柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

台風や豪雨になったらどうしますか?

2021年06月30日 | 生活情報
私の地域では雨の日が少ない梅雨です。
場所によっては雨が降り続け災害も集中していますね。

ここ数年は台風の速度が遅くなっているそうです。
その為、雨雲も停滞しやすいんですね。

もし、住んでいる場所で洪水が起きたら
どう行動すべきか、この際、考えておきましょう。


特に高齢者だけの所帯は真剣に考えてくださいね。

地域の役所に行くとハザードマップがありますし。HPからも見ることができます。
自分の家が洪水になりやすい場所か、土砂崩れしやすい場所かを知っておきましょう。
私の家は海の近くなので津波のハザードマップも確認しました。

もしその地域が危険な状況になったら
市町村から避難情報が出されます。
テレビやラジオ、インターネットで伝えられますし
防災無線や広報車でも知らされます。

レベル1は 今後悪化の恐れあり
レベル2は 気象状況がさらに悪化、外出はやめて情報を聞き取りましょう
レベル3は まだ大丈夫と思っても高齢者、障害のある人は避難を開始してください
レベル4は 誰もが避難しなければなりません。例えばこんな放送がされます。
      「緊急放送、緊急放送、警戒レベル4、避難開始。緊急放送、緊急放送、警戒レベル4、避難開始。
       こちらは、○○市です。
       ○○地区に洪水に関する警戒レベル4、避難指示を発令しました。
       ○○川が増水し、氾濫するおそれが高まっています。
       ○○地区で危険な場所にいる方は、速やかに全員避難を開始してください。
       避難場所への避難が危険な場合は、近くの安全な場所か、屋内の高い所に移動するなど、
       身の安全を確保してください。」
レベル5は すでに災害が発生している状態です。避難できなかった人は外へ出るのは危険です。家の中でより高い所へ移動します。

どこへ避難したらいいのかを知るには
国土交通省で
災害種別ごとに「指定緊急避難場所」を閲覧することができます。
https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/hinanbasho.html

洪水
崖崩れ、土石流及び地滑り
高潮
地震
津波
大規模な火事
内水氾濫
火山現象
などの指定緊急避難場所を見ることができます。

しかしこの時期に注意すべきことはコロナ渦ということです。
避難所の密は避けようがありませんね。
もし自宅で安全が確保できそうなら自宅避難は大きな選択肢になります。
自宅で1週間くらい過ごせる食料、水、あれば救命胴衣などを確保しておきましょう。




使ってみました。コインランドリー

2021年06月29日 | 終活セミナー




羽毛布団を抱えてコインランドリーへ

洗濯機を選びます。
この日は洗濯乾燥機が空いてなかったので
少し大きめの洗濯機を選び
先ず庫内の洗浄ボタンを押し終了したら
次に羽毛布団を入れ
800円の支払いをすると洗濯開始です
45分と書いてあったのでひとまず自宅へ

再度来店し洗濯機から布団を取り出し
乾燥機を選びます。
庫内の清掃ボタンを押し、
終了したら布団を入れました。
時間は10分100円なので200円入れそのまま待ちます。

取り出した布団は8割方乾いてますが
もう10分乾燥がが欲しいところ。

私は時間がなかったのでそのまま自宅へ持ち帰り。
家で干しました。

使ってみれば大変便利です。


一応、そこのコインランドリーのHPを見てから行ったのですが・・・
実際には説明が少なすぎ。
洗濯機や乾燥機を選ぶのに
持って行った洗濯物用の秤が欲しいです。

洗濯ものによって違う乾燥時間の目安表も欲しいです。

洗濯が終了したら、勝手に出される可能性もあると
その場で他の利用者に教えてもらいました。
確か終了時を携帯で知ることができると思うのですが
ランドリー内にはその説明もなかったです。

使用する側に立って
戸惑いのない詳細な説明が欲しいですね。
そうすれば高齢者も利用しやすのでは?


