柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀に関するアンケートの続き5

2011年11月29日 | お葬式
NPO法人が全国で行っている葬儀勉強会の参加者から頂いたアンケート結果をご紹介しています

葬儀社を選定するにあたり、重視することは何ですか?(複数回答)

1 費用の安さ・・・・・・・・41.5%
2 担当者の対応の良さ・・・・29.6%
3 立地条件・・・・・・・・・23.1%
4 見積の出しかた・・・・・・22.9%
5 葬儀プラン・・・・・・・・22.4%
6 親族の意見・・・・・・・・11.8%
7 会員割引制度・・・・・・・ 8.5%
8 互助会・・・・・・・・・・ 6.1%
9 寺・神社の意見・・・・・・ 3.9%
10 知名度・・・・・・・・・・ 3.3%

1位の 「費用の安さ」は当然の意見ですね
価格の低廉化とはいえ、決して安い買い物とは言えません
誰でも、価格が高くて目安が見えにくい買物には
「安く」が大前提になりますね

2位に 「担当者の対応の良さ」が来ました
お客様は見ているんですね・・・
担当者によって、葬儀は良くも悪くも、なると
葬儀社ではなく担当者、と限定しているのは
葬儀社でも担当者の力に大きな差があることを示しています

3位の 「立地条件」もうなずけます
自宅での葬儀はやはり遺族には負担が大きいですね
親族が集まる部屋も、車の駐車スペースも確保が難しいのは事実です
やはり会館での葬儀は魅力でしょう
でも、それよりも
担当者の対応が上位に来ていることを
ゆめゆめ、忘れてはなりません

4位の 「見積の出しかた」は葬儀社にとって意外な答えではないでしょうか?
見積は出しています!と胸を張っているのでは・・・

葬儀社の解り易い見積もりは、とても稀です
ほとんどの見積は説明がないとわかりません
これを見積と言えるでしょうか?
もっと解り易いものに改良しないと

これは今後の葬儀社の大きな課題です
いつまで祭壇一式という祭壇ありきの見積書を使っていくのでしょう?
まして、そのくくりは各社がバラバラで、葬儀社間の見比べも困難です


5位の葬儀プランも葬儀社にはピンと来ないかもしれませんが
お客様は、もっと選択したいのだと思います

一つ決めれば、すべてが決まります、を望んではいないし
どんなことができるのか
どんな提案があるのか
そこが欲しいのではないでしょうか?

葬儀プランとは、価格別のプランという事ではないのです

7位8位10位は
葬儀社が「これが囲い込み」と錯覚しているものばかりです

こういうアンケートは貴重です

いかにお客様の望むものと
葬儀社が揃えているものが違うかが解ります

このギャップを早く埋めてほしいものです



いのちを見つめる集いの講演に

2011年11月26日 | 葬儀の世界
仏教ホスピスの会が主催している
「いのちを見つめる集い」に講師としてお招きいただきました

東京都文京区白山にある心光寺で、30名ほどの方が集まりました

演題は
「葬儀コンサルタントが進める後悔しないお葬式」というものです

基本的な事からお話を始めました
1、何のために葬式をするのでしょう?
  社会的告知のため
  遺体処理のため
  故人の対応のため・・宗教者の役割、そして遺族の役割
  遺族対応のため・・・葬儀社の主とする役割

2、グリーフワークがあること

3、以前の葬儀事情

4、最近の葬儀事情
  迷惑かけたくない
  死は身近な者だけが関われば良い
  無駄な事はしたくない
  ・・・これらは告知の拒否、会葬の拒否に繋がり、本当にこれで良いのか?

5、葬儀社の対応は
  家族葬、直葬のセット化・・・葬儀メニューの小型化で遺族の選択肢はない
  見積、価格表の形式的な明確化・・・遺族には依然としてわかりにくい

6、家族葬について
  一般葬と家族葬の見極め、長所短所
  
7、葬儀価格の見方、考え方
  家族葬は安い、人数が多いと高いの真相

8、故人、遺族、会葬者の満足を高める葬儀式


講演後に
「語り合いの会」が催されました
その場でわかったことですが、聴講者の中に
ご住職が数名いらっしゃいました
皆さんに交じって、活発な話し合いが行われ
質問も多く出ました

このところ、仏教関係の会に及びいただく機会が増えました

この会は、毎月1回、開催され
多方面の講師が招かれています

1回500円の参加費です

色々なお話を聞くことができ
大変勉強になります

いいご縁を頂きました

血糖値にシナモン!

