
世界にたった1冊の自分だけの本を作ってあげたい
ただ、それだけで受けています

だって、楽しいんですよ

それが、その方の答えでした

知り合ったのは
もう4年くらい前になりますけど

ずっと、ご無沙汰していて
つい、この前、連絡を取りました

今でも、思いは同じです

ステキな人はステキなことができるんですね

出来上がりが楽しみです。

ちなみに、本1冊の値段は
中身によっても違いますが7000円~12000円くらいです

プレゼントにちょうど良い値段でしょう

いずれ、ホームページでも紹介しますねー

亡くなった赤ちゃんの生まれかわり?

2008年11月17日 | 不思議
先日、はっ!と気がつた事があります。
前に産婦人科の池川先生の「胎内記憶」の話をしましたね。
その一連で、流産や死産した赤ちゃんの話しをしました。
その中に、「又、ママの所に帰ってきて」と語りかけると
帰ってくることがあると、本に書いてありました。
そのときは、印を残すことがあると書いてありました。
予定日が一緒とか、亡くなった日に生まれてくるとか・・・

実は私は結婚してすぐに妊娠しました。予定日が3月22日でした。
自分の誕生月だったので、覚えているんです。
でも、3週間後には流産してしまいました。
8月22日でした。
お腹が痛くて前夜に入院してました。その病室は22号室でした。
とても赤ちゃんが欲しかったので、しばらくは落ち込みました。
それから1年間は、自分なりにお地蔵様にお参りしてました。

3年後に妊娠し、予定日が6月22日と言われて、ビックリ。
今度は無事出産しましたが、6月22日でした。
そして、病室は22号室です。(流産した病院とは別の病院です)

この子が幼稚園に入る頃は、まだ子供が多く、簡単な試験があって
そのときの受験番号が22番。
小学校に入る前の就学時検診で首に下げてもらった番号が22番。

リトルリーグに入って貰った背番号が22番でした。

あまりに続く22の数字に奇妙な感じはしましたが
きっと最初の子が、守ってくれてるのかな・・・と思ってました。
その後、22番はあまり出てこなくなり、すっかり忘れてました。

その事を先日思い出したんです。
それも本を読んでしばらくたってから。

池川先生の本は10冊近く読んでいるので
どの本に書いてあったのか、思い出せません。

でも、確かに読んだ記憶がある。
その事を、急に思い出したんです。

もしかしたら、亡くなった子が生まれ替って来てくれたのかな?
こんなにサインをたくさん出してくれたのに
この年になるまで、気が付かなかったのかも。

こんな事を考えて、急にドキドキしているこの頃です。



ホスピスで亡くなった方の話

2008年11月16日 | 尊厳死宣言とは
先日、緩和ケアのコメントを頂きました。
癌治療だけでなく、病気治療中の痛みを患者は我慢してしまうんですね。
病気を治しているのだから痛みがあってもしょうがない・・・と
でもそれは、本来の病気より辛い場合も多いようです。
つい数日前の新聞にもそんな記事が出ていました。

癌の末期になると、緩和ケアが考えられます。
ホスピスは緩和ケアを行う所です。
癌の治療はせずに、痛みを和らげる処置のみをしてくれます。
死期が迫った人が、安らかな時間が過せるように配慮してくれます。
家族も一緒に過すこともできます。

随分前になりますが、あるホスピスの講演会に行ったことがあります。
そのホスピスでの患者さんの様子や
亡くなった後のご家族の追悼集会の様子を聞きました。

そこには、死期が迫らないと入院できません。
確か3ヶ月が目安です。
病室は自宅のように私物が持ち込まれていて
着る物も自由。家族も寝泊りが出来るそうです。
そして、痛みをとることに専念し
その他は、何をしても自由だそうです。
ホスピス内にある教会で自由に祈ることが出来
牧師さんが宗教を超えて、話し相手をしてくださるそうです。

皆さん、穏やかに死を迎えると聞きました。
まさしく、尊厳死ですね。
尊厳死宣言の内容も、このホスピスの信念と同様だと思います。
癌だけでなく、他の病気でもこんな死が望ましいと思うんですが。
ホスピスはがん患者しか入れないと聞きました。

そこのホスピスで亡くなった方の葬儀をお受けしたことがあります。
ホスピスにいる間に牧師さんの話を聞き
心静かに死を迎えられたそうです。
まだ、40代の男性でした。

