38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

青年農業者、飯岡へ。

2006年06月20日 | 農と暮らしの日記
今日も朝から気温が高い。

5時前に田んぼに行き、水栓を開け、ポンプを回す。
その足で人参の収穫。JA水都市に出荷するもので、大きめの(と想像される)もののを間引くかたちで抜いていく。今日は様子見なので少なめの約300gに組み、本店と隣市の新居浜店に10袋ずつ出荷。水を入れ始めて約1時間後にポンプを止める。

午前中、薩摩芋の植え付け(写真)。
といってもうちの畑ではなく、西条市青年農業者協議会という組織の活動に初参加するもの。秋の産業祭などで出店する焼き芋用とのことで、近年恒例になっているようだ。その圃場がたまたま僕の使わせていただいている畑の一つ(茄子、ピーマン、豆類など)のすぐそば(徒歩1分)ということで、気合いを入れ地下足袋で出出かける。

約1500本の苗を畝立て含めて2時間ほどで植え付け終了。
今回は市内の福祉施設の方々も「体験実習」で多数参加され、さすがに人数がいれば速いということを実感する(途中、今日は午前保育のみだった幼稚園から真も連れてきたが、お疲れの様子で芋は植えず)。終了後、情報交換を兼ねてみんなで昼食。米麦、畜産など営農の部門や形態は様々だが、地域的なつながりのある若い農業者たちの話を聞き、また体を動かす様子を見ることができ、有意義な時間となる。

午後は再び田んぼに水を入れる。
天候のせいもあるのかどうか、その辺りは稲作初心者の自分にはわからないことだらけだけれど、このところ1日2回は水を入れに行かないと、均平がうまくとれていない(僕の技術&労働不足による)田んぼはすぐに部分的に土が顔を出してしまう。

日が暮れるまで、こま切れの作業。
茄子・ピーマンの畝間の中耕除草(管理機)、次作に向けたトラクタ耕耘、人参除草など。JA水都市に引き取りに行くと、人参の成果は予想外にふるわず。価格か、荷姿か、それとも……。これからどんどん出していこうという初日の苦戦に、明日以降の計画の見直しを迫られる。

天気予報では晴れは明日日中まで。
本格的な梅雨に突入となるか、どうか。
コメント
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