晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

四國カルスト天狗高原

2011-09-26 15:00:00 | 国内旅行

四万十川源流地点から引き返し、天空の爽回廊四國カルスト天狗高原を目指してここまで上がってきました。




この高原に高知県と愛媛県の県境があります。




四國カルスト。
秋吉台(山口県)、平尾台(福岡県)と並ぶ日本3大カルストで一番高い所にあります。



標高1400m前後の尾根が連なる四國カルスト。


四國カルストの石灰岩はフィリピン海プレート上の海で生まれたサンゴ礁が堆積して生まれたと言われています。
その後1億年以上かけてプレートとともに移動し、今から200万年ほど前の四国山地の隆起によって地上に姿を現しました。






天狗高原、高知県と愛媛県の県境に位置し、東西25kmの緩やかな高原です。
春はきれいな花々が咲き誇り、夏は緑の草原、秋はススキが咲き乱れ、冬には白い雪に覆われスキー場になります。



ここにはまた沢山の牛が放牧されています。


森林セラピーロード。
天狗高原では森林浴や高山植物を楽しみながらハイキングができます。



この檜のチップをバケツに入れてウオーキングに出かけます。


檜のチップを敷き詰めた片道約4.5kmの遊歩道は足やひざに負担があまりかかりません。


これで四万十川河口から源流地点までの旅は終わりです。


高知駅に戻ってきました。


高知駅前。


土佐電鉄(略してトデン)のトラム。


行く時に後ろ姿しか見えなかった土佐勤皇の志士達の銅像。


高知駅17時13分発特急「南風24号」に乗り20時35分無事新大阪へ帰ってきました。
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四万十川源流

2011-09-25 23:00:00 | 国内旅行

朝起きて部屋の窓を開けた、雲の上では無く雲の中のホテルだった。



今日は四万十川源流を目指して写真の山の中腹不入山(1336.1m)、そのあと天狗の森(1485.0m)まで上ります。


8時にホテルをバスで出発、狭い道を不入山の麓に向かった。


狭い道沿いに棚田が見える。


途中で現地のガイドさんも加わって、ワゴン車に先導してもらいながら山道を上った。


バスはここまで。
ここから不入山(ふにゅうさん)1336.1mを目指します。



ここからは歩く人とワゴン車に乗る人とに分かれて源流点の入り口を目指した。


狭い道でバスが何度も切り返しをしたので予定よりかなり遅れた。


森林浴もそこそこに道を急いだ。


流れが細くなってきた。


いよいよ山に登り始めました。


足元はじめじめして苔も生えていますが滑ることはなく、ごろごろしている石や岩もしっかりしていてグラグラしません。
ここまで登って来る人は少ないのかもしれません。



リタイアする人も出始めました。


そろそろ源流地点も近くなってきたようです。




ここが源流地点。
四国山地の谷間を大きく蛇行しながら196kmかけて土佐湾に注ぐ四万十川はこんな小さな流れから始まっているのです。



「しまんと」はアイヌ語で「シ・マムタ」=「大変大きく・美しい川」(なぜアイヌ語が出てくるのかわかりませんが)が語源であるとか。
本当の源流地点はも少し上の方にあるのですが、寒くなると水が流れなくなります。
この地点からは年中水が流れ出しているのでここを源流地点としているようです。



登る時に比べれば下りは楽でした。
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雲の上のホテル

2011-09-25 12:00:00 | 国内旅行

坊主山(1,162.6m)の中腹、梼原に向かって197号線を走る、「神在居の千枚田」を過ぎトンネルを出て間もなくにある、「雲の上のホテル」。



ホテルといっても木をふんだんに使った暖かい雰囲気の2階建てのホテルです。



高知県は全面積の88%が森林、材木は地産地消にピッタリです。



すぐ隣は「雲の上の温泉」。



この建物が「雲の上の温泉」。
露天風呂もプールもありホテルからは下駄をはいて行けます。
宿泊客以外の人は500円払えば入浴できます。




今回のツアーで男性の一人旅は私一人。
今夜は広い二人部屋でゆっくり眠れます。




「雲の上の会席」。
前菜8種、 どれも美味しいがクジラ味噌が最高だった。
造り、 かます、鮪、伊佐木、鯛の刺身。
焼物、 梼原産雨子田楽焼き、たたき牛蒡、しば漬け糸瓜、おくら醤油漬け。
煮物、 素麺、海老、錦糸巻、洗い葱、生姜、椎茸、旨だし。
酢物、 鰹のたたき。
揚物、 鱚の梅肉包み揚げ、南京、茄子、おくら。
洋物、 梼原産牛肉ステーキ、生野菜。、
吸い物、ご飯、香の物、デザート、フルーツ、水菓子、ケーキ。
生ビールのあと四万十特産栗焼酎「ダバダ火振り」などを飲んだ。


