柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

お一人様が入院すると

2023年05月31日 | 終活セミナー

一人住まいの方が入院するとどんな困りごとがあるのでしょう。

予定していた入院であるなら、万全の準備をして入院することができますが、突然の入院だと不測の事態が沢山あると思います。

入院時に必緊急連絡先や身元保証人が必要になります。

入院費の保証だけではなく、治療方針の説明や決定、入院中の不足品の購入、場合によっては退院後の介護申請や更新など、本来なら家族が行う手続きがあります。

もし、死亡という事態になれば身柄をひきとり、退去の手はずも整えなければなりません。

頼れる家族や親族がいない場合は、誰を頼ったらいいのか考えておいた方がいいですね。

お金や命にかかわることなので、親しい友人関係でも難しいでしょう。

老いや病い、死は誰にでも訪れることです。

それが分かっていても、ほとんどの方が情報や方法を知らないので何の手も打っていません。

 

その準備ができていれば、この先の時間はゆとりある日々が過ごせるのではないでしょうか。

身元保証契約、事務委任契約、任意後見契約、死後委任契約などを一度調べてみるといいですよ。

 

 

 


思い切ってパソコン処分

2023年05月29日 | 私の半径100メートル

使わなくなったパソコンが部屋の隅に積んであります。

何となく捨てるのを先延ばししてました。

先日、新聞販売店のチラシに家電回収サービスを見つけ

思い切って捨てることにしました。

他の家電を処分するのに躊躇はしないのですが

携帯電話やパソコンは捨て辛くてそのままにしてました。

回収先にデーターの処理のことも聞いて、申し込みを終えました。

 

そうなったら、家人が仕事を辞めて使わなくなった大きな機器も気になり

別の回収業者に問い合わせをし、こちらも処分が決まりました。

 

昨日のブログに「高齢者の揺れる気持ち」を書きましたが、私もまさに高齢者ですね。

一度踏ん切りをつければ意外とことは進むものです。

今回のきっかけは、ふと目にした1枚のチラシでした。

 

 


一度は決めたけど…揺れる高齢者の気持ち

2023年05月29日 | 終活セミナー

お一人暮らしの女性のご相談を受けたことがあります。

頼れるご家族がいないので、実家のご親戚を頼りたい。

将来は、実家の近くの老人ホームに入りたい、という希望でした。

久しぶりにお目にかかったので、そろそろ準備されたほうがいいのではと尋ねてみたら

お気持ちが変わっていて、びっくりしました。

頼りたいご親戚も変わっていましたし、

入所する老人ホームも今のお住いの近くがいいとのことでした。

ご親戚の方とは、コロナ対策のため出入りが遠のいており

3年もの空白時間は実家への行き来も体力的に大変になってきたようです。

ご近所にいる友人とは、頻繁ではないけれどそれなりに交流があります。

そんな状況で、お気持ちが変わったようです。

お元気とは言うものの、90歳を前にしてのお一人暮らしは不安です。

もう一度、じっくり話して準備をお手伝いしようと思います。

 

 

 


リハビリは心身共に効果あり

2023年05月26日 | 健康情報

週一回のリハビリに通いだして2か月がたちました。

リハビリ翌日は痛みで動けなかったのですが、最近は少し様子が違ってきています。

痛みがないわけではありませんが立つ動作が安定してきた気がします。

まだ10分も立ち続けることはできませんが、このちょっとの変化が嬉しいんですよ。

この施設に通うことで人と触れ合う機会も増え、

「頑張ってるね」「よくなってるね」と久くご無沙汰だった誉め言葉をいただき、ニンマリしています。

送迎の車窓から見る街並みが1年前と変わっていることにも驚いています。

ちょっとした浦島太郎気分!

