柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

シニアは一年中アイスクリーム好き!

2023年01月29日 | 生活情報
後期高齢者になった主人は散歩に出かけると必ずアイスクリームを買ってきます。
免許を返納したので主人の行動範囲は近くの小さなスーパーと公園内にあるアイスクリームの自販機です。
毎日1つずつ食べるのを楽しみにしています。
高齢者はアイス好きなんですって。
毎日食べる人もたくさんいます。
しかもお気に入りはハーゲンダッツやゴディバなどの高級品ですって。
コンビニなどでも200円以上のアイスを購買者は60歳以上が多いらしいです。
シニアへのプレゼントにアイスクリームはきっと喜ばれますよ。


主人はここ数年でおやつのお気に入りが変化しています。
以前はきんつば、どら焼きでしたが、今はアイスクリームとおせんべいです。
入れ歯でも固めのおせんべいが好きで、口の中で程よい硬さにして食べてます。

もちろん、私もアイスは好きなのですが主人との違いはカロリーや糖質を見て選んでいます。

ご遺体を搬送してもらったら、葬儀もそこで決まり?

2023年01月25日 | お葬式
自宅より病院や介護施設で亡くなる方が多いのはご存じですよね。
ご家族が死亡直後から促されるのがご遺体の搬送です。
葬儀社を決めていたのであれば、そこに連絡を入れてお迎えを頼みます。
まだ葬儀社を決めていない場合は、インターネットで調べたり、施設から紹介された葬儀社にお願いするようになります。
搬送を依頼した葬儀社にそのまま葬儀を頼むのが決まり、と思っている方がたくさんいます。

終活セミナーでは「100万円近い買い物を比較せずに決めるのは危険」と伝えています。
予想以上の高額、葬儀社の対応が不快、、こんな思いを残してしまう葬儀は遺族の悲嘆を長引かせます。
自宅に安置するのであれば、搬送と安置だけを頼み、後日請求書を送付してもらうようにして一度引きとってもらいます。
ドライアイスの処置があれば24時間の猶予ができます。

葬儀社数社を選んで、同じ内容の見積を比較します。
(例えば、親族20人、会葬者30人、料理、返礼品等をすべて含んだ平均的な葬儀総額費用)
「今亡くなって安置してもらいました。これから家族で相談したいのでなるべく早く見積もりを出してメールかfaxして」と伝えましょう。
その時に、葬儀社スタッフの対応や宿泊の不可、駐車場、安置中の対面など気になることも聞いておきましょう。

もし、葬儀社での安置を希望するなら初めからその葬儀社で葬儀を依頼する覚悟で決めましょう。途中で葬儀社を変更することは大変な作業になりかねません。

「葬儀はどこでも同じ」と思われがちですが、年々、消費者センターへの苦情は増えています
その大半は費用と葬儀社スタッフの対応の問題です。
諦め、後悔の100万円にするか、納得の100万円にするかが「葬儀社選び」なのです。

おすすめは、高齢者や重篤なご病人がいたら「事前相談」で葬儀社を選んでおくことです。






互助会は退会できますか?

2023年01月22日 | 終活セミナー
セミナー参加者から「互助会を辞めるのって大変ですね」とご相談がありました。
某互助会のイベントに参加し勧められるがままに入会したそうです。
イベントに参加するたびに追加の加入をしつこく勧められ、不信感を持ち始めてしまったとか。
退会を決意して本部に連絡するとなんだかんだと引き留められてしまう、と悩んでいました。

もう20年くらい前のことですが、私の親戚も退会の申請に行き「もう少し積めばもっとお得になります」と言い含めら退会を諦めて帰っきたこと
がありました。私が親戚の家から電話で代わりに退会の申請をすると、葬儀の知識があると判断したのかすぐに契約は解除されました。

前者のご相談者にも退会は自由にできると説明し、困ったときには消費者生活センターへ相談するように伝えました。
後日、無事に退会できたと報告してくれました。
日本冠婚葬祭互助協会は互助会への疑問やトラブルも訊ねることができます。

解約すると掛け金から預かった期間の手数料が差し引かれることを知らなかった人も多くいます。
互助会に加入するには毎月掛け金を支払い、30~50万円近くのお金を預けるのですから騙されていない限りは消費者側にも決定した責任はあります。

すべての互助会の対応が悪い訳ではなく、消費者側に快く応じる互助会も少なくありません。
入会時には互助会のメリット、デメリットを知ったうえで加入してくださいね。



長い入院に色々感じます

2023年01月17日 | sibatanoriko?
去年から骨折に関するブログは何回も書いています。
初めての入院から6か月がたち今3回目の入院です。
いまだに骨が付きにくく歩くのに制限がかかっています。
長い持病治療のため大量の薬を使っていますし自分の体が起こしている問題と納得できていますので
根気強く治すつもりでいます。
今回は手術患部に感染症をおこし、腫れと痛みが出て診察後に急遽入院、翌日に手術となり
患部を開いて洗浄しはめ込んだ金属もすべて抜き取りました。
したがって、現在は固定しきれていない自分の骨のみの足首で、負荷をかけるのが怖いですね。
体内から完全に除菌する治療を継続中です。


