38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

真の恐竜Tシャツ。

2006年06月27日 | 農と暮らしの日記
梅雨の中休みというには暑すぎる一日。
こんな日はいつもの長袖を脱ぎ捨てて、Tシャツ1枚で畑に出たい……けれど、やはり陽射しがあるときは皮膚をさらけ出すわけにはいかない。というわけで、僕がTシャツで農作業をするのは朝の早い時間か夕食後、あるいはどんよりと曇っていて、とくに怪我や虫刺されなどを心配しなくていい作業のときに限られる。

のだけれど、Tシャツを着たい。
この春まで住んでいた神奈川県・三浦半島の葉山では、5月の連休頃になるとTシャツ、ビーサンは当たり前だった。そんな葉山から、Tシャツが届いた(写真)。絵はもちろん三度の飯より恐竜が好きな真の作品で、以前から本人と薫はこの絵柄のTシャツを着て楽しんでおり、要するにそれが羨ましかったので追加注文していたのが、いよいよできあがったという次第。白いほうはオーガニックコットン100%、渋いグリーンのはHanesだ。

製作は彼の地でお世話になったKさん。
渚と真が通った「おひさま保育室」(渚の時代は「にこにこくらぶ」)で、添加物なし、有機野菜と地魚中心のおいしい給食を作ってくださった。

……というわけで、この恐竜Tは、たぶん「よそいき」。
例えばバスに乗るとか、地区の寄り合いに出るとか、雨の日にお客さんが来るとか、そういうときに抽斗から出すのだ。



晴天の間にできる作業を一気に進める。
薫が担当しているハーブ類(今日はルッコラとイタリアンパセリ)の定植、ピーマン第二弾(カラーピーマンを含む)の定植、幼稚園近くの茄子と里芋の畑の除草、人参の除草などなど。気温プラス、湿気をたっぷり含んだ大地からの蒸した空気で息が詰まりそうだが、風が吹くと以外に涼しい。

夕刻、JA水都市で意外な遭遇。
市内で無農薬・無化学肥料(有機JAS認証)のブルーベリーを栽培されているイトウさんだ。
日本有機農業研究会の『全国有機農業者マップ』に市内唯一の生産者として掲載されているほか、就農に当たって関係各方面の方々からよくお名前を聞いていた方なのだが、僕の顔をどこで知ったか、あるいはちょうど出荷のキャリーを引き上げていたときだったのでわかったのか、先方から声をかけてくださった。軽トラ脇でしばし有機農業談義(?)。今日の当方の売れ行きはいま一つ芳しくなかったが、そんな気持ちを吹き飛ばし、元気を与えてくれた。お互いの農場見学を約して別れる。



明日はいよいよ田植え。
予報は曇りで格好の日和。朝一番で水を抜く予定。
コメント
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