38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風やや逸れ、被害小さく。

2014年08月10日 | 農と暮らしの日記
台風一過のオクラの畑。
これを見ると、主に台風が四国を縦断している頃かその後の西風に強く吹かれたようす。台風接近前、吹き始めの頃は東寄りの風で、畑では胡瓜やゴーヤーの支柱がその風で西のほうに傾いていたから、オクラも最初は西向きに倒れ、その後に反対向きに押し戻された可能性が高い。とすると、オクラのように支柱がなく「風まかせ」のような野菜は、向きが変わっていく台風の風には意外と強いのかもしれない。支柱で固定されたものは、いったん傾くと風向きが変わっても支柱ごと元通りに押し戻されるというのは難しそうだ。



日曜、台風11号のいわば「本番」。
しかし、夜通し降っていた雨は台風が高知県安芸市付近に上陸したとされる朝方には小降りになり、風もおさまってきた。その後、台風が四国を縦断していると思われる間も風雨はさほど強くなく、昼頃には完全に雨が上がった。
午後は曇り時々晴れ。風は午後も時折強く吹く。

朝:ごはんは茄子の味噌汁、ピーマンと竹輪の炒めたの、オクラおひたし。
荷造りして9時前にフジグラン出荷。買い物して10時頃に帰宅、以降は机仕事。

昼ごはんは、茄子・ピーマン・竹輪の炒飯とオクラおひたし。
午後:13時頃から畑の見回り。胡瓜とゴーヤーの支柱の傾きを直し、ピーマン、唐辛子類も根元を起こして踏んでおく。茄子は傾きが激しいけれど、風がまだ強いのでそのまま「休め」の状態にしておき、明日にでも支柱ごと立て直す予定。

15時頃に帰宅。
荷造りして16時頃、フジグランに2度目の出荷。帰宅して作業場の原状回復。台風に備えて納屋の中に入れていたものを元通りに出したり、ついでに貯蔵中の玉葱の再仕分けをしたり(傷んできたものを捨てるなど)。

晩ごはんは、鶏と茄子、甘唐辛子のイエローカレー。
それと、空心菜の炒め物。薫がレシピのヒントにと買ってきた輸入ものの海老味?ソースで。めちゃくちゃ辛い。イエローカレーも辛いので逃げ場がなく、渚が悲鳴を上げて、試し掘りしてあった小さいさつま芋で大学芋を作った。
僕はゴーヤーの酢の物でなんとか中和。



台風11号は接近前から大阪や三重など近畿地方に大雨を降らせた。
当初の予想よりも少し東寄り、徳島寄りに進んでくれたせいだろうか、当地では雨も風も思っていたほどではなく、畑の被害も小さく済んだ。ありがたいことだ。

あすはおそらく降らないだろう。
となれば、8月1日から続いていた連続降雨も10日間でひと区切り。週間予報を見ると、15日頃にまた傘マークがあり、その後は曇りが続く予報になっている。11~14日にしっかり晴れてくれれば畑も乾きそうだけれど、もしも曇りがちだったり雨がまた降ったりすれば、秋作の畑の準備は致命的に遅れることになる。
そろそろ、本来の夏空をお願いします。
コメント
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