柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

アシスタントの復活です!!!

2015年06月30日 | お仕事
私のアシスタントをしている木村が出産、
私も、祖母と言う立場になりました。

しばらくは子連れで事務所通いしておりました。
事務所に訪問してくださった方は
赤ちゃんがいて、驚いたと思います。

1歳になったのをきっかけに
保育園に通う事ができました。
横浜市は待機児0と言われていますが
本当に早い時期に入園が決まりびっくりです。

つい、この前までは毎朝おお泣きで保育園に入り
体温が上がってしまい
そのまま帰宅させられた日々を送り・・・

時間とともに楽しさを知ったのか
今は木村の腕から飛び出してみんなの所に
ハイハイして、いくそうです。

やっと落ち着いた木村が
手がけた企画が出来上がりました。

接遇講師とのご縁も有り
今までの葬儀接遇から、視点を変えた接遇対応を
コラボし始めました。

また、私が以前から広めたかったのが
家族葬企画研修です。
「葬儀をして良かった!」と遺族に思ってもらえたら・・・
の想いです。

お陰で、研修内容が幅広くなり
それを広くお知らせする目的の企画です。

~詳細は以下リンクより~
オフィス・シバタ 夏のとく得キャンペーン!
葬儀社様が「いま欲しい!」研修プログラムをキャンペーン価格でご提供。



この企画容を聞かされて
「うー、私の夏休みはあるのか?」と
少々不安な胸のうちですが・・・・

「それって、申し込みが、多数あっての心配でしょう?」
と言われ

それもそうだ!と納得しました。


先ずは、ご覧ください。

佐世保で3回目の終活セミナー

2015年06月27日 | 老後
佐世保の葬儀社さんで各ホールごとに毎月、終活セミナーをしています。
今回で3回目です。

小雨が降る中、一番乗りのお客様は
1時間以上前に、ご来館されました。

110名様のご来場です。

葬儀社では葬儀施行の合間を縫ってのイベントになります。
今回は前日から、葬儀依頼が重なり
5件の搬送や打合せが入り
てんてこ舞いの忙しさです。

それでも、終活セミナーは大事な催しです。
お客様の信頼を勝ち取る機会です。

私の仕事は、この葬儀社さんのファンを多く作る事!

それは葬儀社を褒める事ではなく
葬儀やシニア向けの情報を多く提供し
葬儀社経由で学んで頂く事です。

終活から葬儀社の姿勢を感じてもらうことこそ
ファン作り、と思って
今日も話をさせて頂きました。

セミナー後の個別相談では
「葬儀をせずに、すぐに火葬場へ、と考えてましたが
先程、時間をかけた別れが大事と聞いたので
子供たちの為に、一晩は家にいて
柩の周りで過ごしてもらおうと、思います」
と話された方がいました。

実は講演後に
「家族葬希望だったが、普通に声をかけようかと思った」
「話を聞くうちに、以前、家族を送ったときの気持ちがよみがえった」
「今日はいい話を聞いて、来て良かった!」
などと、おっしゃる方が、よくいます。

家族葬や人を呼ばない葬儀ばかりが増える
と、お嘆きの葬儀社さん。
もしかしたら、始めから遺族に
葬式の役目や意義をお話していないのでは?

消費者は納得した情報は、素直に受け止めてくれます。





雨の長崎です

2015年06月26日 | エンディングノート
長崎空港に降りると
いつもお天気だったのに
今日は初めて雨でした。

高速道路を走ると両側の山が
霧で煙って綺麗です。

佐世保の葬儀社さんで
明日は終活セミナーをします。
130名もの参加者がある予定です。
天気は大丈夫でしょうか?