このホテルの裏を通って坂本龍馬脱藩の道があると聞き夕食前に出かけてみた。
薩摩藩の勤皇義挙に参加すべく吉村虎太郎に続いて沢村惣之丞らと藩北のここ梼原を通って藩境の韮の峠を越え伊予に脱藩、船で三田尻に向かった。

坂本龍馬脱藩の道




























梼原まで行って帰ってくると食事に間に合わないので途中で引き返した。
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早瀬の一本橋

2011-09-24 18:20:20 | 国内旅行

19号線をさらに遡り、197号線を梼原方面へ進みます。
津野町東津野、狭い道をバスで入り込んだ所に沈下橋の原型といわれる早瀬の沈下橋があります。







昔は大きな丸太を半分に割って橋として利用していました。
大雨が降るとずっと下流まで橋を探しに行ったそうです。
いまはそんな大きな丸太が無いので3本で1本にしてワイヤーで流されないように括りつけてあります。



















津野町には勤皇の志士吉村虎太郎(土佐勤皇党に加盟し土佐を脱藩、天誅組を組織した)の生家と銅像があります。
沈下橋巡りはこれで終わり、このあとは今夜の泊まり、梼原「雲の上のホテル」へ向かいます。
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高樋沈下橋

2011-09-23 22:00:00 | 国内旅行

ドライブイン食堂で昼食。
ジャコ飯とウツボの叩き、ウツボは硬くて美味しくなかった。
今日は天気と空気が最高に美味しい。




昼食を終わって次の沈下橋へ向かって19号線を遡る。
長野沈下橋、久万秋沈下橋を通過、高樋沈下橋へ向かう。









高樋の沈下橋
























のどかな景色ときれいな水を満喫しました。
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一斗俵沈下橋

2011-09-23 10:00:00 | 国内旅行



窪川駅からバスに乗って19号線を四万十川に沿って遡ります。
清水大橋を過ぎ左折し橋を渡ると案内板が見えました。
あとはもう説明もいらないでしょう。
台風一過、初秋の四万十川、晴天続きの旅です。



一斗俵沈下橋(いっとひょうちんかばし)

































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沈下橋巡り

2011-09-22 21:20:19 | 国内旅行

高知県四万十市中村の日の出。
8時にホテルを出発しバスで四万十川沿いを遡り予讃線江川崎駅へ向かう。
沈下橋とは川が増水した際には川の中に沈んでしまい欄干はない。
増水時の流木・土砂による橋の流失を防ぐために作られた橋です。




四万十川本流には21橋、支流には26橋の沈下橋があり集落と集落を結び、暮らしと川の接点でもある。
江川崎駅までの四万十川には昨日行った佐田の沈下橋、三里の沈下橋、高瀬の沈下橋、釣りバカ日記のロケが行われた3本橋脚の勝間の沈下橋、口屋内の沈下橋、岩間の沈下橋があり、それらを観るためにバスで遡った。




岩間の沈下橋、中村からバスで約50分、江川崎駅まで20分ほどの所にあり、よくポスターやテレビに登場する有名な橋、ここではバスを停めて写真を撮ることが出来た。
これ以外の沈下橋は残念ながらバスでの座席が川と反対側になりシャッターが切れなかった。




江川崎駅到着。



私たちはここでバスを降り、予土線の普通列車で窪川駅まで行く。



対向列車を待ち合わせる。
その間バスは私たちを降ろし、空のまま窪川へ向かう。




待つこと40分余りやっと対向列車が見えてきた。



江川崎からは予土線の列車が四万十川に沿って走る。
この沈下橋は真ん中が落ちている。
江川崎駅から半家(はげ)駅辺りに半家沈下橋、中半家沈下橋、長生沈下橋などがある。
半家(はげ)の由来について、源平合戦に敗れこの辺りに隠れ住んだ平家の落人が追手から逃れるため「平」の字を崩して「半」にしたと云われている。




