最近は寒いのであまり外に出ないで図書館で借りてきた本を読むことが多い
9編ほどの鉄道に絡んだ短編小説
鉄道小説を読むときはJRの時刻表についている「さくいん地図」を見ながら読む
まず「駅の名は夜明」
終戦後好きで一緒になった妻と50年
その妻がパーキンソン病と診断され7年
訪問看護師が来てくれる朝まで毎晩の妻の看護
介護保険の申請をするも「要介護2」と判定され僅かな年金では耐えられない
思い余って長年連れ添った愛妻を車いすに乗せて死に場所を求めて旅に出る
そしてここがいいと思い降りた駅
その駅の名は「夜明」
地図で見ると九州、久留米駅から大分に向かう久大本線と日田彦山線が交わる駅が「夜明」
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