今日の午後は、スタッフ研修をしました。
いつも仕事で忙しく研修時間の確保が
難しかったのですが・・・

今回は全員が休みの調整をして
研修の為に時間を作ってくれました。

葬儀の受注は、突然ですから
どうしても数人は欠けるのですが
1時間でも時間が空くと
参加してくれます。

明日の午後、明後日の午前中と研修は続きます。

慰霊祭と終活セミナー

2015年06月25日 | 悲しみのケア
本日も高円寺で慰霊祭と終活セミナーを行ってきました。

葬儀社での合同慰霊祭に来られるご遺族に違和感はありません。

「葬儀社が行う慰霊祭に、遺族は参加するのだろうか?」
と疑問視する葬儀社は、とても多いです。

私は、人の死を扱う仕事ならば当然の行為と思って
17年前から手がけています。

今回も、とても温かいご遺族との交流がありました。

1時間の式典とその後の茶話会。

簡単なお昼を食べて

午後から終活セミナーです。

ほぼ5時間くらいを葬儀社の中で過ごしていただきました。

多くの方が、午後のセミナーにも参加くださったのです。


しかも今回のテーマは
「あなたと家族の為のお葬式を考える」でした。

継続セミナーなので、あえて遺族用のテーマにはしてありません。
しかし、多くの遺族が熱心に聞き入っていました。
帰り際には
「聞いてよかった」
「ちっとも飽きなかったし面白かった」など

わざわざ、伝えに来てくださいました。



遺族に葬儀の話をしても意味が無い・・・と
葬儀社の方は思うかもしれませんね。


エンディングノートを書くきっかけで一番の多いのが
配偶者、家族の死です。

葬儀を考える事は、むしろ当り前なのです。

死を承る側としては、自分の思い込みで判断すると
いろいろと、間違ってしまうかもしれませんね。

花壇ができました

2015年06月24日 | 葬儀の世界


オフィスの前に猫の額ほどのスペースがあります。

私は植木を置いては枯らし
又新たな植木を置く
の連続でした。

どうも植物は苦手です

そのうちに
造花を置くようになり

あまりに素敵な造花の時は
よく盗まれました!

しかし
アシスタントの木村が
私に任せろ!!!
と言って

この様なミニ花壇が出来上がりました。


この子達は夏を越せるでしょうか?

遺族の心も変ります。

2015年06月23日 | 悲しみのケア
葬儀社の遺族会をまかされています。
隔月に1回の開催ですが、2箇所で行い
もう三年続いています。


深い悲しみにくれている方
他の遺族の様子を知りたい方
なんだか、わからないけど参加した方

皆それぞれ理由は違いますが
誰かに逢える
話を聞いてもらえる
話を聞ける
同じ仲間なので安心が出来る
とおっしゃいます。

話しながら泣く方もいますし
涙とは縁がない方もいます。

ずーと泣いているばかりではなく
笑い声もしょっちゅうです。


やがて自分の心が整理されてくると
会への足は遠のきます。

久しぶりに来られたときは
懐かしくて、顔が見たくて、と
いってくださいます。

一年に一回行われる慰霊祭で
故人への手紙を読んで頂くお願いをします。

始めは躊躇されていますが
「きっとあなたが、楽になれるはず」と
私は強くお薦めします。

便箋に向って
書いては泣き
消しては書き直し
涙に暮れる日々の後に
手紙は出来上がります。

書いていくうちに
自分の歩んだ路をなぞり
少しずつ
送った日々を納得されていくようです。

慰霊祭で手紙を朗読される時
薄っすら涙を浮かべても
泣きじゃくって読めない人は居ません。

不思議です。

その後に
ご本人から「手紙を書いてよかった」と
言われる事がしばしば有ります。

自分で新しいステップを踏まれた証拠です。

よく頑張りました。
淋しさと決別ではないけど
少し強くなって前を見ていらっっしゃいます。

今年も遺族会から
2名の方が大きな一歩を踏み出しました。


仙台で研修でした

2015年06月21日 | お仕事
先週は仙台へ行ってきました。
3年越しの研修です。

仙台ではホテルモントレに宿泊
このホテルが好きなんです。



エレベーターを降りると部屋へ行く廊下の前に
ドアが有ります。

カードキーをタッチしないと部屋にいけません。

アンティーク調の落ち着いた部屋です。
またスパがついていて、ゆっくりお風呂も楽しみました。

翌日は9:30から17:00までの研修です。



長い長い研修にもかかわらず
「退屈する暇も無かった」とのお声を頂きました。

この雰囲気は、誰よりも私が一番感じています。

発信者にとって、どう受け入れてくれたかは
肌で感じるものです。

反応がよい、話がスーと吸収された、など
私自身が一番感じています。

そのお陰で最後までやりきる事が出来ました。

いい研修は、いい受講者がいるから成立するのです!