2011年11月24日 | 私の半径100メートル
数年上がり始めた血糖値にシナモンが効くとわかり
半年間飲み続けています

毎月少しずつ下がりはじめ、今月の検査では大幅に
A1Cが6.5から6.2になりました

まだ高めですけど
シナモンが効いているのでは?と感じています

父の親族は血糖値が高い人ばかりで
私もご多分にもれず、高くなってしまいました

食べ物はカロリーより炭水化物の量を気にしています

お蔭で焼肉も、ハンバーグも、とんかつも割と平気で食べています

その代わりに
ご飯やパンや麺類等を少なくしています

でも実際は量を少なくしても食べていますね
シナモンは毎日欠かさず飲んでいます

どんな形でとってもいいのでしょうが
コーヒーにも紅茶にも牛乳やヨーグルトにふりかけています
トーストにもマーガリンの上に振ります

偶然に下がったのかも?
とりあえず、もう少し続けてみます
簡単なので・・・


前回までアンケート結果をお知らせしてましたが
検査結果にびっくりして
アンケートはお休みしました

また続きを書きます

葬儀に関するアンケートの続き4

2011年11月20日 | お葬式
NPO法人ライフデザイン研究所が全国で「葬儀勉強会」を開き、そこで得たアンケート結果です

葬儀社の探し方について教えてください(複数回答) 
                                  
生前時      
①生前の相談は考えていない・・・14.6%
②葬儀相談機関・・・・・・・・・12.0%   
③親戚、友人、知人の紹介・・・・11.1%  
④葬儀社の広告チラシ・・・・・・10.1%   
⑤インターネット・・・・・・・・ 6.1%   
⑥寺、神社に聞く・・・・・・・・ 5.2%    
⑦町内会、自治会に聞く・・・・・ 5.0%    
⑧タウンページ・・・・・・・・・ 3.1%    
⑨病院の紹介・・・・・・・・・・ 3.1%  
⑩携帯サイト・・・・・・・・・・ 2.7%     
⑪看板・・・・・・・・・・・・・ 2.4%  
⑫その他・・・・・・・・・・・・ 6.8%   


死亡時
①親戚、友人、知人の紹介・・・・17.8%
②葬儀社の広告チラシ・・・・・・13.5%
③葬儀相談機関・・・・・・・・・13.0%
④病院の紹介・・・・・・・・・・10.7%
⑤その他・・・・・・・・・・・・ 9.8%
⑥インターネット・・・・・・・・ 6.9%
⑦寺、神社に聞く・・・・・・・・ 6.3%
⑧町内会、自治会に聞く・・・・・ 5.0%
⑨タウンページ・・・・・・・・・ 4.2%
⑩看板・・・・・・・・・・・・・ 1.4%
⑪携帯サイト・・・・・・・・・・ 0.6%


生前時の1位が
「生前相談は考えていない」です
勉強会に出席する人の中で「身内に容態の悪い人がいる」と答えた人は6.3%ですから
ほとんどの方は、身近に死の予感がなく、相談をする必要性を感じないでしょうね

「葬儀相談機関」「親戚、友人、知人の紹介」「葬儀社の広告チラシ」は
生前でも死亡時でも上位に入っています

廻りに葬儀をあげた経験者がいれば、その人の体験が(推薦が)一番信頼を感じるのでしょう
体験者の声は大きいです
口コミが大きな効果を生んでいることは間違いがありません

しかし、最近葬儀を体験した人がいない場合は
葬儀社を自分で選ぶのが困難で、葬儀相談機関に頼るのが見えます
これには「もし信頼できなければ、葬儀社を変えられる」という考えもあるのではないでしょうか
葬儀社は一度連絡を取ったら断れないイメージが強いのですね

