今朝は朝から太陽が照りつけていたが空気が涼しかったので穴地蔵を越えて小山田の方まで歩いてみた。
ちょうど田植えが終わったところで田圃には水が一杯張られあぜ道の横の水路を流れる水の音が気持ちいい。
途中のため池も水を満々と湛えている。
田圃の水入れを終わって帰る途中のお百姓さんに聞いたら今年の田植えは例年より少し早いと云っていた。
今日の天気を見ても完全に梅雨は明けている。
早く田植えをしないとため池の水も干上がってしまうだろう。
昨日、今日東電、関電を始め電力会社の株主総会が続いた。
東電の総会には9,000人を越える株主が出席し、6時間にわたる質疑応答が行われたようだが、原発事業からの撤退、役員の選任議案反対などの株主提案はすべて否認され、会社側提案が賛成多数で可決された。
その中で勝俣会長がこの総会の決議は大手数人の株主の賛成で事前に可決されていたという趣旨の発言があった。
いちいち数を確認することもないのだ。
いくら個人株主が束になって原発事業廃止を提案しても会社側は痛くも痒くも怖くもない。
時間をかけて云いたいことを云わせガス抜きをするためのセレモニーでしかなかったのだ。
東電の大株主を見ると日本トラスト信託口、第一生命、日本生命、日本マスター信託口、東京都、その他大手金融会社など金儲けだけが目的で、被災地の住民や放射能被害を受けている個人など虫けらぐらいにしか思っていない大手企業ばかりなのだ。
東電の株主総会に出席して異議を唱えても無意味だ。
これからは東電の大株主の会社の総会で持ち株を売り払うよう提案するしかない。
しかし大株主も大損を被っているし、大株主の会社の株主も金儲けで株を買っている人達ばかりなので思うようにはいかないだろう。
近い将来起こることが予想されている南海、東南海地震で痛い目に遭うまで変わらないのだろうか。
虚しい限りだ。