羽毛布団は
シーズン毎にクリーニングに出すにはちょっと高価ですね。
出来上がりは、費用や手間や時間を考えてみて
満足しました。

気になるコインランドリー

2021年06月24日 | 生活情報
近所に24時間営業のコインランドリーがあります。
ずっと前から気になっていました。
羽毛布団を洗いたいのです。

クリーニングに出すには少し色あせているし
安物だったので気が引けます。
しかし家での洗濯は大変そう。

先日コインランドリ―の広告がはいってきて
羽毛布団もふわふわに仕上がると書いてありました。
コインランドリー自体が初体験です。

色々なコインランドリーを調べてみましたが
衛生面でもここは安心できそうです。
もともと高温での乾燥で殺菌はできるはず。
家で洗って、生乾きだったらその方がヤバイかも。

何でも経験してみないと、、、ね。




今どきの落とし物

2021年06月21日 | 世の中
都内の電車内での落とし物は、最終的に警察庁遺失物センターに集められます。



2020年の遺失物のトップは証明書類だそうです。
意外ですね。
傘かと思ってました。

2位が有価証券
3位が衣類と履物
その後に
財布、傘、鍵と続きます。

時代の流れでしょうね。
時計、カメラ、メガネはトップ10にはありませんが
携帯電話が入ってきました。

私も以前に車内で落とし物をしています。
パソコン、
鍵、
指輪

パソコンと鍵は鉄道内の遺失物保管所で見つかりました。
忘れ物、落とし物は誰にも経験があると思いますが
簡単に諦めるのは良くないかも。

現金の落とし物は昨年1年間で33億1128万2280円だそうですよ。
現金は出てこない物と決めつけないで、問い合わせをしてみた方が良さそうです。

まだまだ親切な人が沢山います。

でもこのところコロナの影響で外出が減ったせいか
落とし物も3割以上減ったらしいですよ。









独り住まいで病気になったら困ること

2021年06月15日 | 終活セミナー
65才以上の高齢者がいる所帯のうち
一人暮らしの所帯は28.8%。

夫婦だけの所帯なら
やがては独り住まいになります。
年々増えてくる独り住まいで
病気になったとき一体何が困るのか?
知っておきましょう。

病状の説明を医師がしてくれても
高齢者で冷静に、正確に聞き取れる人はそう多くはいません。

私の母は補聴器をつけていました。

医師の前では受け答えをして
「はい解りました」と返事をしていたのに
診察室を出ると
「先生、なんて言ってたの?」と付き添いの私達に聞いてきます。
「先生の声が小さくて何を言いてるのかわからない」
と、よく困惑していました。

これが手術前の説明だったり
がんの告知だったら
年齢を問わず理解することは難しいと思います。
その為、家族同伴での説明を病院側も求めます。

入院申込書には身元保証人欄がありますが
費用の保障問題だでなく
本人の判断力が低下したら
治療の意思決定をしてくれるキーパーソンが必要になるからです。

自分の気持ちを代弁してくれる身近な人がいた方が
患者も病院も安心ですね。
その人は家族でなくても構いません。

例え家族がいたとしても
遠方に住んでいたのなら、急変時に間に合わないかもしれません。
「もし家族が間に合わない時にはこの人と相談して」
と頼れる人を決めておきましょう。

今はアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)といって
人生の最終段階を
前もって
病院関係者と、家族(親しい友人も)
と、本人で話し合いをして決めておくことができます。

たどる経過によって
一度選択したことでも、気持ちが変わることはよくあるので
その都度、話し合いは続けます。

もし治療の途中で本人の意識がなくなっても
キーパーソンがいれば意思決定を代わりにすることができます。
しかしこの決定は、非常にキーパソンの重圧になりかねませんね。
その時には医師や看護師やその他の関係者が一緒になって
相談しながらキーパーソンを支え最終決定をします。

それがアドバンス・ケア・プランニングです。

医師の決定で最終段階の治療や場所を決めたのは昔のことで
今はその人らしい生き方を最後まで尊重していくための準備ができるのです。

一人住いの人は
一人で悩まずに、相談でき一緒に考えてくれる友人を
見つけておくことがとても大事です。






コロナ下でも遺体に触って「さよなら」をした家族がいました

2021年06月12日 | お葬式
2021年5月31日の朝日新聞の一面に
「触れてさよなら言いたくて」という記事が載りました。
遺体の顔や手に触れて葬儀をした家族の紹介があり
16㎝×13㎝の記事の2/3は故人の手に触れている写真です。