先日医師による集団の回診がありました。
6名ほど医師が病室に入ってこられ担当医師がベット横で私の病状をトップの医師に説明しています。
腕組をして聞いていた医師は私を一瞥し、そのまま部屋を出ていきました。
その間30秒、一言の会話もありません。
複数の病気を持ているので同じ病院の他の病棟にも何度も入院をしています。
必ず集団回診があるわけではありません。
半年以上の骨折治療で先が見え難い私にとって不安がなかった訳ではありません。
複数の先生が回診していただける機会は貴重です。

正直に言えば、順調に回復へ向かわない患者への関心を感じたかった。
術後の体調なり、今後の治療方向なり、安心につながる言葉をかけるなり、、、
そな場面を期待していました。

病院は患部を治療するだけでなく患者の心にも寄り添う体制を唱ています。
同じ病院内でも科によって、外来と病棟によって、医師によって、看護師にって、
その外にもかかわってくる多様なスタッフさんによって患者の受ける感じ方は随分と違うものです。
ホットしたり、落ち込んだり、疎外感を受けたり

思い返せば私自身も長い闘病生活になり、周囲に強い口調や不用意な会話してしまたともありました。
患者側の反省も込めて思うことは、優しくされると優しく受け取ることは多々ありますよね。
担当医の先生はお忙しいのにほぼ毎日病室に顔をだして説明もかなり詳細にしてくださり有難いです。

中に入って体験して初めて見える姿もあるものですね。




新型コロナ死亡者の火葬がようやく改定されました

2023年01月09日 | お葬式
今まで新型コロナに感染した遺体の取り扱いにおいて国の指針は納体袋使用、防御服着用、葬儀の実施が可能かどうかなどの検討を促すことなどを規定してきました。
これは2020年7月に出されたものです。
2020年3月には志村けんさんがコロナ感染で亡くなり、看取りも葬儀も火葬も立ち会えず、遺骨になって初めて家族のもとへ帰る、というショッキングなニュースを見て新型コロナがいかに恐ろしい感染症であるかを見せつけられました。
感染発症からまる3年がたち新型コロナウィルスの解明も進み、正しい感染予防をすれば看取りや葬儀、火葬の立ち合いに何の問題もないことがわかってきました。すでに世界保健機構では「遺体からのコロナ感染例はない」と報告書が出て、世界の葬儀はコロナ前の葬儀に戻っているそうです。
そして厚生労働省の指針はここへきてやっと納体袋不要などの規制が大幅に緩和されました。

これまで、国内の葬儀社や火葬場の対応は国の指針をもと故人と遺族のに別れの場に極端な規制を強いてきてしまいました。
その結果、大切な家族との別れをいとも簡単に、そして事務的にすませることが当たり前になりました。
そこに故人への尊厳や遺族の悲嘆を癒す配慮は見受けられません。
新型コロナ感染者以外の葬儀も同様に簡略化されています。

死者を葬る仕事に携わっている限り、葬儀社以外の人々も自分の仕事に責任を持つべきです。
葬儀は「人の心」に触れる仕事です。たとえ指針が出ていたとしても新しい情報を得て、それが正しい情報であるなら率先して変えてほしいと思います。葬儀社の中には以前から現況で実施される葬儀や火葬に苦言を発していたところも多くあります。
仕事としての知識を持たずして、仕事として一番大事にしなくてはならない「人の心」をも見ずにいるのはいかがなものでしょう。

国の対応が遅れ、この数年で残念な葬儀をした家族はどう感じるのでしょうか。



災害時の備蓄で大助かり、

2023年01月03日 | 生活情報
足首のギブス装着のため昨年の11月25日以来、自宅療養を強いられています。
買い物が自由にできずにいますが、災害時のために用意していた備蓄が役に立っています。
お米やペットボトル飲料、缶詰、レトルト食品、乾物などを利用しています。
お陰で冷凍庫に詰め込んであった冷凍食品もほぼ使い切りました。
古くなりかけた品物の一掃にもなり、ある食材だけで作る料理にも挑戦してみました。

思ったより買い物の回数も多くはありません。
それとペットのえさや、洗剤、トイレットペーパーやティッシュ類も余分に買い込んであったのでこれも大助かりです。

備品類はだいぶ無くなってしまったので、また徐々に買い足していくつもりですが、災害だけが非常時ではないことがよくわかりました。
病気や怪我などでも、ある程度のストックは必要ですね。

年末に娘一家がコロナに感染し、一週間ほど隔離生活をしていましたが、共働き家庭で買いだめた食品があり、何とか過ごせたそうです。

気軽に外出ができず楽しみが半減ですが、今回の経験は思わぬ怪我の功名でした。