38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨の土曜は、バスで。

2006年04月15日 | 農と暮らしの日記
朝から雨の土曜日。
畑仕事は完休にし、家族一同バスに乗って僕の実家へ出かける。バスを降り、傘をさして歩く土手際に、桜の花びらが一枚、また一枚と散り落ちる。

新しい土地での新学期第一週を終えた子どもたち。
雨だれの音が響く室内でだらだらと過ごす休日は、目に見えない疲れを癒すにはぴったりかもしれない。

僕は遅れていた栽培計画の資料作りに着手。
未明に完成させた圃場別の「今月の作付状況」図に続き、日中は「圃場」×「各月各旬」のカレンダーをB4判1枚で作成。頭の中にある作付計画が、ようやく目に見えるかたちで現れ、その矛盾やら課題も明らかになる。

明日は雲が去り、晴天の予報。
午後からは畑に入れる見込み。
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葱、そろって発芽。

2006年04月14日 | 農と暮らしの日記
葱の芽が、ようやく出た。
2週間前に畑に播いた第1回分で、夏の葉葱、冬の太葱それぞれ各種を織り交ぜて播いたのに、発芽は一斉だった。

日中、キャベツ、ブロッコリーの移植。
雨が続き、定植のタイミングを逸しそうなので、一度うつわを換えて鋭気を養ってもらおうというねらい。

昼食後、市街に買い出し。
種屋さんで西瓜、カボチャ、枝豆などの種と、早播きする作付の防寒用トンネルの資材を購入。お店では夏の果菜類の苗が売り出し中だが、このところの天候不順で客足はいまひとつの様子。それにしても店頭に並ぶ苗は、さすがプロの育苗という感じで、力強く美しい姿が誇らしい。その足で(というか軽トラで)ホームセンター、郵便局、市役所などを回って、日用品の買い物や諸々の用事を済ませる。

そろそろ田植えの準備も進める季節。
おとといJAに行くと、苗の注文などはもうとっくに〆切だそうで、種籾も余っていたら……と言われた。まあそりゃそうだ。この辺りの田植えは6月に入ってからが一般的なようだが、ちらほら早場米の苗が植わっている田んぼも見られる。とりあえず今日、種籾を受け取り。”保険”で苗も〆切後ながら注文を押し込んでおいてもらう。

週末はまた雨の予報。
下旬からGWにかけての修羅場を明るい気分で乗り切れるかどうかは、来週の働きにかかっているが、積み残しの仕事が多く、ちょっとドキドキ。段取り勝負となりそう。割り切りも必要になる、かな。
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春の雨、畑は休み。

2006年04月13日 | 農と暮らしの日記
朝からまた雨。
庭先を流れる黄色い傘の行列もおなじみとなった。

昨日植えたキャベツは全体的に異常なし。
ただ、3株の茎が地際で切れて倒れている。指で掘ってみると小さな蟻がおり、もしかするとこれの仕業か? まだ増えるようなら緊急に対策が必要。高畝の谷には雨がたまり、畑ではなく田であることを実感する。

その他、畑のあちこちを見て回る。
ジャガ芋はようやく発芽がほぼそろい、葉がどんどん伸び始めている。人参も小さな本葉が見え始めたが、発芽自体の数が少なく、やはり薄播きすぎたようだ。温室内ではあれこれが発芽。箱播きして余った種をポットに植えた枝豆も、元気に頭を出した(写真)。



雨で畑仕事は休み。
午前中、普及所の方が新任の挨拶と県の農業関係の行事の案内で来訪される。

午後、「商談」のお客さん。
施設内で出す食事に有機の食材を用いたいとのことで、お話をうかがう。また、農園の現状や方向性、夏にかけての栽培計画をお話しし、近くの畑も見ていただく。ありがたい話ながら、手探りの初年度は大きな枠での約束ができないので、野菜の成長を見つつ、初夏頃から提供できそうなものを単品目から使っていただく方向で、今後もつながりを持たせていただくことになった。

夜、市内の青年農業者の集まりに自転車で出かける。
初めての参加で、就農準備中にお世話になった方々の顔もある。今日の内容はGW中の行事で出店する果物ジュース各種の試作。22時前に終了。
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キャベツを、植える。