確かに亡くなって、翌日に通夜をする日程では
「ぶっつけ本番」になり、葬儀社を途中で変えるわけにはいきません

葬儀社が本当に信頼を得たいなら
遺族が葬儀社を選べる自由を与える事も、いい葬儀社の証です
「亡くなったら、まずご相談ください。当社の施行プランに納得ができたらご依頼ください
それまで、故人様は遺体管理はいたします」
そのくらいの公正さが、欲しいです
この場合、ご相談料と遺体管理料は多少頂いてもいいと思いますよ


さて、次に根強いのが葬儀社の広告チラシでした
家族の死を感じているときに広告が目に付いたら、一応は保存する、という事ですね

インターネット、は地域差があると思いますが
やはり駆使できるのは世代がもう少し若いという事かもしれません
葬儀勉強会に来る人の大半は60~70代です

タウンページは、効果が薄いようですね

広告媒体はそれなりに費用が高くつきます
頻繁に折り込みチラシが入ってくるのも、葬儀社がいかにも儲かっている様な
イメージがぬぐえません
配布のタイミング一つで、品位を感じさせる事もあります


やっぱり地道ですが、一つ一つの葬儀内容を高め(お客様視点からの、です)
満足度を上げるのが、基本にありますね

その時に、会葬者の評判も同じくらい重要になります。


皆さんも葬儀に行くときには、
この葬儀社は、清潔か?
皆が親切か?
全員が挨拶をするか?
気配りができているか?

普段から通りがかりの人や近所に気を使っているか?

そのくらいは、見ておきましょう
いい葬儀社を選ぶ基本です

それらができていれば
大概は、価格もきちんとしているものです

 

葬儀に関するアンケート3

2011年11月19日 | お葬式
葬儀にかける費用はどのくらいとお考えですか?

今回もNPO法人ライフデザイン研究所のアンケート結果です

①~30万円・・・・・・19.9%
②~100万円・・・・・19.4%
③解らない・・・・・・・15.3%
④~150万円・・・・・15.2%
⑤~200万円・・・・・11.4%
⑥~50万円・・・・・・10.2%
⑦300万円~・・・・・ 6.2%
⑧~80万円・・・・・・ 5.5%
⑨~300万円・・・・・ 5.3%


上記の結果を大まかに分けると

100万円以内・・・46.0%
100万円以上・・・38.0%
不明・・・・・・・・15.3%

となります

普通の葬儀を考えている人と
少人数の家族葬や直葬を考えている人とでは
費用の開きが出るので一概には判断できませんが
100万円を境に考えると
同じような割合に見えますね

また、この中にどこまでが含まれるかも解らない
葬儀社費用だけか、付帯費用や寺院費用も含むのかによって
違いが出ます


葬儀のように見込み価格が見えにくいものは
比較的抑えめの価格をあげやすいですね。

日本の葬儀は純粋な式典費用だけでなく
大きな祭壇や料理、返戻品が含まれるので
どうしても高額になります

葬儀の基本部分と言えば
搬送~安置~搬送~火葬(直葬)と考えられるので
それだけけなら他国並みの30万円でも可能と言えます。

この直葬が10万円以下で出来るというのは、適正価格とは言えません。

最低でも2日間、4人以上の人権費がかかりますし
設備費や規定の搬送料金も加算が必要です

葬儀社の社員は優遇されていると思われがちですが
昔とは違い、厳しい労働条件の葬儀社も多いのです

葬儀に関するアンケートの続き2

2011年11月16日 | お葬式
NPO法人ライフデザイン研究所のアンケート結果の続きです

どのような葬儀をお考えですか?

