38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

DELLのプリンタ。

2006年06月30日 | 農と暮らしの日記
写真は、プリンタ(って、言わなくてもわかるでしょうが)。
ついに購入しました。blogを書いているノートパソコンと同じ、DELLの通販。従来はCanonの電話&FAXを使っていたのだが、諸々事情があり、”新規参入”以来、6馬力の管理機に次ぐ(いや、胡瓜の支柱20mセットのほうが安いか)大型投資をした次第。もう何日も前に届いていたのだが、セッティングする時間がなく、返品の期限が迫ってきたので、やっとこさ開梱した。ネットのカタログで見た印象とは異なり、”値段相応”の質感。やさしく使おう。



朝から野菜セットの収穫と荷造り。
あちこちからありがたい注文をいただき、そのうちいくつかを週末に合わせて出荷することになった。

参考までに(?)出荷の手順はこんな感じ。
ほとんどの野菜は「朝どり」がいいと言われるので、日のまだ高くない、涼しいうちに収穫。いまと採れる野菜のほとんどは「小学校横の畑」にあるので、家から「コン助」というアルミ製の一輪車にプラスチックのコンテナを2~3個載せて出かける。

国道をわたり、約5分で畑に到着。
収穫は鮮度の劣化が遅いもの、収穫に時間のかかるものから始め、鮮度が失われやすいもの、ささっと収穫できるものを最後にとる。「小学校横の畑」は何枚かに別れていて、人参は「いたりあ畑」、大玉&中玉トマトは「壱番の畑」、モロヘイヤ、胡瓜などは「四番の畑」、茄子・ピーマン類は「五番の畑」といった具合。キャベツ2品種とブロッコリは壱番と弐番に分けてある。

「いたりあ畑」の隣は、カボチャなどを植えた「ろんどん畑」。
その南には春先の葉物があった「はわい畑」と薩摩芋などを植えてある「にっぽん畑」がある。その隣にある3枚を将来借りることができるようになったら、「ほんこん畑」「へるしんき畑」「とうきょう畑」と名付けることにしてある(というのはうそで、いま考えた)。

で、収穫の次は調製。
「こさえる」とか「つくる」とかいう作業で、人参の葉を包丁で切り落としたり、虫に食われた葉を手で摘み取ったり。キャベツはいま外葉をかなり虫に食われているので、これは畑であらかた落としてくる。

調製の次、または並行して計量と振り分け。
その日の出荷形態、または野菜セットの場合はお客さんの人数などに応じて、「このキャベツは大きめだから○○さんに」とか「トマトは2kgあったから、5人で均等に分けて400gずつ」という具合に。どのお客さんに何をどれだけ入れたかはそのつどメモしておく。値段が決まっている場合は、途中の金額を計算してみて、分量を塩梅しやすい野菜で調整したり、「何かほかに入れるものないかなー」などと考えたりする。

それが済んだら、荷造り。
計量・振り分けと同時に袋詰めするものもあるが、最後に新聞紙に包んだり、紐で結わえたりするものもある。そのうえで、段ボール箱などに詰めてできあがり。



午後、”米糠スポンサー”の大西さんが来訪。
田んぼを見ていただき、今後の実践研究(?)の打ち合わせ。田植えも終わったし、米糠もまいたし、おしまいおしまい、という気分だったのだが、米糠除草その他の資料もあれこれ持ってきてくださったので、いましばらく勉強しなければならない。さすがにスポンサーは厳しいのである。

今年も、半分終わったそうだ。
明日の予報はまた雨だが、このへんの人は誰も信じてはいまい。朝方曇って、あとは大方かんかん照りに違いない。
コメント (2)
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