 

怠け者の私ですから、家での自主トレは3日と続かないのは火を見るより明らか。

薄皮を剥がす如く、ですがリハビリ効果を実感しています。

 

 

 


介護施設を探す難しさ

2023年05月24日 | エンディングノート

皆さんが健康に留意され始めたせいか、90代になってもお元気な方が増えてきました。

しかし、現実には80代で約半数の方が介護状態になります。

怪我や病気で入院をし自立生活が困難な場合、退院時に在宅介護か介護施設への提案がされます。

私の父は、施設など考えられない人だったので在宅介護になりましたが、同年齢の母では介護しきれず医師、ヘルパーさん、看護師さんと3人の子供たちが順番にサポートに入りました。

母も介護を受けている身でしたので、母への負担は予想以上に重くすぐに体調を崩しヒステリックになってきました。

別居している子どもにとって「母まで倒れたら」との心配から父を老人ホームに入所させる決断をしましたが

父が承知するはずもなく、まずショートステイから試してみることに。

ケアマネージャーさんからの紹介先は「すぐに入れる施設」を優先してくださいましたが、いきなりの入所は父には「怒りの滞在」でした。

その間に母と長男とで数か所の老人ホームの見学をして契約をしました。

この時の条件もすぐの入所でした。

ホームの事務手続きの前日に父は意識を失い救急搬送、その後亡くなりました。

非常に勘の鋭い人だっだったので、無言の抵抗だったと家族全員が感じました。

私たちの都合優先のホーム探しはすべきではなかったと後悔しています。

在宅介護が限界に来ていても父に適した終の棲家を探すべきでした。

私たちの知識不足、情報不足が招いた結果です。

 

母の施設探しは友人が経営している「老人ホーム紹介所」を介してプロの情報と知識を教えていただき、本人が納得したうえで見学にも同行して決めましたが、実際には半年近く「帰るコール」が続きました。

施設スタッフの方々の努力とできる限り家族が面会に行くことで、最後には「私は幸せよ」と言ってくれました。

母の時にも私には後悔が残っています。

看取り時に家に連れ戻す決断ができなかったことです。

例え、昏睡状態でも母の五感は家族の存在を感じ取ったと思うのです。

 

家族がいれば、介護が切迫した時に施設を選んでもらうことができますが、もし一人暮らしなら、施設探しも運に任せるしかありませんね。

今は大手の経営だから、老舗だから、費用が高いから、いい施設とは限りません。

小ぶりでも、居心地のいいホームはあります。

特養でも、サービス高齢者住宅でも、素晴らしい施設があります。

何度も、何か所も見学し、サービス内容も確かめて、入所者の声も聞いて、

出来れば評判のいい「老人ホーム紹介所」を利用してみてください。

早めに目星をつけておくこと、できれば早めに入所することをお勧めします。

特にお一人暮らしなら特養や老健は経済的にも楽になる可能性が大です。

このリサーチも元気なうちにしかできません。

そして家族にも伝わるように、ちゃんとエンディングノートにも書き込んでおきましょう。

 

 

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手土産にエンディングノート❣

2023年05月22日 | 終活セミナー

終活セミナーに参加された女性の方からエンディングノートのご購入を受けました。

90歳の方ですが「エンディングノートは書かないといけない」と気づかれて

弟さんと妹さんに差し上げたいとのこと。

「手土産にお菓子を買うより、エンディングノートの方がずっと有意義ですよ」

 

なるべく多くの方にエンディングノートを書いていただきたいと切に願っている私は

最高に嬉しいお言葉をいただきました。

 

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お墓セミナーは和気あいあい

2023年05月20日 | 終活セミナー

今日は終活セミナーでお墓の話をしました。

なんだか、妙に盛り上がり和気あいあいのセミナーでした。

いつもはスクール形式で机を配置するのですが

和室の会場だったため複数の島型に机を置き、自由に座って頂いたせいかもしれません。

座布団の方も椅子を利用した方もいて整然とはしていませんが

周囲の反応がよく見えると意識も変化するみたいです。

参加者から体験談や疑問も気軽に出て、いいセミナーができました。


介護申請は「まだまだ」と思いがちです。

2023年05月18日 | エンディングノート

私は骨折による支障が生じ、要支援1の認定を受けています。

足の怪我は一定期間がたてば治るのだから介護申請は不要と思っていたのですが、実際には不自由なことばかりです。

介護保険でどんなサービスが受けられるか調べるために地域包括センターに相談をしました。

その結果、歩行のためのリハビリ施設に週一回通うことになりました。

また、両足で立つことが許されていなかったので、特別な支援として車椅子の貸与が認められました。

 