この葬儀の詳細は社会面に38㎝×17㎝の大きな記事として
取り上げられています。

故人は88歳の男性、死後にコロナに感染していることが判明
警察や葬儀社からは火葬後にしか会えないと伝えらえるが
孫が見つけた政府のガイドラインには
「感染対策を施せば通夜や葬儀は実施でき、遺族の意向を踏まえて執り行うことが可能かを検討」とあった。
しかし葬儀社は自社の決まりと葬儀を拒否。

遺族が衛生処置として「エンバーミング」の業者を調べ処置し
遺体安置室でマスク、ガウン、手袋をしたうえで遺体と対面が叶った。
体に触ってお別れをしたのち火葬場へ向かったが
火葬場の方針で立ち会いも拾骨もできず、火葬後に骨壺を渡された。

喪主は納得した様子で
「顔を見て、お礼を言えて、死を受け止めることができた。家族と一緒に前を向いていきたい」
と語り
「コロナ渦での葬儀で苦しむ遺族は多くいると思う。
自分たちが経験したことを知ってほしい」
との思いで取材に応じた、と記されていた。

更に記事内では
政府のガイドラインから
遺体が咳やくしゃみをしないので飛沫感染のリスクは低い
納体袋の利用で接触感染のリスクも抑えられる、とあり
厚生労働省の担当者の「実際は納体袋がなくても大きな心配はない」とのコメントもある。

このご遺体はエンバーミングの施術で
血液を抜き防腐液を体内に入れることであらゆる感染防止をされている。
エンバーミングの厚生省研究班の班長を務めた杏林大学の佐藤善宣名誉教授(法医学)
は「死者は呼吸をしないため飛沫感染はなく、遺体を強く推して体内の空気を押し出すなどしなければコロナの感染リスクは100%ない」
「何より遺族が悲しみを受け止める時間と場所を得にくい現状が問題で、こうした手法は葬儀の
あり方を遺族の手に戻す選択肢の一つになる」と明言している。

以上が記事の概要です。



この記事にある遺族は勇気と行動力がありました。
おじいちゃんとの別れを正当に求めた結果です。
でもほとんどの遺族は、葬儀社に言われれば
「そういうものか」と諦めます。
そして心の中に恨めしい気持ちをくすぶらせます。


葬儀社は葬儀、遺体の扱いの専門家なのに
何故、コロナ感染者の葬儀を特別視するのでしょうか?
葬儀の専門家なのに遺族の悲嘆を受け止め、軽減することに努力しないのでしょうか?
「優しい葬儀」「ご遺族の悲しみに寄り添う葬儀社」と
謳っているのに現実は
「ご遺体とは会えません。火葬は立ち会えません。」の一点張り。

紙面にも「遺体搬送時の感染を恐れる」「小さな会社なら風評被害でつぶれかねない」
だから葬儀社は「遺骨で再会」という対応をしていると書かれています。

まず、葬儀社が正しい知識を学んでください。(無知な葬儀社と同じでいいわけはないでしょう)
火葬場の対応にも異論を唱えてください。
火葬する側は遺体の感染などに葬儀社より詳しいわけはないのです。
火葬する前も後も、感染が起こる理由がありません。
棺の蓋を超えてうつるウィルスなどありません。
超高温ではどんなウイルスも生きられるはずがありません。
火葬場はスタッフにも、遺族にも、安全な区域です


そしてお客様に正しい知識を伝える
葬儀の選択肢を与える(葬儀社勝手の誘導はしない)
他社より信頼できる、そして何より遺族のために葬儀をする葬儀社になってほしいものです。

正しい知識を得たなら、遺体からの感染を怖がるより
そこに集まる遺族、会葬者、そして葬儀社スタッフの感染にもっと関心を配るはずです。
ここにこそ、感染の危険が存在します。
葬儀日程を多少伸ばしても遺族、親族、葬儀社スタッフ間ではPCR検査を入れるとか
体温チェック、手の消毒
マスク、フェイスガード、手袋は必須にするとか
立ち位置を指定するとか
会話を控えさせ,会食は持ち帰りにするとか

コロナ渦に関係なく「お客様が決まりを守らなくても注意ができない」
という葬儀社の声を聞きますが
葬儀を仕切る側の責任として注意や提言することは
お客様を守るために勉強をしている証拠です。
また、お客様を納得させる説明ができる会話術は全員が持つべきものです。

コロナ騒動はまだ当分続くでしょう。
既に2年近く遺族にとっては悲しい対応の葬儀が行われてしまいました。
きちんとお別れをしている葬儀社もあるのです。
全国の葬儀社が、そこにならってください。
遺族はずっと我慢しているのですから。

朝日新聞がこんなに大きな紙面をあてて
コロナ感染者の葬儀記事を書いてくれたことが無駄にならに用に
心から願います。




歯周病の怖さを知ってますか?