亡くなる前に自分が死んだら、あの牧師さんに葬式をしてもらいたい
と、言い残されたそうです。

奥様は、そのとおりにキリスト教での葬式を依頼されました。

牧師さんと通夜の前に打合せをしているところに
故人のご両親や親族が到着されました。
故人のお父さんは、菩提寺の檀家総代でした。
キリスト教の葬儀はもちろん反対です。
しかし、息子さん本人の遺言でもあり
すでに準備が整っていた為、事を荒立てた訳ではありませんが
険悪な雰囲気が漂っていました。

しかし、葬式が終わったときには「お世話になりました」と
帰っていかれました。
地元で、葬儀をし直すそうです。

宗教の問題はそう簡単に解決できたり
譲ることのできない問題です。
奥様は、問題を抱えることを覚悟で牧師さんにお願いされたと思います。
それだけ、ホスピスで過されたご主人の時間が
意味深いものだったのでしょうね。

そのホスピスでは、皆さんが亡くなるはずですが
過去に1名だけ、元気になって退院した方がいるそうです。
信念を持って「野菜スープ」で癌を治すと
毎日スープを作り続けて頑張った方だそうです!

老人ホームを考える

2008年11月14日 | 老後
今日の東京新聞に「老人ホームでワンルーム暮らし」
に記事が掲載されました。
女優の有馬稲子さんが、老人ホームに入居した記事です。
「家族がいないし、いつも1人で生活していたいので決断した」
とコメントがありました。
その他にも
山城新伍さんが介護老人施設で闘病生活
同様の施設で市川右太衛門さんが亡くなり
老人ホームの入居寸前に死去した山岡久乃さんなど
芸能界でも老後の問題に関心が高まってきた。
と書かれています。

これから先は
老人が多くなり、ますます老後をどう生きていくのかが
問題になってきます。
夫婦2人の生活だって、どちらかが亡くなれば1人暮らしになってしまいます。
子供がいても、事情があって同居できない人も多く
事情が無くても、子供に迷惑かけたくないと独居を望む人も多いのです。

事実、私の両親も現在夫婦2人で住んでいますが
この先、老人ホームの事も考えているようです。
子供と一緒に暮らすことが幸せとは言い切れない・・・
確かに、両親を見ているとそんな気がします。
きっとどこかに遠慮があったり
妥協できない自分がわかるのでしょう。

親だけの問題じゃないのです。
私だって、今1人になったら、子供との同居は望みません。
やはり、老人の施設探しを先ずするでしょうね。
今は、何とかできても
先々のことを考えたら、安心を確保したくなります。

そう考えると
老人ホームは誰の身にも、降りかかってくる問題なんですね。
老人施設だけでなく、介護施設も兼ね備えてないと
終の棲家とは言えないでしょう。

そうだ、老人ホームについても
もう少し、情報を集めてみる必要もあるぞ

エンディングデザインコンサルタントとして
そう感じました。

ところで、私の肩書きは
エンディングデザインコンサルタントなんです。
知ってました?


おばあちゃんの原宿

2008年11月11日 | 私の半径100メートル
東京の巣鴨に「とげぬき地蔵」があります。
巣鴨は、おばあちゃんの原宿として有名になったのをおぼえてますか?

長い商店街が続き、両側にはお店が一杯。
シャッターを下ろしている店なぞ、見当たらず
今では珍しい、元気な商店街です。

「とげぬき地蔵」と言う名所があるから?
でも、日本全国、名所を抱えた商店街はあるはず。
何で、元気なの?

おばあちゃんやおじいちゃんが安心して歩けるのだ
と、判明。

お年寄りに、ターゲットを絞ってる、完全に!

考えれば、高齢者社会で、どこもかしこも
お年寄りが多くなったのに
町を見てみれば
若者好みの店ばかり。

おばあちゃんが入りたい店など無い。

この商店街は、端から端まで
どの店にも入れる雰囲気がある。

値札は大きく書いてあり
店員さんはおじさんとオバサンばかり。

おまけに、無駄話ができて
優しいときたもんだ!!!