お一人住まいや高齢所帯で家族のサポートが受けられない方でも、多少の不自由さや体調不良では積極的に介護を受ける気にならない方は大勢います。

必要な時期に適切な介護サービスを受ければそれ以上の進行を遅らすこともできます。

それには周囲から申請を促す「ひと押し」が大きなきっかけになります。

あなたの日常生活の不自由さを判断して、介護申請を手助けしてくれる人はいますか。

一緒にケアマネージャーとの話し合いに同席してくれる人はいますか。

先々、介護施設に入る時期を見定めて、身元保証人になってくれる人はいますか。

家族を頼れないのであれば、元気なうちにあなたを支えてくれる人を探しておきましょう。

そしてその方に了承を得てエンディングノートに記載しておきましょう。

ご自身で気が付かないうちに認知症が進み、なんの判断もできなくなることもあります。

「そんな先のことまで・・・」と軽く考えず、今の時点での考えをまとめてみてください。

エンディングノートはその準備のためにあるのです。

 

 

 

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お一人様が救急車を呼んだ時

2023年05月16日 | エンディングノート

救急車を呼んだことがありますか。

私は自分が患者として救急車に乗ったことは一度ですが、付き添いは何度も体験しています。

救急隊が到着してもすぐに病院へ搬送できるわけではありません。

今の病状やそれまでの経緯、過去の既往歴、家族状況、などを聞かれます。

その時にご自身で受け答えができないこともありますね。

 

 

それに似た情報が書けるのがエンディングノートでです。

エンディングノートを持っていてもまだ書いていない人は、すぐに緊急事態の項目を書き込んでください。

でも救急隊がその記載されたエンディンノートを見つけることが出来なければ何の役にも立ちません。

エンディングノートには1冊の中に重要な個人情報も一緒に書けるようになっていますので

人目につかないところに保管してありませんか。

そこで私は救急隊が欲しい情報だけをまとめたエンディングノートを作りました。

玄関ドアの内側に吊り下げることができ

赤い表紙には「救急隊の方へ」と書いてあります。

病歴、かかりつけ医、薬、緊急連絡先などが項目にあり

次のページには延命処置や臓器提供など「もしも」の時の意思表示の項目が作ってあります。

病院へ駆けつけた家族が、本人の意思を知ることができるようにしました。

 

これは高齢者に限ったことではありません。

若い単身者用の集合住宅でもよく救急車が来ているのをみかけます。

特に頼れる家族や親族がいない方はこのような準備をしておいてください。

 

 

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身動き取れない時はどうしますか?

2023年05月13日 | エンディングノート

年齢に関係なく急な体調不良は誰にでも起きうることです。

思いがけず、長丁場になる場合もあります。

特にお一人住まいの方や、高齢の家族と二人住まいであるなら困ることが沢山あると思います。

その場になって頼れる人を探すのは難しいので、元気なうちに考えておきましょう。

もし、自宅で寝込んでしまったら「誰に家への出入りや日常の家事を頼めるか」を考えてみてください。

同居していなくても家族や親族に頼めるようなら、まず一安心ですね。

それができないようなら、周囲の友人を考えてみましょう。

信頼できる人がいるなら、その方に「困ったときのサポートをお願いできるか」打診してみましょう。

自分勝手に思い込むことは危険ですし今後の付き合いも左右しかねません。

 

考えられるサポートは食事、買い物、ゴミ出し、洗濯などでしょうか。

時には病院や薬局への付添や、入院の準備も必要になります。

もし、頼りたくないのであれば家事代行会社を利用することもできます。

できれば、元気な時にサービス内容や費用を調べてパンフレットなどを入手しておきましょう。

具合が悪くなってから探すのはキツイ作業ですし、いい会社に巡り合えないこともあります。

お金の引き出しも必要になるかもしれません。これは友人でも頼みにくいですね。

ATMまでの付添でしょうか。

 

私が経験した「身動きできない10カ月」の場合は

お金、役所関係はまとめておいて、別居の子供に。

急な買い物や郵便物、ゴミ出しなどは、ご近所にお願いしました。

どんなに小さな依頼でも「お礼」が頭をよぎりがちですが、律儀に構えると厚意があだになることもあるので、素直に甘えることにしています。そして前向きな姿勢と感謝の言葉がけを忘れないようにし、回復したら今度は私がお役に立てるような対応でお返しをしようと考えています。

 