2021年06月11日 | 健康情報
歯の定期検診はしていますか?
私は3か月毎に歯医者さんへ通い、もう10年になります。
もともと歯並びが悪く虫歯になりやすいタイプです。
歯の治療は苦手でおおごとにしたくないのです。

歯が丈夫で虫歯がないと、自慢していた知人が
あっと言う間に歯周病になり
数年で総入れ歯になりました。
その間、痛みに苦しんだと言ってました。

入れ歯にしてから
味が感じられなくなり
嚙み切るのも下手になり
食事が楽しくなくなったそうです。

歯周病は歯をなくすだけでなく
実は糖尿病の一原因ともいわれています。
歯周病菌が歯茎の出血とともに体内に入り
インスリンの働きを低下させるんですって。

その菌は心臓疾患や脳卒中、狭心症、心筋梗塞とも関連性が明らかになってきました。

また
誤嚥性肺炎も引き起こします。
食べ物や唾液が気管支に入って誤嚥性肺炎を起こすと思ってましたが
一緒に歯周病の菌も入り込み炎症を起こすのです。
これには舌の汚れの菌も同様だそうですよ。

歯周病で歯をなくすと
租借ができなくなり
脳への刺激や血流が減ることで
認知症の原因になることも指摘されています。

最近ではあらゆる病気の治療に
歯科医との連携を取り出していると聞きます。
口腔ケアは思った以上に重要だと知りました。

私は歯の定期検診を受けるようになって
歯磨きが上達したのが大きな利点でした。


毎回、歯周病のチェックをして下さるので
気になる兆候が見られると
次回の検診までに絶対に回復するようにしています。

歯が悪くなって、痛みが出てから歯医者通いをする人が大勢いますが
定期検診は是非お勧めします。


下戸でも楽しめるノンアルビール

2021年06月09日 | 世の中
私はアルコールがダメ。
仕事上、食事の席も多かったので、必ずお酒をすすめられます。
顔を見て「お酒大好き」に見えるらしい。
その都度、お断りするのが大変でしたが、
その私を救ったのがノンアルコールビールの出現でした。

真似事でも食事の場が和むものです。

もともとビールの味が嫌いだったのに
飲むうちにウーロン茶やジュースより食事に合うことがわかって
今では大ファンです。

ビール業界でもノンアルコール飲料の需要は伸びています


コロナ渦になり飲食店からの注文も増加中とか。

アルコール派の人も
車を運転する
体脂肪や肝臓などの健康が気になる
明日の仕事に障らない
休刊日の時に
味が思った以上に美味しかった
などの理由でノンアルコールビールを飲むようになってきました。

暑さが増す日々、楽しみが増えました。
冷蔵庫にいつも冷えています。



医療の世界「患者が主人公」に。

2021年06月03日 | 健康情報
近年、とても感じることがあります。
医療界の変化です。

「お医者様は威厳があり、患者は気軽には話せない」
そんな印象があったころに
「患者様」という病院が出始めました。

当時、実際の対応でそれほど患者を大切にしてもらった覚えはありません。
院内の張り紙に「患者様」と書かれていただけです。

遺族会では医師や看護師の態度や言葉に傷ついた話がよく交わされていました。
他病院の医師から治療法の意見を聞く「セカンドオピニオン」の制度がありながら
快く応じてくれない医師も多く、制度ばかりが世に出ても患者側は非常に言い出しにくいことでした。

今は診察室の前に
「セカンドオピニオンを積極的にすすめています」という張り紙を見ます。

大病院ほど、医師の対応は優しくなっています。
カーテン越しに聞こえる会話は
患者側の立場に立った話しぶりが伺えます。
(でもカーテン越しに会話が聞こえる状況では
患者本位とは言えませんけどね)