土佐昭和駅から土佐大正駅までは四万十川が列車の右になったり左になったり、トンネルに入ったり、鉄橋を渡ったりカメラマンはデッキに立って右へ行ったり左へ行ったり。



眼を凝らすと遠くに見えたり。


突然眼の下に見えたり。
この間にも第一三島橋、第二三島橋、芽吹手沈下橋、さらに上岡沈下橋と続くがどれがどれだか分からない。




悠久の清流を楽しむ暇もない。






約30分で土佐大正駅。



遠くに見えている沈下橋が



すぐそばに
上岡沈下橋か向弘瀬橋か若井沈下橋か
列車は打井川駅、家地川駅に停まり、土佐くろしお鉄道と合流してループトンネルを通って若井駅へ。







江川崎駅から1時間弱、窪川駅に着いた。
駅前にはタッチの差で早く着いたバスが待っていた。
ここからは再びバスに乗り換えて今度はみっちりと沈下橋を見て回ります。
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佐田の沈下橋

2011-09-21 22:00:00 | 国内旅行

高知県四万十市中村の日の出前。(新ロイヤルホテル四万十 9Fより)



昨日中村に着いたあと、河口に向かう前にトンボ自然公園と佐田沈下橋を見に行った。










だだっ広い湿地を縫うように道がありそこを進むといろいろなトンボが飛んでいる公園だ。
いまの時期は矢張り赤トンボが多い。
私は途中で道を飛び越えたつもりが片足が湿地につかり、ズボンの裾までドロドロになり、汚れたまま旅行を続けたのであまり印象は良くない。





             

佐田沈下橋。
中村駅からバスで15分あまり、四万十川本流の最下流にある最長の沈下橋。
昭和47年建設、全長291.6m 幅員4.2m。



対岸まで歩く。
真ん中で広くなっている所は車が対向できるように作られたものです



対岸。


この橋はバイクは勿論、大型車も通行可能です。


四万十川ツアー2日目は四万十川本流に架かる沈下橋巡りです。
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清流四万十川

2011-09-21 10:20:00 | 国内旅行




バスで河口に向かいます。



バスから降りて屋形船に乗りこむ。



さすがに河口は大河だ。
日本最後の清流として知られる四万十川は、吉野川に次ぐ四國第2の大河で延長196km。
四万十川は上流にダムがないため水質が非常によく、四國随一のアユ漁場でもある。今日から3日間河口から源流地点「不入山」までを旅します。




まず伝統漁、柴漬け漁を見物。
椎の木などの枝を束ねた(柴)を川に沈め



枝の間に潜んでいたウナギやエビなどを柴の枝ごとすくい取ります。



屋形船の船長さんの話によるとこの漁師さんがこの辺りでは稼ぎ頭だとか。
漁のほかにテレビのコマーシャルで稼いでいるそうです。
この歳(?)で元気に働けるのは「皇潤」を毎日飲んでいるからだそうです。




も一人の漁師「松ちゃん」の投網漁。



小舟の舳先から網を投げ魚を捕まえます。
「土佐打ち」と呼ばれる独特な投げ方で大きな網を操ります。




悠久の流れに乗ってお弁当をいただきます。
四万十川産のウナギ、小ぶりで養殖でないので少し硬いです。
四万十川の「ヤマト手長海老」もあります。
美味しいアメゴの塩焼き、これは明日からの食事には必ず付いてきました。




ビールも飲んだのでご機嫌です。



川はゆったりと南下し太平洋(土佐湾)へと注ぎ込みます。



日中の熱気はどこへやら、夕闇が迫る中涼しい川風に吹かれながらの川下りです。



総延長196kmの四万十川には、海水と淡水が交り合う「汽水域」が9kmもあります。



汽水域でしか採れない貴重な「天然青のり」の90%は四万十産で高品質と聞きお土産に買って帰った。






秋の陽はつるべ落とし。



日はとっぷりと暮れ、再びバスに戻り、中村「新ロイヤルホテル四万十」で一泊。
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初秋の四万十川へ

2011-09-19 15:50:00 | 国内旅行














































































































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