38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

じゃが芋、収穫開始。

2008年05月28日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の収穫を始めた。
この男爵は2月に種芋を植えたもので、就農1年目、2年目に比べると早く植えたぶん例年より大きくなっているけれど、本格的な収穫にはまだ早いという段階。ただ、いつも掘り遅れて草に覆われ、昨年なんか夏の甲子園決勝戦をラジオで聴きながらまだ掘っていたりして、それはもうさすがにしんどいので、今年は早めの植え付け、早めの収穫・出荷を試みているわけである。それにしても5月にじゃが芋収穫とは感慨深い。

今日の男爵は約20m、およそ70株ぶん。
持ち帰って測ってみると、左の大きめのものと右の“コロコロ芋”をあわせて17kg。1株あたり250g。種芋はこの20mに概算で3kgくらい使っているから、収穫量はその約5倍。ふつう何倍くらいとれればいいのかわからないが、これではちょっと少ない気がする。とはいえ、収量より秀品率、収量より作業と保存の手間がかからないことをねらっての早植え、早どりなので、これくらいでいいのかも。

じゃが芋の「まとめ買い」、割引あります。
通常は300円/kgのところ、分量によってお安くします。お気軽にご相談ください。品種は男爵、メイクイン、キタアカリ、デジマ。各種組み合わせで食べ比べセットもできます。



野菜セットの出荷のない水曜、予報は夕方から雨。
朝:5時半から収穫、ごはん、市街出荷とご用聞き。
午前:じゃが芋掘り、西川さんのトマト定植、うちのトマト整枝、茄子・ピーマンの追肥(西川さんの鶏糞)、葱苗の除草、軽トラ修理(リコール)。
午後:里芋の除草(マルチ不使用区間と畝間の一部)、トラクタ耕耘(秋作の準備)、3時頃から予報どおり雨が降り出す。明朝出荷ぶんの一部収穫。



朝、真が久しぶりに喘息の発作。
入学以来初めての遅刻にして、薫が近所の病院に連れて行って吸引。真は神奈川にいたときも、低気圧が接近してくると調子が悪くなっていて、「歩く天気予報」と呼ばれていたのだけれど、このところ台風でもさほど変化しなくなり、「使えない天気予報」になっていた、ところへ、今日は久々に機能してくれたというわけである。学校には元気に行ったが、下校してからまたちょっとしんどくなり、再び病院へ。ま、入学以来の疲れが出ているのかもしれない。



<本日のBGM>
Red Garland, Soul Junction.1957.
そういえば、僕が初めて買ったCD。学生時代。まだCDプレイヤーを持っていなかったのに、下北沢のディスクユニオンで中古で買った。しばらくして友だちがCDウォークマンを売るというので1万円で譲り受け、それがいまもうちのCDプレイヤーだ。何度かの修理を経て20年。レッドの最初の音が聞こえると、その頃住んでいた笹塚・観音通り近くのアパートを思い出す。コルトレーンが入ってくるまで、延々と弾き続ける“ブルーなレッド”がいい。
コメント (1)
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