柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

毎日新聞に、父のエンバーミングが紹介されました

2012年05月22日 | 掲載記事
今日の毎日新聞の朝刊にエンバーミングの記事が載っています

その中で、私の父の話が紹介されています

一昨年に亡くなった父も、昨年に亡くなった義母も
エンバーミングをしています

二人とも葬儀日程が延びた事もありますが
綺麗な状態で、自宅に安置するにはエンバーミングが
一番良いと思っての決断です

あまり知られていませんが、遺体の衛生管理は
とても重要な事です

今の遺体は、死の直前まで医療行為がされているので
体内に多くの水分を含んでいますし、栄養分も多くあり
腐敗は早まります

腹水がたまってお腹に触ると
ポチャポチャとしている遺体は
遺体搬送の途中や、安置中に
それが漏れ出る事も多々あり
その体液から感染する危険は免れません

もし、布団の上や、棺の中にしみ出たら
その体液を触る危険は、遺族にも
葬儀社にもあります

それを完全に防ぐのはエンバーミングです

感染症の危険だけでなく
故人に顔の記憶が、できるだけ安らかで
出来れば、家族のイメージの顔であって欲しいと思っています

父も儀母も、私達と一緒に行動を共にしていた
ちょとやかましくて、でも親としての存在感がある頃に
戻してもらいました

最後の父の状態は、人に見て欲しくない父でした

義母は、最後まで義母らしくいましたが
脳梗塞を起こしてから、体が不自由になり
顔も、大分痩せて麻痺を起した半分に
不自然さが出ていました

施設に暮らしていたので、家が恋しがり
家に迎えられなかった、申し訳なさが私の中にあります

あまり親戚や友人とも会えなかった儀母の最期は
できれば以前、家にいた儀母になっていて欲しかった

その為にもエンバーミングをする意味があると判断しました


エンバーミング施設が、少しづつですが増え始めています
車で移動して、エンバーミングをしてくれる会社もあります

エンバーミングの良さをもっと知ってもらえれば、嬉しいのです
その為にもこの取材には、快く協力しました

葬儀社より、一般の方に知って頂いて
そこからの要望が出れば、葬儀社も意識を変えてくれるはずです

本来は、葬儀社がエンバーミングを広める役目をするべきなんですけどね・・・



女性セブンに掲載されました

2012年01月07日 | 掲載記事
1月6日発売された女性セブンに掲載されました

保存版特集65才までの「お金計画」の中で
「最後」のために知っておきたい葬儀の費用と意味
という記事です

私のスキャンが下手で少ししか紙面が載っていませんが
とりあえずお知らせします

次のページにも載ってますよ!

本屋で立ち読みしてください

いいえ、やっぱり
買って見てください

400円です

神奈川新聞の団塊ナビ

2010年02月19日 | 掲載記事
神奈川新聞から取材を受けました。

日曜版で「団塊ナビ」と言うページの取材です。

その名の通り、さまざまなジャンルで活躍中の県内の中高年を記事にするそうです。

1000字位の記事だそうですが、約半日かけて取材をしてくれました。

ライターの方が
今までは「故人本人」からの視点でばかり葬儀を考えていたけれど
お話をうかがい、「遺族や知人など残された人たち」からの視点が
大変大切なのだと感じた。

また、単に儀式を運営するだけでなく、
その後の遺族の心のケアを継続的に行うなど、
「点」でなく「線」のお仕事であることも
よくわかった。
と、感想をくださいました。

あんなに長時間話を聞いていただき
仕事と言えども大変なことだと感心してしまいます。
人の話しを聴き取るのは神経を集中していないと出来ません。
更に正確に、特に想いを正確に聴くという事は、大変な作業だと思います。

原稿を頂きましたがよくまとめられています。

ライターの方からは「たくさんのお話のうちのほんの一部しか記事にできないのが
残念です」と言葉が添えられていました。

又1人、葬儀を理解してくださった方が増えました。

神奈川新聞は地域限定ですが、見かけたら読んでください。

グリーフ・ケア マインド

2008年10月13日 | 掲載記事
少しずつ、柴田典子先生の掲載記事をまとめていこうと思います。

ご参考になさってください。

2003年に、綜合ユニコム主催で、下記のようなセミナーが行われました。
今でも、Googleで検索すると、最上位にこの項目がでてきます。


綜合ユニコム|ビジネススクール



  「グリーフケア」マインドが浸透した企業経営と人材育成手法