①家族葬・・・・・・・・・・48.9%
②一般的な通夜・告別式・・・22.3%
③密葬・・・・・・・・・・・・7.9%
④火葬のみ・・・・・・・・・・7.0%
⑤一日葬儀・・・・・・・・・・4.2%
⑥音楽葬・・・・・・・・・・・3.3%
⑦社葬・お別れ会・・・・・・・0.7%
⑧その他・・・・・・・・・・・1.9%

この結果を見ただけで
家族葬が今後も主流だ!と考える葬儀社や皆さんは多いでしょうね

これは葬儀を経験するまえの方のアンケートです
いざ、死に直面すると結果は又、違ってくるかもしれません

家族葬に不特定多数の会葬者が見えれば、これは一般葬と考えることもできます
確かに、会葬者数は減少してきていますが
家族葬の捉え方に、地域差ができています
家族葬でも100人近い参列があったり、
町内や村の関与を嫌って家族葬、と名乗っている地域もあります
家族葬と、一般葬の区別があまりありません

密葬と火葬のみも知っている言葉の違いからくるものでしょう

ただ直葬、と言われるものが多くなるのは理解できます
家族のいない方が増えてくるのは間違いありませんから

私個人としては、故人と関わりがあった人には
死を知らせて、参列はその方に判断してもらい
悲しみを家族と共有して頂けたら、一番いいなー、と思っていますが・・・・


葬儀に関するアンケートです

2011年11月13日 | お葬式
葬儀社向けのセミナーで
一般の方々の葬儀に関するアンケート調査を示して
葬儀社と一般の方の意識のギャップを説明しています

アンケートはNPO法人ライフデザイン研究所が
2007年~2010年にわたり、全国で葬儀勉強会を開き
そこで6630人にアンケートをとった結果です

回答年齢は60代が35.2%,70代が35.2%と大半を占めています

葬儀勉強会に出席しようと思ったきっかけは?(複数回答)

①知識を深めたい・・・・・・・46.8%
②自分や配偶者のために・・・・41.8%
③情報収集・・・・・・・・・・26.6%
④高齢者がいる・・・・・・・・20.0%
⑤実際に葬儀を経験して・・・・11.4%
⑥身内に容態の悪い人がいる・・ 6.3%
⑦その他・・・・・・・・・・・ 2.8%

この結果を見ると
葬儀の情報が欲しい、ということ人がいかに多いかわかります

やはり葬儀は未だに、よくわからない世界なのですね
60代、70代の女性は
夫の両親
自分の両親
そして
寿命から考えれば
自分の夫と、5人の人を送る可能性があります

親の近くに子供たちが、住んでいるとは限らず
親の世代も、嫁より自分の娘に世話をしてもらいたいと思う人が増えているそうです

この年代になると親の死を考えながら
同時に自分たちの死も考えるようになります
どちらが先に逝くか、解らない年になっているからです

だから、機会があれば知識を得たいと思うのですね

そして、次の質問は
葬儀、仏事に関することで、『不安』だと思うことを教えてください(複数回答)

①葬儀費用・・・・・・・・・・39.8%
②死亡後~葬儀後の流れ・・・・37.3%
③葬儀社選択・・・・・・・・・33.5%
④知識不足・・・・・・・・・・33.2%
⑤宗教者のお礼・・・・・・・・31.7%
⑥葬儀後の手続き・・・・・・・28.8%
⑦安置先・・・・・・・・・・・16.3%
⑧宗教者の手配・・・・・・・・14.1%
⑨遺産相続・・・・・・・・・・13.8%
⑩墓地・・・・・・・・・・・・ 9.4%

葬儀そのものだけでなく
宗教者や
死にまつわるいろいろな手配、手続き
自分が動くべき内容など
多岐に渡る不安がみられます

この不安は、一体、どこで聞いたらいいのでしょう
きっと、聞く場所さえ見当がつかないのではないでしょうか

マスコミで常時取り沙汰されている、とはいえ
自分の欲しい情報がうまく聞き込めるとは限らないし

もしかしたら
あのマスコミの葬儀情報も
目にしたり、買いあさっていたのは
騒がれていた葬儀社自身で
一般の方たちは、ごく一部の方しか
見ていないのかもしれない・・・と最近になって
思い始めました

