柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

エンディングノート  入院を前に保険を記入し直し

2020年03月25日 | 終活セミナー
明日から入院です。
クッシング病で2年前に入院、手術を受けましたが
再手術が必要になりました。

入院を前に家族の保険を分かりやすく書き直してみました。
保険の種類や保険証番号
給付内容、満期時の金額、契約者、受取人、請求代理人
保険担当者の連絡先
保険の目的、死後の相続用なのか、生前に活用するつもりなのか、など等

今までは加入した保険を記載していただけですが
もしもの時に、家族が上手に活用できるようにしてみました。

又自分の将来に過不足がないかも検討できました。

入院がいい機会になりました。

コロナの感染者が急増し
都知事が行動の自粛を会見で訴えています。
感染症に弱い私にとって
コロナ感染は避けないと・・・

横浜もそう違いはないと思うので
タイミングの良い入院ですね。



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エンディングノート  認知症になったら

2020年03月08日 | 終活セミナー
「自分が認知症になったら、家族親族のうちでだれが自分を介護してくれるか?」
(明治安田総合研究所「人生100年時代に向けた意識調査」より)

40~64歳の男女12000人に向けたこのアンケートに対して答えは以下の通りです
未婚者 誰もいない・・・男性56.9% 女性54.3%
離別者 誰もいない・・・男性47.3% 女性32.5%

既婚者(子あり) 配偶者・・・男性65.3% 女性50.3%
既婚者(子なし) 配偶者・・・男性72.5% 女性64.2%

独居者は身内がいても「頼れる人がいない」との回答が多いのです
こう考えるのであれば、いったい誰に託すのかを考えておく必要があります。
介護は病気の次に来るとは限りません。
明日脳や心臓疾患、又は事故等で身体能力が低下することもあります。
心つもりがいるのです。
もし法律家に依頼するのであれば、機会あるごとに話を聴いてみましょう。
どんな方法がとれるのか?
費用はどのくらいか?

既婚者の場合、子供がいても介護は配偶者を頼る人が多くいます。
その次に娘、息子、誰もいない、息子の嫁となっています。
家族に頼るのであればそれが具体的に可能な状況か、を考察し
又直接、頼る家族に打診してみましょう。

厚生労働省では、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、
男性 72.14 年・女性 74.79 年としていますが、75歳を過ぎても健康に暮らせると思っている人が6割近くおり
介護は自分に無縁と思いがちですが、「もしも」を考えて希望や意思を書きのこすのがエンディングノートです。

私は多くの持病を抱えていますので介護になるのは間違いないと思います。
認知症で1人で暮らすのが無理と家族が判断したら
介護施設に入所手続きを取ってほしいと思っています。
そうなる前に介護度が入所の規定に適合するようになったら自ら入所するつもりです。

その時に配偶者が存命していれば、介護の有無にかかわらず一緒に入所します。
そのために必要なのは介護資金です。

多少の財産ですので自分達の介護費用に使えば、子供には残せないかもしれません。
しかし、介護の身体的、金銭的な負担は子供に追わせないように今から計画しています。

総資産は常にチェックして身の丈に合った生活をして行かなくてはなりません。

介護、認知症だけでなく、高齢者の将来はお金のやりくりが欠かせません。
だからエンディングノートは気軽に書き直しをして、いつも更新する必要があります。



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