2006年04月12日 | 農と暮らしの日記
未明に雨があがり、高温多湿の朝。
たっぷりの雨を吸った畑から、湯気が上がる。畑の様子見ついでに青梗菜(チンゲンサイ)の間引き。少し厚播きにしすぎたようだ。

朝のうち、葱とニラの種播き。
葱はこの春2度目、ニラは初めてだが、いずれも時期的には遅れ気味と思われる。うまく育てば6~7月頃に定植し、夏葱はすぐに、冬の太葱は年末頃から収穫。

午後、初夏どりのキャベツ類を定植する。
2つの畑に3種類、約1,000株。3月上旬にセルトレイに播いたもので、もう少し大きい苗になってから植えるイメージだったが、このところ成長が進まない様子なので、外の空気に馴らすために温室から出して約1週間の今日、畑に移してやる。計画上は6月中旬くらいから収穫。

あすはまた雲が広がる予報。
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ゆっくり、大きく。

2006年04月11日 | 農と暮らしの日記
昨日の雨が、降り続く。
そして、渚の始業式に続いて、真の入園式も雨。

真は葉山で保育園に通っていた。小さな小さな保育園。そして、西条に引っ越してきて、その2倍くらいの子どもがいるけれど、小さな幼稚園に通うことになった。

今日がその入園式。
家から歩ける距離にあるその園は、僕が30年ちょっと前に通っていた幼稚園。当時は市街地のアーケードから少し路地を入った繁華街にあり、お散歩の途中で出会う人が「ルンペン」というのだと学んだ。その後、郊外に移転し、そして、僕たち一家はたまたまその地に引っ越してきた。

園長先生の話。
「いっぱい、あそんでください。いっぱい、けんかしてください。いっぱい、なかなおりしてください。ゆーっくり、おおきくなってください」。ゆっくり、大きく……。うん、わりと真に合ってると思うよ。



午前中に、茄子の鉢上げ。
田の土、ピートモス、牛糞堆肥、籾殻燻炭を混ぜて培土を作り、数種類播いた茄子のうち成長が遅めだった1品種50株をセルトレイから9cmポットに移植。

午後、晴れ間が出てきたので枝豆の定植。
早生品種を2本組みで約80株。露地ではまだ早いタイミングかもしれないが、しばらく高温が続く予報なので、とりあえずトンネルなどの資材は使わない。隣の畑でいつ播いたか忘れていた牛蒡(ごぼう)の発芽を確認。

夕方、にわかに雷雨。
大きな虹がJAの屋根の上にかかる。
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雨の、始業式。

2006年04月10日 | 農と暮らしの日記
予報通り未明から雨。

今日は小学校の始業式。
渚は近所の上級生と共に集団登校し、僕と薫、真もそれについていく。校長室で簡単な説明があり、「あとはこちらで案内しますから、保護者の方はお帰りいただいて結構です」。意外と素っ気ない。久しぶりにネクタイまで締めたのに。ま、入学式じゃないんだから、当然だが。

終日雨の予報なので、家の片付け。
引っ越しから2週間たつのに僕の「事務室」の場所が決まらず、それによって本棚はどこに置く、電話やパソコンをどこからつなぐ、というようなことが左右されるので重大問題。結局、2月の”単身赴任”時点で日中は靴を脱がずに済むようにと長机を置いていた玄関の土間に、小さな机と本棚1本を置いた。

朝が早かったので、明るいうちに夕食。
相変わらず雨が降っているが、国道の向こうから聞こえるトラクタの音に、なんとなくうしろめたいような、焦るような心持ち、だけど、冷たい雨の日のしめくくり、熱燗がうまい(怠惰だな、今日は)。

明日も降り続く予報。
しぶきをあげるタイヤの音が窓越しに心地よい。
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地産と、有機と。

2006年04月09日 | 農と暮らしの日記
蕗(ふき)が食卓に登場。
独特の苦み、春の風味と豚バラ薄切りが、よく合う。葉つきの1mくらいの数本組みが市街のJA直売所に100円で出ていたので買い求めた。