時間がかかったり、面倒なことは有料の家事代行会社に依頼しました。

度重なるサポートなら、思い切って友人にアルバイトとしてお願いした経験もあります。

厚意に甘えすぎて一方的に負担を強いてしまうと、今後のお付き合いに悪影響を残すことを考えてのことです。

 

頼れる関係を考えてみると、日ごろからのお付き合いが大事になることがわかりますね。

 

緊急事態に備えることは思いつくだけではなく、きちんとエンディングノートなどに文章で残すことです。

時間の経過と共に、お互いの関係も変化をしますし思い違いもあり得ます。時々確認しあうようにしましょう。

 

私の作成したアクティブノートには自分が頼れる人を項目別に記載できるようになっています。

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体調不良で1週間寝込んだらどうする?

2023年05月11日 | エンディングノート

一人住まいで、新型コロナに感染した方はさぞかし大変な思いをされたことでしょうね。

体調不良の中、医療も満足に受けられず人の手助けも受けられず、不安と不便の日々だったと思います。

私も、10カ月近く身動きが自由にできない日々を過ごしました。

家事や日常生活に疎い家人に頼り切ることができず、どう乗り切ろうか毎日を考えていました。

食事の支度、買い物、ゴミ出し、洗濯は? 

銀行、郵便局、役所、への用事はどうしよう?

急に体調が悪化したら、家人は救急車を呼んでくれるだろうか、保険証や診察券、入院の準備ができるだろうか?

‥など、各家庭によって悩みは様々ですが、お一人で暮らしている方は絶対に直面する問題ですね。

 

高齢になると地域や職場だけでなく血縁も少なくなりがちです。

病気や怪我で1週間身動きが取れなくなった時、誰に手助けを頼めるのかを考えてみることから終活は始まります。

介護や葬式や死後の始末を考えることだけが、終活ではありません。

自分の困りごとを頼める人を見つけて、その人に打診をしておくこと。

その対処法を書き記しておくためにエンディングノートを利用してほしいと思います。

自分の考えを頭の中にしまっておいても役には立ちません。

高齢者が増え、お独り住まいが増え、家族がいても頼り切れない社会になった今、

自分のことは自分で決めておくことが大事だと思います。

「どうにかなるわ!」「死んでしまった後のことまでしるか!」は家族がいる人には通用するかもしれませんが

家族に縁のない人はそうはいきません。

周囲に必ず迷惑をかけます。

そのために、私はエンディングノートの普及をライフワークにしています。

 

 

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子供にも老人にも、ペットの存在は大

2023年05月10日 | 世の中

小さいころから犬や猫を触ることができなかった孫が、やっと1年かけてわが家の愛犬トラミと仲良くすることができました。

この機を逃さずに自宅でも犬を飼うことになり、早速子犬が孫のもとにやってきました。

兄弟のいない孫には大きな存在になります。

私もずっと犬と暮らしてきしました。

ペットを亡くすたびに辛い淋しい思いをしましたが少し経つとまた飼いたくなります。

2年前に17年共に暮らした犬を亡くした後は、もう私たちの年齢ではペットを迎えることはできないと思いましたが、

1年を待たずしてトラミを迎え入れました。

高齢夫婦にとって、トラミの存在は生きがいです。

もし、私たちが世話をできなくなってもいくつかの対処を考えています。

 

独居の多い高齢者ほどペットとの暮らしは必要ではないでしょうか。

先々、飼えなくなったペットを引き受けてくれる場所ができれば、高齢になっても孤独を感じない日常が送れそうです。

 

子犬を迎えた孫は昔話を聞かせてやり、ゲージに表札を付けてあげたみたいです。

 


「ワクチン接種に関するアンケート」…これは詐欺電話?

2023年05月07日 | 終活セミナー

詐欺電話を受けた経験が一度あります。

家電量販店の店員からの電話です。

「今、当店であなた名義のカードで買物をしようとする者がいます。怪しいので引き留めています。これから警察に通報します」  こんな内容でした。

カードの種類を聞いた時点で、急に態度が豹変して「親切で教えたのに疑るのですか」と怒り出したので詐欺だとわかり電話を切りました。

幸いなことに詐欺師としてはまだ未熟な人だったのでしょうね。

この後どのような手口で詐欺が起きるのかが理解できませんでしたが、インターネットで検索したら各地の警察のHPに詳しい手口が紹介されていました。

私の場合は、警察官や金融機関を名乗る者が自宅に来て

「××署の××(銀行協会の××)です。それではカードをお預かりします。また連絡します。」という流れだったようです。

 

