柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

我が家は、生き造りが苦手

2014年09月26日 | 私の半径100メートル
魚やイカの生き造りが苦手です

刺身にした魚の頭がついてくる生き造りが
どうも苦手なんです

焼く魚や煮魚は問題ないのです

主人は釣りが好きで新鮮な魚が大好きですが
生き造りはやはり好みません

私たちは命あるものを食べて生きているのは重々承知ですが
あの形はどうも

これって理屈じゃないので・・・

新鮮さを強調するのは分かりますが
全てのお客が喜ぶと思っているのなら勘違いかも?

結構、苦手という声を聞きます

普通に盛り付けてくださっても
新鮮さは分かるのではないか、と・・・

でも刺身って
少し日をおいたほうが美味しいものも多いですね


法事はしないよ・・・

2014年09月22日 | 葬儀後の相談いろいろ
父親の遺言で、死んだ後の法事や墓参りは不要と言われたそうです。

だから法事は無し、菩提寺には墓守をしている人だけがお寺で済ませるそうです。

父親の希望だから守ってやるのが子供たちの使命、とお考えのようですね。

周りの家族や親戚は、跡取りが決めたのだから、それでいいという意見が多いようです。


時々集まる叔父、叔母さんたちは
その決め事を忘れてしまうのか「今年は七回忌だけどいつするのか?」と
聞かれたりするそうです。


法事は毎年ある訳ではありません。

多くの家では1、3、7回忌くらいは声を掛け合っていますね。

家族、親戚には、行き来のある家と、めったに逢わない家があるものです。

親が生きていれば毎年逢う機会を持つものですが
親がいなくなれば、実家に足が遠のく間柄もあります。

法事という場があって
親の供養に行くという意味合いがあるからこそ
「関係ない」と思っている親族が顔を合わせる時間がもてるのでは?

法事を依頼されると
その事をいつも、強く感じます。

たまに逢うと、甥や姪の成長に驚いたり
仕事の内容を興味深く聞いたり
その場だけかも知れませんが、和気藹々とした時間がすぎていきます。

「又、逢いましょう」と挨拶を交わしても
次の法事まであうことが無い場合も多くあります。

それでもいい時間だったことは間違いが無い!

法事がなければ、それこそずっと逢うこともなくなる兄弟、親戚もいるかもしれませんね。

先ほども、法事に来るのは無用といわれた方から
「別に料理やお返しなんて無くても良いから、私たちもお寺で法事に参加したいのに・・・」

そんな声が聞こえてきました。


迷惑かけるからやらない・・・
お金が掛かるからやらない・・・
親が不要だと言ったからやらない・・・


色々理由はあるのでしょうが、少し淋しい気がします。

いまや、法事の仕方にも、新しい意味や形が必要なのでしょう。




オフィスの風景

2014年09月15日 | 私の半径100メートル


アシスタントが出産し、赤ちゃん連れで出勤するようになりました。
毎日というわけにはいきませんが、半日ほど仕事をしてくれています。
仕事机の隣が、赤ちゃんスペースです。

早いもので5月20日に生まれ、もうすぐ4ヶ月になります。
3ヶ月になる前に寝返りを打つようになり
今では簡単に体勢を変えてしまい、目が離せません。

おしゃべりも多く、会話をしているようです。
最近では人の区別も分かり、自分の欲求も出てきました。
誰も相手をしないとぐずりだして訴え始めます。

新米ママはとても辛抱強く
いつでも赤ちゃん第一に接しています。
しかも優しい・・・



こんな風に、話しかけたり触ってあげると
とてもご機嫌になります。
今、皮膚科に通っているので手に包帯をいていますが
ママの顔や髪に手を伸ばして、気持ちを伝えてきます。

アシスタントとして彼女自身も歯がゆいようですが
仕事も育児も頑張っています。

事務所でのひと時です。

外出すると「えっ!」て思うこと多いです

2014年09月11日 | 世の中
昨日のニュースで全盲の女性が蹴られて怪我をしたと知りました。
この女性の白杖に引っかかって転倒した人の仕業かも・・と出ていました。

真犯人は分かりませんが、
電車に乗る機会が増えるごとに
人々の気持ちが「イライラ」しているのが見えてきます。

ぶつかりそうになっただけで舌打ちをしたり
電車の混雑の中、荷物が触っただけで何回もにらまれたり
立ち居地が気にいらないのか、小声で「くそババア」と聞こえてしまったり・・・(笑)
本当に自分の想い通りにならないと感情をむき出しにする人が増えました。

たしかに変な非常識な行動をする人も多いですね。
それに対してこちらも同じ事をしてしまう・・・

私も含めての話ですが
やはり優しい人になりたいと、そのたびに考えます。

気をつけます!