この直売所の名は「水都市」。
市内の農家が毎朝(あるいは前夜)持ち込み、残れば夕方引き取っていく。価格は生産者が決め、売上から手数料が引かれて振り込まれる仕組みのようだ。

野菜の自給を目指す我が家だが、畑はまだスカスカ。
いまは日々の食材はこの直売所利用で手に入れることが多い。今日の買い物(写真)は大根、人参、玉葱、太葱、葉葱、蓮根、ほうれん草、大根の抜き菜、小松菜の花、まん葉、蕗、青のり。いずれも1束の量は少な目で50円~100円くらい、今日はあわせて約1000円だった。

これらは「有機野菜」というわけではない。
無農薬、無化学肥料のものもあるようだが、全体的にはいわゆる慣行栽培と思われる。だけれど、日本中の有機野菜が気軽に手に入るということと同じように、地元の野菜を毎日これだけ頂けることも、ありがたいと思う。



明日からの雨予報を前に、終日の畑作業。
日の出を待ち、昨日耕した桃の木の畑の寸法を測る。朝食後、育苗用に田んぼの土をふるって持ち帰り、ブロッコリーの苗をハウスから出す。午前中は小学校近くの畑の耕耘のあと、直売所で買い物をして戻り、昼食は久しぶりのカレーライス。

トラクタを貸してくださっている方が自転車で来訪。
「ぼちぼち田芋(里芋)しょう思うけん、ちょっと貸してんよ」と言って乗っていかれる。「共用」ということになっているが、普段はよく使う僕の家に置かせてもらっているので、申し訳ない。留守の間に戻ってきたトラクタは、ロータリに巻き付いていた草(僕が巻き付けたのである)がきれいに掃除されていて、さらに恐縮。

午後は耕耘した畑の畝立て。
1畝に条間60cmの2条植えができるよう、140cm単位で管理機を入れて、台形の畝の上面が幅90cmくらいになるようにしてみた。頭で描いていたのは畑全体の条間が60cmで一定になる120cm単位だったが、高畝のため意外に上面が狭くなりそうなので、現場で変更。隣の畑の方が来ていたので、挨拶。今年僕が使わせていただく畑の一部を耕作されていた方で、土の様子などを教えて頂く。

箱播きしたトウモロコシが発芽。
その他、あれこれの種が温室内で動き始めている。
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子どもの、遊び場。

2006年04月08日 | 農と暮らしの日記
子どもの遊び場、これが意外とない。

冬休み中の田んぼはたくさんあるけれど、夏は当然、立入禁止。
結局、小学校の運動場に出かけていくのかな、と思う。うちはまあ近いから(徒歩3分)、いいけれど。JAの駐車場で遊ぶ姿も見かけるが、あまり安全とはいえない。

この辺りは1軒1軒の家が大きい。
庭も広いので、そこで遊んでいる子どもたちは多いようだ。我が家も幸い庭があるので、ちょっとふざけっこをしたりするには不便はないが、砂利敷きのため、一輪車に乗るとかはできない。

だけど、こんな野原なら? (写真)
桃などいろんな木が周囲に植わっていて、草花がいっぱい、車も来ない。このまま我が家の遊び場にしたいなー、なんて思ったけれど、畑として借りたわけなので、そうはいかない。この写真を撮ったあと、トラクタを入れた。ただし、周囲の木はそのままだし、周りも全部は耘ってしまわないで、残しておいた(が、夏が大変そう)。



20℃を超える暑い一日。
朝一番で赤芽の里芋を渚と一緒に少し植えたあと、上記、桃の木の畑の耕耘。

昼食後、刈払い機を持って出動。
借りる予定になっている”要修理”のハウスの中が鬱蒼とした森になっているので、見通しをよくするため。と思ったのだが、やってみると、2mほどになっている枯れ草は手で簡単にポキポキ折れた。急遽、手作業に変更。

