38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋、植え付け。

2008年05月23日 | 農と暮らしの日記
レタス類の畑に混植したカリフラワー。
ぎっしりと成長したグリーンリーフ(上)とサラダ菜(下)に囲まれて完全防備かと思いきや、けっこう虫食いの穴が目立つ。これは失敗なのか、それともこれでも効果があって最低限の虫害で済んでいるのか、その判断ができない。比べる材料を用意していないから。こんな間の抜けた“試験区”がうちの畑にはいっぱいある。



翌日に雨の予報を控えた金曜日。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん。
午前:市街出荷・配達、そのまま市西部(旧東予市)の「雅園」に芋づるを買いに行く。
午後:セット発送荷造り、人参まびき。
夕方:さつま芋の畝立てと植え付け、19時半あがり。



さつま芋の植え付けは昨年より1日早い。
どんな野菜でも周囲より遅れる藤田家族の畑にしては早めの進行で、これは昨年その日程で植えてうまくいったから今年も……という次第。同じ畑で位置だけずらしてあるので、ほぼ昨年と同じ風景である。ただし、今年は畝の間隔を昨年の90cmから約110cmに広げた。120cmのトラクタ・ロータリを若干重ねて耕耘しておき、今日植える前に管理機でその溝に沿って畝を立てた。

そして、畝の形も今年はちょっと違う。
昨年は植え付けのときに「かまぼこ型」に整えたが、今年は管理機で土を跳ね上げたそのままの平らな畝(畝の高さはある程度確保してある)。つるが活着した頃に鍬で土寄せしながら畝を整える予定で、それはそうすることで生え始めた畝の肩の部分の草をかき取ることができそうだから。

今日植えたのは3種類で計550本。
約40mの畝を7本で、昨年よりかなり減らした。さつま芋が保存されていると冬の野菜セットはとても楽になるけれど、毎週毎週は歓迎されないというのが実際のところで、今年は秋じゃがと里芋、それにさつま芋をうまく組み合わせ、また、昨冬うまく育苗できなかった白菜やキャベツ、レタス類など冬の本命野菜を背水の陣で(さつま芋に依存せず)育てる覚悟を決めるためにも、芋の数を抑えてみたという感じ。作業は畝立てから植え付けまで約2時間。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、ほうれん草、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。

<今夜のBGM>
Miles Davis, The Musings of Miles. 1955.
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ニュース、あれこれ。

2008年05月23日 | 農に関する情報
■5/23(金)~25(日)システム農学会『地域から見つめる「食」と「農」のいま、未来』というのがあるようです。
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