仙台はお土産も食事も豊富で、楽しい時間でした。

ヒューネラルビジネスフェア2015が終わりました

2015年06月13日 | sibatanoriko?
横浜パシフィコで6月8日、9日に行われたフューネラルビジネスフェアは
11,235名の入場者がありました。

もちろん私も2日間行っていました。

ここでは、色々な方が来場されるので
久しぶりの情報交換が出来ます。

また人から人へのご紹介の場でもあります。

134の展示ブースが設けられ
業界向けに新製品を紹介しています。
ここを見てまわるだけでも1時間以上はかかります。

最近では展示ブースからのプレゼンテーションも多く
9つの企業が30分間のプレゼンをします。

実演ステージでは
湯灌・納棺
無宗教葬の模擬葬儀が行われました。


またシンポジューム会場では24の講座が開かれ
1,865名の方が受講されています。

70分の講座が16講座
90分の講座が3講座、ともに8000円の受講料です
120分講座が1講座で10000円
祭壇の実演講座が120分で43,200円


私は最終の70分講座を勤めました。
75名の方が参加してくださいました。

私は足掛け14年くらい講師をさせていただいています。

考えてみれば、このシンポジュームで存在を認めて頂き
力をつけさせて頂いたのです。

始めは“ただのおばさん”でしたから
テキストもひどいものでしたし
講演内容を原稿に書かないと話が出来ない状態でした。

でも話した内容は賛同して頂けて
コンサルタントになってもご依頼がすぐにあったのは
ここでの講演のお陰です。

そして今年もお世話になりました。

ここから1年が始まる気がします。

6月8日、9日はヒューネラルビジネスフェアとシンポジューム

2015年06月06日 | 葬儀の世界
毎年行われるヒューネラルシンポジュームに
今回も講座を持ちます。

なんと、最終日の遅い時間帯のセミナーですって!

遠方からの来場者も多いので
この時間は、すでに車中の方も多く・・・・
少し不安です。

「葬儀事業者だからできる、エンディングノート活用のポイント」です。
講演内容の決定は、私の場合は殆どが主催者側です。
私の活動を良くご存知なのでお任せしています。

2日間で24講座が開かれます。

ちなみに私の講座は
9日の14:30~15:40
受講料は8000円
場所はパシフィコ横浜アネックスホールです


ご興味のある方は、どうぞご参加を!

ご遺族と葬祭スタッフの為の慰霊祭

2015年06月05日 | 悲しみのケア
昨年に引き続き、葬儀社での慰霊祭を開催しました。

昨年はスタッフ側にも葬儀社で行う「慰霊祭」に
なじめない様子も見受けられたのですが
今年は、昨年以上に、スタッフの気持ちが込められていました。

企画した私にも、その成長が感じられます。


朝のミーティングから、始まりました。



祭壇の用意も出来ました。



慰霊のシンボルはありません。
祭壇には、参加されたご遺族にお持ちいただいた遺影が
飾られるからです。

遺影の入場
黙祷
そして遺族から頂いた言葉
あるご婦人は

「あなたが逝ってもう5年
私はあなたに謝りたいことがあります」

から、始まって近況方向をされ

そして最後に
「あなたと過ごした34年と285日
沢山の思い出を有難う」

と、話されました。



夫を亡くした後に
この方がいかに悲しみ、苦悶したのかが
伺えます。

この場にいる方は、みな同じような想いを
少なからず体験された方です。
その場に大きな共感が生まれた気がします。

そして、献花


葬儀に携わったスタッフを代表しての挨拶があり

やがて癒えていく心の為に
全員で合掌して慰霊祭を終えました。


このことで、またスタッフの遺族理解が深まったはずです。