年だからペットは飼えないよね・・・そんなこと無い!

2014年09月03日 | 老後
当社製のセンディングノートは「アクティブノート」といいます。
ちょっと変わったノートで、
家族に見てもらいたい時期と保管場所の区別の為に
3冊にしてあります。
これが結構好評で全国からお問い合わせがきております
申し訳ないのですが書店に出していないので、
その都度、お送りしています。

そのエンディングノートのなかに「ペット」の項目があります。

もし、自分に何かが起きた時、ペットはどうしようか?と考えてもらう為です。

お1人住まいや、高齢者世帯にとって
ペットの存在はとても大きいものです。

でも最後まで面倒見れないかも・・・
と考えてペットを飼うことを断念される方はとても多いです。

もしもの時のペットの処遇を是非、エンディングノートの中に
書いておいて欲しいものです。

親戚や友人に引き受けてくれる人がいないか、探しておきましょう。
もし引き受けてくれる人がいたなら、生前のうちに
ペットの飼育に掛かる費用などを
その方に贈与するように遺言書を書いておくと良いですね。

その時にいい機会なので、自分の財産もどうするのか決めて
やはり遺言書を作成してしまうと、尚良いです。

家族がいないなら死後に遺言書とおりに執行してくれる人を
探しておくのも必要です。

普通は司法書士や行政書士さんが遺言書作りから死後の執行まで
してくれますので、相談してみましょう。

ペットの処遇では
ペット用の老人ホームも最近ではでき初めています。

先々の安心を確保しておけば
高齢だからといってペットと暮らすのを諦める必要は無いのでは?

ペットがいるだけで
楽しい人生になることも多いですものね。

私もペットに心を癒されていますよ。


誰か相談できる人いませんか?は・・・???

2014年09月01日 | 世の中
母の知り合いのご主人が92歳で亡くなりました。
奥様は80代後半だと思います。
その方が、ご主人の死後の整理がよく分からないということで
話を聞いてあげて欲しい、と母に頼まれ電話をしてみました。

ご主人が亡くなり財産の相続をしないといけない
一人娘が大病なので殆ど動けないし、長くは生きられない
自分自身も高齢だし娘の将来も心配
など、いろいろな話が出てきました。

しかし、人というのはおかしなものです。
不安だから、誰か相談できる人はいないか?と聞いておきながら
私の話の前に
昔から見ていただいている税理士さんがいる
とか
ケアマネージャーさんが施設を探してくれている
その他の施設からも案内がたくさん来ている
成年後見も勧められている
などと
先ず、自分の周りに相談先が沢山あるような口ぶりで話をされます。


しかし、財産整理や税金対策と
娘さんの介護や成年後見のことなど
また、娘さんや自分の将来を考えて財産をどう活用していくか
などのことが全部混乱されていて
相談や依頼する先も
ごちゃごちゃになられているようです。

とりあえず、何か資料を送ってといわれたましたが
きっとそれを見てもご理解するのは大変なのでは?と感じました。

この方だけが家族の死後の対処や
介護の選択や
老後の安心対策をご存じないのではなく・・・

殆どの方々が何もご存じないと、言っても過言ではない気がします。


でも専門家に依頼することには大きな抵抗感があるようです。
高いお金を払うのではないか、と思っていらっしゃるのでしょうね。
だから、前もって予防線を張られている。

でも病気にかかったら医者に診察を受ける、
これもプロに頼るのが良い方法を見つけられるからですよね
そこに掛かる費用は当然と思うでしょう。

同じように自分や家族にとって
今後のより良い方策を見つけるには
しっかりと調べて選択できる家族がいないのであれば
やはりその道のプロに相談したほうが
有利な方法が見つかると思うのですが・・・・

頼りたい気持ちと信用できない気持ちって
誰でもあるのでしょうね。