社宅跡をたずねて

渋谷から田園都市線、昔は代官山、中目黒、田園調布、二子玉川
であったが、今は三軒茶屋、桜新町と新しい線路で地下のまま、
二子玉川の手前で地上へ出る。
話は聞いていたが実際に乗車してみて浦島太郎だ。


溝の口⇒梶ヶ谷→宮崎台、毎日通勤で乗り降りした駅だ。


駅前のスロープはそのままだが昔は駅前に自動販売機があったぐらいだ。


この道路の右側の山手にはNECの研究所があったぐらいで地肌むき出しの
段々になった宅地開発の真最中だったと記憶している。


道路から低くなったこのビルは45年前からあったが前より大きくなっている。


多分この角に森田ポンプの倉庫があり坂の途中に社宅があったように思う。
昨日の OB会に出席した人の中に社宅で一緒だった連中もいた。
なぜ社宅が無くなったのか聞いたらアスベストの問題があったとか言っていた。
社宅で夜寝ていると、時々ガタンゴトンと列車の通る音が聞こえることがあった。
おかしいなと思っていたが、あとでこの敷地の下に貨物列車専用の鉄道が
走っていると聞いた。


坂を上ると宮前平の駅に出る筈だ。
右側の石垣の上にはは宮前平小学校、中学校が出来ている。



宮前平駅の上にはNHKの社宅や富士見台小学校などがあり、
夜会社の帰りに空き地で人玉が飛んでいるのを見たこともあったが、
今は小学校は社宅があった近くに移り、宮前平小学校、宮前平中学校と
学校名も変わっている。



宮前平の駅上に出た。


宮前平駅を出る電車。
城南信用金庫が大きくなって見える。


宮前平駅、この辺りにすかいらーくがあったと思うが今は無い。
駅や主な道路は変わっていないが周りの景色は全く変わってしまい
頭の中に残っていたイメージが消えてしまいそうだ。
午後から人に会う予定があるのでそろそろ引き返すことにした。