38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風4号、穏やかな雨。

2008年05月19日 | 農と暮らしの日記
成育中のブロッコリィ。
同じ時期に播いて植えた茎ブロッコリィが先に仕上がって出荷中のいま、野菜セットにこのブロッコリィが入る余地はあまりない。ただ、どちらも作付け自体が少ないので、セットの数が多かったり料理店などからの注文があった場合は、余裕のあるほうがセットに入ることになりそう。

とにかくどちらもいま、毎日のようにアオムシをとっている。
とりあえず葉の部分の食害でとどまっていて、現在のところ出荷には支障がないけれど、これも100とか200とかいう株数だからできること。基本的には朝の収穫のときに虫とりをする。一日のうちで最も“分刻み”的な動きをしている時間帯で、本当は収穫に専念したいところなのだが、あえてその厳しいところに虫とりの作業を入れることで、習慣的に必ずやるようになるので、結果的に効果も上がっているように思う。「あとで時間のあるときに……」というのは現実的でない、……とわかってはいても、日常のあれこれはやはり、「あとまわし」にしてしまうことが多い。反省。反省だけじゃ、しょうがないけど。



台風4号が接近する月曜、朝はくもり。
朝:5時すぎから収穫、ごはん、まず市街出荷。
午前:小松方面の配達、戻ってトラクタ耕耘、オクラ、枝豆、地這い胡瓜を播く。
午後:雨が降り始め、ピーマン類の定植を少し、同じ畑につるなしインゲンと枝豆を播く。
夕方:ミニと中玉のトマトの整枝と誘引。明朝ぶんの収穫。18時半あがり。



台風は数日前の予報から次第に南に進路がずれた。
結局、午後から降り始めた雨も穏やかな雨で、風もほとんどなし。昨日、一昨日と急いで茄子、ピーマン、トマト類を植えたのも、結果的には成功。降り始める時間帯も遅かったので、あれこれの種を播くこともでき、今回の台風は「よい台風」となった。

明朝の雨風に備えて、夕方のうちに雨の中の収穫。
これもこの季節なら気持ちいい。晴れていれば前日どりだと鮮度が厳しい野菜たちも、雨に濡れた状態で収穫されて瑞々しさを保つことができる。5月の前日どりなんて、たぶんめったにないこと。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、葉もの1~2種(小松菜、青梗菜から)、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、茎ブロッコリィ、など。
コメント
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