38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小学校、日曜参観。

2006年06月04日 | 農と暮らしの日記
予報通り、晴れの朝。

「朝めし前」は、5時半から渚と二人で薩摩芋の水やり。
用水からやや離れた畑なので、家でポリタンクに水を詰め、如雨露を2つ持って出かける。一時の危機はほぼ脱した模様で、一部枯れてしまった苗の補植を含めて、数日後に予想される雨の前に追加200本ほどを植えれば、なんとかこの畑の薩摩芋は完了できる見込み。

今日は小学校の日曜参観日。
1時間目の始まる8時半に学校へ行く。今年初めて見る教室での渚は、すすんで手を挙げるでもなくぼんやりしているが、授業の笑いどころではちゃんと相好を崩しリラックスしているふうなので、ひと安心。それにしても、児童二十数人の教室というのは広々としていい。授業後は親子ドッジボールとかがあるらしいが、ちょっとそれどころではないので、早々に辞去。渡り廊下からうちの畑を見下ろしてから帰る。

午前中はトラクタでの作業。
植え付け予定のある畑の再耕耘と、畑全体ではなく収穫を終えた葉ものの畝を1本、2本、はたまた草の目立ってきた道路との出入り口付近をかき混ぜ……など、いくつかの畑をこまごまと耘ってまわる。昼前、小学生たちの下校に重ならないよう見計らって作業を終え、急いで戻る。

午後はキャベツ畑の除草。
スギナをはじめ、かなり草が目立ってきたので、三日月鎌で株のまわりや畝の側面を刈っていく。草刈によって環境が急に変わると、せっかく落ち着いていた虫害が再発してくるのではないかという不安もあるが、この”草畑”のまま入梅を迎えるのもこわいので、適度に(といってもとくに基準はない)刈り込む。あ、そういえば、僕も昨日、久しぶりに頭を刈り込みました。約3か月ぶり。大盤振る舞いで近所のおしゃれな散髪屋さんでカット。帽子がゆるい。

夕刻、水稲の育苗プールづくり開始。
苗を引き取ってから余裕がなく、日に何度か上から水やりだけして命脈を保ってやっていたが、さすがにそれでは立派な苗には育つまい……と思ってハウスの横を均平をとりながら整地していると、その折も折、ご近所から「苗はどなんしとるん?うちの苗代に一緒に置いとかんかい。水道代もかかろがね。お金はなるべく使わんようにせな」と、ありがたいお言葉。早速、一輪車で運び込ませていただく。自分で播いていない(JA購入)せいか、手元から離す心残りはほとんどなし。薄情な百姓である。

日没前に、桃の木のある畑へ。
ここにもキャベツ、ブロッコリがあり、こちらはやや生育が遅い様子。それぞれ少しずつ植えてある枝豆、モロヘイヤ、スイスチャード、スイートコーンもこの日照りで少ししんどそうだ。この畑の出入り口が段差になっているので、トラクタを入れやすいように、昨日の麦藁の残りを敷き詰めておく。

カボチャ、胡瓜にウリハムシが来ている。
根本的な対策はどうすればよいのでしょう?

週明けからもまだまだ晴れが続く予報。
コメント (2)
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