夕刻、自治会長さん宅に挨拶。
古くからの地域の方々に準じるかたちでの加入をお願いし、快諾いただく。最初の行事は今月末の地区運動会だそうだ。

夕食に、野びるが登場。
桃の木の畑で真が熱心に抜き集めたもので、今夜はフリッター。大粒ぞろいで、ちょっとえぐい。昼間そうじしたハウスで顔を出していたアスパラも、地主さんが「持っていかんかい」と言ってくださったので、茹でたてを頂く。

明日も天気はよい様子。
また焼けそうだ。
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ジャガ芋、発芽。

2006年04月07日 | 農と暮らしの日記
終日、雲のない快晴。

朝一番で、キャベツ苗を温室から出す。
数日から一週間以内に定植予定なので、外気に馴らすため。

午前中、所用で新居浜へ。
知らない町、知らない道の運転がいまひとつ不安なので、1時間に1本のバスで行く。小学生のころ、『宇宙戦艦ヤマト』のロードショーを観に来たときには映画館がいくつも並んでいたと記憶する中心部の商店街も、いまは静か。

昼食後、電車の見える田んぼの耕耘。
2枚並んでおり、小さいほうを里芋に、大きいほうを稲作に使う予定。隣接する住宅のブロック塀にトラクタの尻をぶつけないよう、ターンに気を遣う。

お茶のあと、6畝の畑へ。
子どもたちの散歩と、トラクタ進入路の確認を兼ねて。山裾に向かうに連れて大きな機械が入れない田も多くなり、耕作放棄地も目立ち始めていると聞く。近所の子らがモンシロチョウを追って歩く石積みの畦畔、その美しさと耕作の不便さはおもてうらだ。

夕刻、カボチャの定植。
本格的には後日、種から播く予定だが、今日のは種屋さんで10株だけ苗を分けてもらったもの。ついでに隣の畑を見て歩くと、先月頭に植えたジャガ芋が、ようやく発芽を始めており、ひと安心(写真)。

週末、土日はなんとか降らずにもつ見込み。
どんどん畑を埋めていかなければ。
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花見で、骨休め?

2006年04月06日 | 農と暮らしの日記
今日は朝から晴れ。
薫は朝から市街へ自転車で買い物。

オクラを2種類、深めの育苗箱に播く。
直根性なので直播き、といわれるオクラだが、ちょっと試しに。

昼前から、子どもらとバスで市街へ。
薫と西条駅で合流、加茂川土手の武丈公園まで歩く。2月に僕が先行して帰郷して以来、引っ越しも挟んで休みなく過ごしてきた一家の、ささやかな骨休め、のつもり。

4,5日前には「まだまだ」だった桜がほぼ満開。
土手のコンクリート石段に腰を下ろして弁当を広げる。「武丈の花見」は20数年ぶりだろうか。平日なので「家族そろって」というのは目立たないが、母子連れのグループ、中高年のサークルふう、部活動帰りの中高生……などが、にぎやかに春の陽光を楽しんでいる。

風も出てきたので、帰路に就く。
帰りは僕が自転車、家族はバスの予定だったが、やはり1時間に1本の時刻表は不便で、バスを待っているより歩いたほうが早い(ということもないのだが)、子どもも眠い、という状況で、結局、家まで歩いて帰ってきた。復路約5㎞。往路、駅からの2㎞もあわせて、よく歩いた。骨休めどころではない。

夕刻、管理機で3aほどを畝立て。
周囲の田んぼでは麦が穂を出し始めている。
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五日市で、じゃこ天。

2006年04月05日 | 農と暮らしの日記
午前中、雨。
温室で胡瓜、枝豆などの種を播く。

薫と子どもらはバスで市街へ。
恒例の「五日市」、産地実演販売の「じゃこ天」が目当てだそうだ。

午後は雨が上がる。
数日前に植えたレタスの様子を見に行くと、一部を除いてなんとか活着しているようで、ひと安心。

真がレゴでトラクタを完成。
春本番、これくらい大きいのも、少しほしい季節だ。
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雨の夜、アーケード。