こういう不安は
地元の葬儀社に気軽に聞ける環境ができていると
いいですね

わざわざ「葬儀勉強会」などと、名付け無くても
買い物ついでにちょっと寄って聞けるように
なると良いですね

フェイスブックページができました

2011年11月11日 | 葬儀の世界
当社のアシスタントがフェイスブックをしています

私は使いこなせそうもなく、ただ見聞きするだけですが・・・

そこに
「葬儀総合サポート オフィス・シバタ」
の頁を作ったそうです

「ブログで書いて!」といわれるままに書いてます

そして
「いいね!」と押して下さいと、横で叫んでいます
皆さん、どうそよろしくお願いします


インターネットの威力はすごいものだと思います
ブログにもホームページにも
知らない方が、ご意見や質問を下さいます

出先で初めてお会いしたのに
ブログのファンです、といわれる事も多くて
こんなに遠くの人が見ていただけてるのか、と
驚きと恥ずかしさと、そして少し恐怖を感じます

これがインターネットなのか・・と


葬儀社の後継者の方々は、今の現状に不安が一杯なのですね
よく、ご質問を受けます

親の代とは違って、厳しい状況になってきている・・・
一昔前なら、黙っていても地域の葬儀は依頼されたけど
今は競合が多く、施行数も減少気味
この先の不安を抱えている
各地の葬儀社の若手経営者は悩んでいます

競合が大手であれば、勝を狙う事は非常に困難ですね
施設も設備も、人員数も追いつくはずはありません

でもね、遺族も、親族も、会葬者も、お手伝いの方も
全て人対応なので、この人達が「良いね」と思って頂けたら
選んで頂ける可能性は大です

勝を狙うのではなく
価値を狙えばいいのです
何が「良いね」なのか?を考えればいいのです

大変だけど、面白いと思いません?

それを一緒に考えますよ
フェイスブック宜しく!










広島焼きにうどんが入ってました

2011年11月09日 | 私の半径100メートル
広島のお好み焼きは焼きそばが入っている

そう思ってました

広島でお好み焼き屋さんに行ったら
そばと、うどんが選べるようになっていて、びっくりしました

うどんもアリなんですね
そういえば、焼きそば、と同じように
焼うどん、がありましたね

食事をする時に
いつも食べ始めてから
写真撮れば良かった、と思い出します

そんな訳で、今回も半分食べてから
慌ててとりましたので
なんだか、綺麗じゃなくて・・・
広島の方、美味しそうに見えなくてすみません


入った店は混んでました
店内にも3組位が待っていて
店の外にも、大勢並んでいて

やっと席に案内されて、
ふと、隣を見ると
5人の女性グループが食べ終わっていました
一人が電卓でお勘定を割り振っているようです

ところがこの作業が長い、長い、
急がず、周りも気にせず
ゆっくり、ゆっくり電卓に向かっています
グループの人たちも
穏やかに待っています

私は並んでいる人たちが気になって
「早くしてあげればいいのに・・・」と
一人で、勝手に気をもんでました

次の順番を待っているのは子供連れの家族です

時間はちょうどお昼時

隣の人たちは
私くらいのおばさんグループなんですけど
うーん、
何とかなりませんかね~

10分以上も電卓たたいてましたけど・・・

ギフト展示会が、尾道でありました

2011年11月06日 | 香典返し、返礼品
尾道は雨に降られ薄く靄がかかっていました

ギフト展示会の会場で、セミナーをさせて頂きました

葬儀社の揃えているギフト商品は、もう少し工夫されてもいいと思うのですか
相変わらず、買わりばえがしないというか
欲しいものがないというか
残念な場合が多いですね

伺った展示会では、食品系が多く、しかも新しい商品が多く出ていました
ネスカフェのコーヒーがビンごと詰合せていたり
ロイヤルミルクティーラテ、キャラメルマキアートがあったり
明治のチョコチップクッキーがあったり

美味しいお茶の需要がないわけではないでしょうが
いつも同じものでは、選択肢がない、ですよね

先日義母の葬儀をした時も
お返しの品選びをしていたら、主人が
「なんでもいいじゃない、それらしい物なら」と言い
私と義姉のヒンシュクを買っていました

こういう消費者(遺族)がいるから
葬儀社も返礼品の努力をしないのですよね
差し上げる物が何でもいいなんて、失礼極まりないです

結局、私と義姉の意見で決めました
でも正直言って、もう少し選ぶ商品が欲しかったのは事実です

セミナーは広島近県の葬儀社の皆様が沢山集まってくださいました
ご年配の経営者の方も多く、葬儀社の変化を気にしていらっしゃることが
よくわかりました


夕方にかかってしまいましたが
せっかく、尾道まできたので
ロープウエィに乗って千光寺の展望台まで上がってきました

港を一望しましたが
色いろな映画でみているせいか
初めて来た様な気がしませんでした

いいところですね
また来てみたいです、ゆっくりと・・・



葬儀社が持つべきものは、何ですか?

