子供の頃私の通っていた小学校の側を走っていた道路は16号線と呼んでいた
終戦間もなく天皇陛下が日本各地を廻られた時、大阪から和歌山へ
この16号線を通るので日の丸の小旗をもって見に行った
国道か府道なのかとにかく16号線と呼んでいた
この本の国道16号線は「日本を創った道」と書かれており
「国道16号」と指定されたのは1962年、東京オリンピックの少し前だ
ということは私が16号線と言っていたのは1945年頃で間違いではない
横須賀市の走水が起点、東京湾岸を走ったあと、内部の町田、八王子、福生を抜け
埼玉県の入間、狭山、川越、さいたま、春日部
千葉県の野田、柏、千葉、市原から東京湾岸に出る
木更津を越え富津(スタートした横須賀の対岸)を走るルート
平日は大型トラックや営業用車が休日には自家用車で渋滞するルート
読んでゆくと知らなかった町が次々現れるので面白かった
16号線に興味があったので狭山の図書館で探したが見つからず
今回、大阪府立図書館で見つけやっと借りることが出来た
読んでみて関西の人にはあまり関係のない土地ばかりを通るルートだから
図書館も置いてなかったのだろう
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