柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

お花見しました

2015年03月30日 | 私の半径100メートル


近所の桜並木です
暖かな日差しに誘われてお花見に!

娘が子供に見せたい、と言い出して出かけましたが
到着する間に、寝込んでしまい・・・・



自宅への帰り道、低めの桜があったそうで
花びらを触らせたそうです。

いつも花見目的で出かけることがなく
孫のお陰で桜見物が出来ました。

小さな商店街があるのですが
甘酒を振舞っていただきました。

第2回 エンディングノート担当者養成講座

2015年03月27日 | エンディングノート



写真を撮るのが下手です。
仕事先で、記録として撮るのですが
いつも同じ場面しかとれないし
更に、ブレたり、切れたりが多くて・・・

先日、ユニコム主催の「第2回目エンディングノート担当者養成講座」をしました。
18名の参加です。

6時間半のセミナーなので途中に何回か休憩があります。
その時の皆さんの様子です。
トイレ、や喫煙タイムだけでなく
教室後方に、ユニコムから出版されている本が展示されているのを
熱心にみられているところです。

葬儀社さんの特徴ですが
休み時間に携帯電話をしている人もたくさんいます。



エンディングノートにはいろいろな項目がありますが
葬儀の項目もあります。

今なら、多くの方がエンディングノートに
家族葬希望と書くでしょうね。
本人の意志が家族葬なら、家族はそうしてあげたい!と考えます。

葬儀を行う意味や、もたらす効果を知らないまま
その選択をするのは、どうなのかしら?

葬儀は何の為にするの?
家族葬は普通の葬儀とどう違うの?

と言うことを今回の講座でも話します。


するとアンケートに
葬儀社だけど、改めて考えさせられた。
気付かずに、ただ慣れで仕事をしていた。
などの感想が寄せられます。

このような話は、私が関わるところではいつもしています。
事前相談セミナーや葬儀社向けの講演
一般の方のセミナー
雑誌の取材
他方面のコラムなど。


エンディングノートは、書く人にとって
想いを残すだけではなく
今後を考える、方法を選択する、などの意味がありますが

提供する側にとっては、自分の利益に繋がるものでなくてはなりません。

双方を重んじて
自分のことや介護や後見、資産や相続の話も
一主婦として知りたい事をまとめています。



今回は3名が異業種の方です。
とても身近な距離感の中での勉強でした。

お陰様でアンケートでいただいた満足度が
100%以上が10名(1名は120%)
90%が2名
80%が4名
無回答が1名

1名は早退でアンケート回答は無しです。

異業種の方が全員が
なにやら、新しい企画や業務上でヒントが得られたと
書いてくださいました。


私のやり方にご賛同いただけた証と受取って
嬉しいの一言です。




何とかしなきゃ!の人が一杯います。

2015年03月21日 | 老後


長崎での終活セミナーです。
画面が暗いのですが、100人以上の方がお見えになりました。
この地域では、終活セミナーはまだ目新しいことだそうです。

これからの時代は、自分で生き方を選択する時代。
でも雰囲気で決めては駄目
ちゃんとした情報を得ておきましょう!

と言う講演です。

参加者の中には自治会役員の方も多くいらしていて
「周囲には何とかしなければいけないお年寄りがたくさんいます」
「この話は私たちにも、役立ちそう」
と言って頂きました。

また実際に子供のいない叔母夫婦の面倒を見ると約束した人がきてました。
簡単に考えて親切心から引き受けたが
実際は法的な手続きが必要とわかり、四苦八苦しているとのご相談も。

地域は変わっても、お悩みは日本中同じようなものですね。

名古屋でのセミナーは家族葬の話

2015年03月12日 | 家族葬
名古屋で一般の方向けのセミナーをしてきました。

当日は名古屋でウィメンズマラソンが開催され
コースにあたるメイン通りは交通規制がかかり
タクシーも乗れず、電車もすごい混雑でしたが
いいお天気で、気持ちいい一日でしたよ。

ホテルで行われたセミナーは
「本当の家族葬を知っていますか?!」というもの。

「名古屋は儀礼文化がしっかり根付いている土地柄で
他の地域より家族葬の事をよく知らないので」との事でした。

家族葬そのものに定義や決まりはないけれど
もし、一般葬と区別するなら

・参列される方を限定するか?
・来て下さる会葬者を受け入れるか?

だけしかないと、私は受けとめているので、その事をお話しました。

・費用は決して安くない
・遺族が負担する金額は意外と大きい
・人が死ねときに悲しむのは家族が知っている人だけではない
・死の知らせを受けるのは、迷惑なことではない
・故人のために来てくれた人と話す時、遺族はあたたかい気持ちになる
・一般の葬儀でも少人数でできる

そんな内容で話しました。

80名位の方が熱心に、楽しく、うなずきながら聞いてくださいましたし
質問にも数名の方が手をあげてくれまいした。

お客様の中に、葬儀関係の方らしき人もみられました!


家族に面倒をかけないように・・・・

2015年03月08日 | 老後
終活セミナーでは、葬儀以外の話もよくします。
国民の意識調査では
「あなたが死を向える場所はどこですか?」の問に
「自宅がの望みだが、実際は病院や施設だろう」と答える人が多くなりました。
理由は家族に迷惑を掛けたくないから・・・

では「介護が必要になったら?」の問にも
「病院か、施設」との答えが一番多いのです

そして読売新聞の調査でも「もし認知症になったら?」の質問に
「自宅では暮らせない」と回答した人が76%と言う結果が出ました。
最も多い理由はやはり
「家族に迷惑がかかるから」だそうです。

子供にしても
親を気にしながらも、実際には面倒見ることが難しい世の中です。

終活セミナーでは
自分の老後を自分で決めておきましょう!と話していますが
ちょっと切ない気がします。

私にも1人暮らしの母親がいます。
まだ気持ちはしっかりしていますが
何とかしなくちゃ・・・気がかりです。

ワンルームでの孤独死

2015年03月02日 | 
知り合いのワンルームのアパートで76歳の男性が亡くなりました。
死後2日目の発見です。

前日まで普通の暮らしをしていました。
発見した大家さんは、居住者の世話をよくみる、とてもいい人です。
この男性には家族がなく、親戚の所在も知らされていなかったそうです。

結局、警察が探し出した親戚が遠くから訪れて葬儀をしました。
故人とは、ほとんど付き合いも無かったようです。

家財は全部処分して欲しいと、大家さんは頼まれましたが
どうしていいか困って相談に見えました。

遺品整理が出来るように手配をし、そしてお祓いもアドバイスしました。


終活セミナーでは荷物の整理や遺品整理の話を良くします。
遺品整理は通常一部屋10万前後かかります。

しかしインターネットで見てみると
一部屋4万円~のような表示が多くあります。

オプション料金が明記されているところもありますが
別途にかかるものが、解かりにくいものがほとんどです。

実際には、10万以上の見積が当たり前のようですね。



葬儀社の見積も、それに似た表示が多いですね。
家族葬50万円で全てが出来ます・・・・
でも実際は料理や返礼品は別途料金が必要です。


インターネットに書かれている金額が本当の費用でない、と分かった時
一生懸命調べていた人は、がっかりでしょうね!


この男性は心臓の発作で急死だったそうですが、
大家さんにはショックと心労が大きかったようです。





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