2011年11月04日 | 葬儀の世界
研修をご依頼いただいた処から、
再度ご依頼を頂くことが良くあります

先だって伺った処も、実は3回目になります
受講される方は、その都度違いますので
3度とも同じ題名でのご依頼です

「事前相談」です

しかし、伺うたびに内容を変えて研修をします

今回は、事前相談の中で自社の葬儀の考え方を示そう
お客様にいろいろな役立つ情報をお教えしよう
そしてお客様にも悔いのない葬儀を考えていただこう

そんな内容を取り入れました

これは葬儀社の主張をお客様に訴えることです
目に見える事ではないので、他社がマネする事はできません
自社のカラーを出し、共感や信頼を得ることです



葬儀社側からは
価格の下落を防ぐ方法も含めてほしいと要望がありました

一概には言えませんが
お客様に提案することもなく、ただ決まったメニューを見せるだけでは
何の選択肢もありません

葬儀社は選択させれば、必ず安くなる、
と、決め込む人が多いのですが
お客様は買うべき理由が解れば、自分の選択をします
選ばせるものを揃えているか?
その説明力を持っているか?
に大きくかかわってきます

それには、いま葬儀社の多くが使っている
価格設定の見積書では、選択肢を持って頂くのが難しいと思います

明日のセミナーもそのことを強調しようと思っています

エンディングノートの書き方の本

2011年11月03日 | 生前
『あなたの遺しかた準備ノート』

という、本が販売されています
付録にエンディングノートが付いていて
本誌はその書き方や、参考資料が載っていますので
本を見ながら書き込めます


表紙に小さく私の写真が載っています


巻頭企画 この人に聞く
シニア女性が準備しておきたいチェックリスト
~エンディングデザインコンサルタントの柴田典子さんに聞く~

と紹介されています


最近はエンディングノート流行りです
葬儀業界や士業の機関からも
エンディングノートを配布していますが
無料進呈などと掲載すると
驚くほどの応募があります

その一方で
エンディングノートを知らない、という方もとても多い

私くらいの年になると
老後の生活が始まろうとしていますから
いったい、自分はどのくらいの老後資金があるのか?
と、気になります

貯金や保険はあっても
総額の財産なんて改めて計算したことないし・・・

急に癌が発見されることも
決して他人事じゃないし・・・

やっぱり、どこかで一回は
生活全体を見直して、再計画しておかないと


毎月銀行に行くとき思います
私が入院したら
振り込みやら、支払いやらを誰に頼もうか?と
保険の請求なんて、誰もしらないかも・・

だいたい通帳のありか、さえ
家族は知りませんし、(言ってませんし)

というわけで
エンディングノートは
それをするきっかけを作るのに最適です


よくあるエンディングノートは葬儀中心のが多いのですが
このノートは葬儀は意外とさらっとまとめてあります
私は葬儀は簡単な希望だけでいいと思いますよ

もう一つ気に入っているところは
もし脳死になったら尊厳死は?
等の項目は生前から、家族が見ておかないと間に合わない

けれど
家族へのメッセージとか
財産の内容全部をあからさまに、書くことにはどうも・・・

その為にそこのページは封印ができるようになっています
これって、とても気が利いてます
実は私の希望したことですが


この本をテキストにして
「エンディングノートの書き方セミナー」を開こうかと思っています

葬儀社のみなさん
このセミナーどうですか?
是非、呼んでくださーい


出版社はナンプレなどを出版している「インテルフィン」です

葬儀業界ではないから、切り口が違ったと思ます
エンディングは葬儀業界だけの物じゃなくなっているんですね
常に、新しい見方が必要なのです