晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

小沢民主でいいのか

2007-09-13 23:10:10 | たわ言


今年5月に種を買ってきて蒔いた向日葵が夏休みの留守の間に咲いていた。
一生懸命に水遣りをし育て最後に旅行に行ってしまい放たらかしにしていたがちゃんと咲いて呉れた。

アベチンゾウ君は自爆してくれた。
「美しい日本」「戦後レジームからの脱却」など自らの言葉の中身の無さ、軽々しさと苦しくなったら「一ヤーメタ」の幼稚な政治では当然のことだろう。

しかし今度の参院選で自民党が大敗をした最大のポイントは民主小沢の策戦勝ちにあることが問題だと思う。
即ち今まで自民党の票田であった東北、中国、四国、九州の農村部で完膚なきまでに民主党に負けたことだ。
そして自民党はそれを反省して格差の拡大の是正をしようとしている。

今世界の動きは資源の確保、食料の確保が大きな問題になっている。
石油の確保が最大で、大油田が発掘されつつあるロシアが今急速に力を伸ばしてきている。
日本を含む世界中の大資本に金を出させ油田が開発されると今までの条件を一方的に変更させロシア有利に持ち込む。
さらにブラジルをはじめ世界各国がトウモロコシなどの食料資源を石油代替資源に利用しつつある。

振り返って人口1億2千万人の日本の食料自給率は40%を切っている。
穀物自給率は30%以下である。
世界の各国が自国の食糧自給の必要に迫られるのはそんなに遠い先ではないと思う。

いま日本の農村には休耕地がゴマンとある。
若い農家の跡継ぎが都会生活にあこがれてドンドン東京に集まってくる。
そこではキチンとした定職にはつけずフリーターに甘んじている。
そしてグッドウイルやフルキャストなどに搾取されている有様だ。
安倍自民の政策の一つはそういう農業の改革でもあったはずだ。
若者が都会へ行ってしまったじいちゃんばあちゃんだけの効率の悪い農業、遊休農地を大農地にし、やる気のある人にやらせ農産物の増収を諮ろうとする改革である。
それを選挙に負けた最大の原因だといって再びじいちゃんばあちゃん保護のバラマキ政策に帰ることは百年の失政である。

小沢も世界の中における日本のそういう状態は十分に分っているはずである。
しかし彼は策士である。
日本の将来より今の民主小沢が第一なのである、選挙に勝つことが、自分が総理になることが最優先なのである。

インド洋での給油、これは小沢の言うとおりだ日本は一旦手を引いたらいいのだ。
今の日本はアメリカ一辺倒から決別すべきなのだ、それが「戦後レジームからの決別」だと思う。
そうなれば北朝鮮が怖い、中国に攻め込まれる、当然心配になる。
そこでわが国はどうするのか、はじめて憲法第九条、自衛隊をどうするのか真剣に考えるべきである。
いつまでもアメリカに頼っていては前へ進まない、自国は自国民で守るのだというハッキリした意思表示を世界の国ににすべき時だと思う。

とにかく今度の自民党総裁には本当に日本の将来を考えたシッカリした人を選んで欲しい。

そんな人がいるのかどうか分らないが、こんなおかしな議員達を選んだのは我々選挙民なのだから・・・
コメント (3)
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