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今日は大阪天満宮の天神祭。
テレビで、かがり火を灯した船が大川を行き交う「船渡御」を観ながら「鱧」を食した。
日曜日の朝刊各紙に1ページ大の意見広告が出ていた。
国民が主権です。
一人一票に反対の6名の
最高裁判事
に不支持票(X印)を投票して一人一票を実現できます!
次回の衆院選挙と同時に行われる「最高裁判事の
国民審査」
での、投票数の過半数(3,000万票)があれば罷免できる。
次回国民審査を受ける7人の裁判官の名前が書かれた表があり、意見の欄に一人を除いた6人にX(バツ印)が付いている。
バツ印が付いていないのは弁護士。
バツ印の付いているのは裁判官、検察官、学者。
最初ぱっと見た時はなんとなく見過ごしたが、待てよと!と改めて見直した。
広告主は一人一票実現国民会議。
発起人を見ると大宅映子、川本裕子、三枝成彰、桜井よしこ、中村修二、広中平祐、堀田力、三木谷浩史、宮内義彦など40名。
具体的には、鳥取県の有権者の1票は
神奈川 0.2票
大阪 0.21票
東京 0.23票
福岡 0.24票
愛知 0.25票
埼玉 0.25票
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福井 0.74票
徳島 0.74票
高知 0.76票
島根 0.82票
いま日本の政治をゆがめているのは定数を減らさない、一票の格差を是正しない国会議員と裁判官であることが良く分かった。
三権分立ではなく三権馴れ合いだ。
衆院選挙の度に裁判官の罷免が出来る制度がありながら詳しい情報がないために正しい判断が出来ず、権利の行使が出来無かったのだ。
この広告についている切り抜き用紙を保管し、次回の「最高裁判事国民審査」の時必ず(X)バツ を付けよう。