おばあちゃんもこれなら、安心、安心。

おばあちゃんが来るなら
おじいちゃんは、ちゃんと後を付いてくる訳。

だから、いつも人が一杯。

地下鉄三田線の階段の隣には地上までエスカレーターが付いてます。
ところが、えらくスローなエスカレーターなの。
これなら、慌てないで乗り込める。なるほどねー。

そのエスカレーターで地上に出たら、
シルク専門店「絹の店 絹康屋」がありました。
値段は手頃で、軽くて、きれい。
おばあちゃんだけでなく、誰でも着れそう。

絹の下着や腹巻まであるし
男性のトランクスも。

そこの店員さんが(皆、60以上)が
お薦めの「通夜スタイル」が上の写真です。

こんなに、高齢者が多くなったんだから
どの街も、お年寄り向きのテーマパークみたいな街作りを
考えたら、いいんじゃない???



不思議な体験

2008年11月07日 | 悲しみのケア
今日は、友人に会ってきました。
去年、ご主人が亡くなっています。

以前より、少し元気になったみたい。
お嬢さんに赤ちゃんもできて、大忙しのようです。

周りからは、ご主人の生まれ変わり?といわれるそうですが
彼女に聞くと、「そうは思わない」と意外な答えが帰ってきました。

「確かに顔は似てるけど、血がつながってるんだもの、当たり前よね」

そりゃー、そうですよね。
冷静なんだな~。

でも、こんな話しが出ました。
「最近、怖いことがおきるのよ」

誰もいないのに、仏壇のリンがチーンとなる。
酸素ボンベをつけて歩く音がする(病院でご主人は酸素ボンベを使用)
「もういいよ」という声が聞こえる

こんな事が、何回もあるそうです。

そんな馬鹿なことがある訳が無いと否定していますが
彼女も家族も実際に体験しています。

私は、そういうこと、あると思っているので
否定しません。

池川先生の胎内記憶にも、書かれています。
「お母さんのお腹に入る前は、雲の上で神様と遊んでいたの
 世界中の女の人を見て、お母さんを決めたら、神様に言いにいく
 その時に、死んで帰ってきた人も、神様に何をしてきたかを話す為に
 並んでいるの」
胎内記憶を持つ子、雲の上の記憶を持つ子、前世の記憶を持つ子の話が
たくさん出てきます。

これを聞いて、やっぱりそうなんだ!と思いました。

葬儀の仕事をしていると、不思議な事がたくさんあります。
こんな事をいったら、変に思われると、なかなか口に出せませんでしたが
今は、当たり前と思っています。
葬儀の仕事で、不思議な体験をしている人は、山ほどいます。

誰もいない部屋で「チーン」と音がして、それを皆で聞いているなら
「今のは、一体何?」と追求しても、答えは見つかりません。

感じた気持ちを、科学的じゃないと否定するより
お父さんが、心配してくれている
ありがとうって、言ってくれてる
と、思ったほうが、家族を亡くした人には
納得しやすいのではないでしょうか。

空耳だ!!と声を張り上げることもないと思います。

私は、亡くなった方が「物体」と思って仕事をした事はありません。

「失礼します」「動かしますよ。ごめんなさい」
「少し辛抱して下さいね」
と語りかけながら、お葬式を行なっています。

亡くなった方の想念(心)がまだ、そこにあると思います。

友人にも、そんな話しをしました。
「ご主人が亡くなって一年たって、あなた自身の生活が
 少しずつ始まっているでしょう。だから、ご主人がもう自分の事は
 悲しまなくてもいいよ・・と言ってるのかも。
 でも、忘れないで欲しい、時々思い出してと思ってるみたいね」

こんな仮の答えでも、空耳よ・・・よりは心が和みます。
私は心底、そう思ってますけど。







ホームページが半分出来ました。

2008年11月06日 | sibatanoriko?
オフィス・シバタのホームページが
半分ほど、出来上がりました。

アドレスは http://shibatanoriko.net/ です。

トップページの色合いが、とても気に入ってます。
写真も本人より上出来です。
ロゴマークも優しい感じがあります。

葬儀の仕事をしてきて
あれもこれも、と考えることが一杯ありましたが
どう、皆さんに伝えたらいいのか?解りませんでした。

私の想いを形にしてくれたのが
今回のホームページを作ってくれた方です。

この方は、私の息子のような年頃ですが
色々と、未知の世界を教えていただきました。

このブログを薦めてくれたのも彼です。

お陰で、インターネットの面白さを
少し、実感できました。


中身はまだまだ不足ですが
少しずつ、書き足していきます。