また患者の気落ちを尊重する姿勢が見られます。
病気に知識のない患者へ
治療法や手術の説明も詳細にされ、後で確認できるように文章の用意もされています。
そして、終末期を迎えた時のための医療やケアの希望まで話しあいがされるようになりました。

病院は最後まで病気と闘う場所、ではなくなっています。
患者の希望により医療をし尽くすことも
安らかに死を迎える体制をとってくれることも
してくれます。

その為にアドバンス・ケア・プランニング
(もしもの時に自分の希望を家族や医師、看護師などと話しあい共有すること、家族会議ともいいます)
の担当部署がある病院も存在します。

まだ、すべての医師がそう考えているとは限りませんが
今、医療は患者が主人公になってきました。




がんの10年生存率59.4%

2021年06月03日 | 健康情報
がんの生存目安は5年と言われていました。
少し前の新聞記事ですが
国立がんセンターで2008年に
がんと診断されたされた患者さんの
10年後の生存率が59.4%だったと発表されました。

前立腺がん、乳がん、子宮内膜がんは10年たっても80%以上の高い生存率です。
肝内胆管がん、小細胞肺がん、膵臓がんの生存率はやはり低いようです。

私の知り合いも膵臓がんで亡くなりました。
発見された時にはステージ4だったので
本人の希望で何も治療せずに半年間、日常生活を送り旅立ちました。

がんの部位によっては根治が難しいこともあるようですが
人の寿命とはかなり難解な問題で
どうしてなのか生きる人と、そうでない人がいるようです。
治療の良し悪しというより
もっと大きな自然の力が働いているような気がします。

しかし医学の進歩が著しいのも確かです。
この調査は2008年になされた治療法の結果ですが
その後に開発された治療法の結果はまだ出ていません。
きっとさらに生存率は伸びているでしょう。

がんは2人に1人は発生する病と言われています。
早期発見がいい結果につながるのは間違いがないようですね。

一ヶ月かかった、ワクチン接種の予約

2021年06月02日 | 
9時を目安に携帯を握りしめて約一か月が過ぎました。
本日やっとワクチン接種の予約ができました。

ニュースでは東京や大阪のワクチン情報ばかりが流れていましたが
横浜はひどい状況です。

ワクチンの接種券が届き予約が解禁した日から
パソコンと携帯を使って予約をとり続けていますが
パソコンは45分で打ち止め
携帯も2時間ほどで「本日の予約は完了」となります。
しかし回線によっては「只今大変込みあっております・・・」の音声が夜まで流れ
無駄な労力をすることも度々。

私は毎日500回くらいはリダイヤルするのですが一度も繋がりませんでした。
今日初めて予約センターにつながりましたが
「順番におつなぎしますので、このままお待ちください」と案内があってから
約15分程待ってようやくオペレーターにつながりました。

「日にち、場所は問いませんので」という条件で探してもらいましたが
集団接種も個別接種もほとんど空きがありません。
運よく1回目の予約が取れても2回目が取れなければ
ワクチンの効力は消えてしまいます。
担当の方が「もし2回目の申し込みで予約センターにつながらないと困るでしょうから
何とか2回続けて申し込めるところを探してみます」と言ってくれました。

どうやら一カ所ずつ調べないと空きが探せないようで
「ありませんね。ここもダメですね」と独り言が聞こえ
システムの不備が伺えます。
「すみませんね、もう少し時間をくださいね」と何度も言いながら約20分以上かけて
探してくださり
幸いなことに横浜市内の病院で予約が取れました。
私には奇跡が起きたような気持ちです。

神奈川でも明日から大規模接種会場の予約が始まりますが
今までの感触から、電話が通じる可能性は低いと思います。
75才以上の予約すらまだ十分に取れていないのに
65才以上の予約者が加わっています。
もう少し立つと65才以下の予約が加わります。

今回初めて予約センターの実態がわかりました。
電話が通じてから予約終了までに一人に付き小一時間はかかります。
これでは電話回線があく可能性は低いわけです。

毎日忙しくされている担当の方が、嫌な顔も(声も)せずに
優しく対応してくださり、頭が下がりました。

予約難民が日ごとに増えるなか
どうしてシステムの改良がなされないのか
市の対応に疑問を感じます。