2006年04月04日 | 農と暮らしの日記
昼から雨の予報。

午前中のうちに里芋を少し植える。
途中、近くの方が通りかかり、「里芋植えよるん? ええ芋があったがね」。そこへ別の方が、「里芋だったら、水入れないかんけん、水口のほうに植えたほうがえんじゃないん?」。あーそうか、失敗したかな……と思っていると、先の方が「ほじゃけど、水を排こう思て出口のほうにしよんじゃない? まあ、いろいろやってみんかい。何でも経験じゃけん」。うーん、どっちも考えてなかった。まあ、何でも経験だ。

予報通り雨が降り出す。
午後は温室内で育苗の種播き。ゴーヤ、モロヘイヤ、ちしゃ、枝豆などを少しずつ播く。

夕方から所用で市街地へ。
少し早く着いたので、待ち合わせの「登道」入り口から、アーケードの商店街を少し歩く。本当に静かな通りになったなあ……。同窓会か、時節がら歓送迎会か、女性ばかり数人のグループが、カーブの先の小さなレストランに吸い込まれていく。

雨は明日午前いっぱい降るらしい。
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始めての、宿泊客。

2006年04月03日 | 農と暮らしの日記
朝から気温が高い。
ご飯前にハウスでピーマン鉢上げの続き。

朝食は子どもが4人。
昨夜から松山に住む小学生の姪2人が泊まりに来てくれ、合宿状態になっている。思えば彼女たちが宿泊客第一号。

朝食後、一昨日植えたレタスの様子見。
昨日の風雨に耐えてくれているか心配したが、小さめの株はマルチの穴の中に葉を隠して難を逃れている。どうやらマルチの敷き方が緩かったらしく、双方が風に煽られているうちにもぐり込んでしまったようだ。浮いてしまっている株、根っこから飛ばされている株を植え直しておく。

昼食は弁当を持って”合宿児童”らとピクニック。
畦にござをひいて腰を下ろし、まだ草だらけの田んぼを眺めながらのおにぎりがうまい。けど、暑い。20℃にはなっていないのだろうが、陽射しが痛い。

午後、そのままみんなで苗を植える。
姪の一家がお土産に持ってきてくれた数種類(写真)の中から、キャベツ、ケール、ししとう、サニーレタスなどを畑の端の畝に植え、”サテライト家庭菜園”とする。

日没まで、育苗の種播きを各種。
明日はもう天気が崩れ始めるとの予報。
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箪笥が、ハモニカ?

2006年04月02日 | 農と暮らしの日記
予報通り、昼前から雨。
しかし、午後になると思いがけぬ土砂降りとなる。

まだ終わらぬ引っ越し荷物の片づけを一気に進める。
大家さんが置いたままの古い和箪笥を移動し、子どものおもちゃ入れにと掃除していて、すごいもの見つけた。抽斗を閉めると「ぷわぁー」とハモニカの音が鳴る。中をのぞくと、ハモニカのハープ?のところが奥の板に取り付けられている。こういう仕掛け、そういえば聞いたことがあるような、ないような。どなたかご存じですか?

ハウス内ではピーマンの鉢上げ。
茄子と同様、自家製の培土と市販の培土を使い分ける。

夕刻、市内の桜の名所、武丈(ぶじょう)の土手を視察。
入り口の西条農業高校の辺り(写真)から見た限りでは、まだまだの感じ。

明日は高温、快晴の予報。
桜の開花も進みそう。
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春苦み、土筆に熱燗。

2006年04月01日 | 農と暮らしの日記
今日から4月。
しかし朝から曇り、肌寒い。

朝一番で、五月人形を出す。
旧暦の桃の節句から一夜明けたばかりで、本来なら端午の節句もまだ先、のはずなのだが、”梅雨空に鯉のぼり”は実際のところ不釣り合い。我が家に鯉のぼりはないが、鎧甲と張り子の虎が出ると、もう寒さもここまでという気になる。

午前中はトラクタで耕耘作業。
まだ作付の予定が決まっていない畑だが、そろそろ傍目には草の成長が限界、と思われるので、ひと通り耘っておく。

午後は別の畑で畝立て。
管理機と鍬で整えたあと、葱の種を何種類か播く。渚は周りで土筆とり。これが買い物に行けなかった今夜の主菜になり、子どもらはご飯が進み、大人は熱燗が進む。

夜、ADSL接続完了。
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