こんな話に自分は引っかからない、と誰もが思いますよね。

ところが最近、知人二人が危うい思いをしたと聞きました。

普段は人の相談相手をするほどのしっかり者なのに、親戚の子供と思い込み、銀行からお金を引き出しています。

その時点で周囲に話をしたので「それ詐欺でしょう!」と忠告を受け手渡すことなく無事に済みました。

騙された理由を聞くと「親戚の子のピンチを救わないと」と直感してしまったそうです。

そのうちの一人は直後に当事者に電話で確認し「まるで声が違っていた」と気づいたそうです。

ショック状態になると、判断力が落ちるのですね。

 

固定電話にお金に関する件で電話があったら、必ず本人に折り返しの電話を入れてみましょう。

もし、親戚の子で連絡先が分からなかったら「あ、度忘れしちゃったけどあんたのお母さんの名前何だっけ?」とか言ってみたらどうでしょうか。

 

今日の新聞に「コロナワクチン接種コールセンターの職員をかたる不審電話が確認された」と載っていました。

ワクチン接種に関するアンケートと称し、

・一人暮らしかなどの家族構成

・近隣に家族が住んでいるか

・家族が帰省する予定はあるか

などを聞き出そうとしたそうです。

詐欺師は巧妙に次々と手口を変えてきます。

アンケートと言われるとつい答えてしまいそうですが、個人情報を聞かれるようなら途中でも電話を切ったほうがよさそうですね。

どうぞご注意を!


 

 


3人の認知症を抱える友人

2023年05月04日 | 世の中

久しぶりに訪ねてくれた友人とおしゃべり三昧の時間を過ごしました。

友人は、とても面倒見のいい人です。

義姉の3人は認知症で、家族はいますが手助けが必要な状態です。

困ったときには、友人夫婦が駆け付けいろいろな世話をしているそうです。

その姉の一人は徘徊があり、高齢のご主人は全く面倒を見ず経済的な問題もあり友人は頭を抱えていました。

もう一人の姉はもう家族の判別もできない状態ですが、同居の娘さんは持病があり日によっては自分のことさえ出きない不自由な体でお母さんを 看ています。

そこの家でも友人は頼られています。

通院や日常生活のサポートはできても、この娘さんも友人も疲弊するばかりでしょう

「このお姉さんは介護施設へ入所したほうがいいのでは」と提言しましたが、娘さんは「費用が大変だ」と二の足を踏んでいるようです。

 

介護の問題は、介護の情報が一般の人たちに行き届いていないことです。

実際の費用を知っているわけでもなく、介護施設の種類も知らず、世間から聞こえてくる噂だけで判断して「うちは介護施設などとても無理」と思い込んでいる人が大勢います。

ケアマネージャーの役目さえ気が付いていないので、相談も持ち掛けていません。

私とのおしゃべりで一時の気分転換はできても、このままでは解決できないことばかりですね。

 

しかし、いかに認知症の方が多いのか再認識させられました。

 

 

 

 


要支援1で、ショートリハビリ・ディサービス

2023年05月03日 | 健康情報

足首の骨折で要支援1の認定を受けています。

私が選んだサービスは短時間のリハビリです。

ケアマネージャーさんから3か所の紹介をいただき、見学の末にここに通っています。

今日で4回目。約2時間のリハビリです。

今日は、ウォンミングアップから始めて理学療法士の個別リハビリ、低周波によるの嚥下機能訓練、最後にレッドコードを使用した運動を行いました。

レッドコードとは、天井から下がっているロープにつかまり、日常動作の体感を鍛えるらしいです。

日によって、マシントレーニングもあります。

10カ月近く動かさなかった筋肉の劣れは激しく、立つことさえ痛みがあります。

週に1回のリハビリですが、薄皮を剝がすような感じで、少し動きの感覚が戻った気がします。

寝たきりの体が元に戻るには3倍の日数が必要と聞いたことがありますが、頷けますね。

自宅にいたらリハビリは難しい、です。 痛いから怠けてしまう。

 

費用は月額で2,556円。

今、介護保険の有難さを実感しています。