公民館の新春こども祭りで久し振りに人ごみの中に入った所為か風邪を引いてしまった。
寝込むほどの熱は出ないが咳がひどく夜も寝られない日が10日以上続いている。
行きつけの医者へ行って薬をもらい、余り咳がひどいので念のためレントゲンまで撮った。
その間に自治会の会議や昨年から交渉中の古紙回収配分の打ち合わせ、今年から世話人になった「せいだんクラブ」の1月定例会の準備やらで寒いなか出掛けなければならないことが多く養生している暇もなく、咳は少しは楽になったが通院を続けている。
昨日「せいだんクラブ」の1月定例会は終わったが担当6名ほどで朝9時から近くのバス停の清掃、60人ほどのメンバーの新年度の名簿の作成、班編成、連絡網の作成、夜の集まりのレジメのプリント、欠席者の確認をして料理の手配、酒の準備、配席の準備、会費の集金などで「風邪引いてまんねん」などと云っている暇はなかった。
定例会では進行役をしなければならず酒も料理も味わっている暇などなかった。
あと11回もこんなことをしなければいけないのだ。
風邪を引いたため先週の「まち大」公園管理は休んだが続けて休むわけには行かず出席した。
今回は大阪狭山市のゴミ処理の現状の勉強で、市役所からバスで河南町にある資源リサイクルセンターと富田林市にある南河内清掃施設組合第1清掃工場の施設見学に出かけた。
第一清掃工場(富田林市)。
富田林市、河内長野市、大阪狭山市、堺市美原区、河南町、太子町、千早赤阪村が「南河内清掃施設組合」を昭和42年に設立、昭和45年に第一工場が完成、60年に立て替へて現在に至っている。
平成12年には河内長野市に第二工場も完成している。
ここでは上記7市町村の週2回の燃えるゴミと月一回の粗大ゴミを焼却処理している。
設備能力150トン/24時間×2炉
焼却炉の管理、燃え具合、トラブルのウォッチ、集塵装置、有毒ガス除去装置、排水対策、防音、防臭対策などの全てを12時間交代で24時間ここで集中管理している。
ここはビルの4階ぐらいの高さのところにある。
この下には各市町村から回収車でプラットホームに集められた燃えるゴミが放り込まれたごみピットがある。
ピットの中のゴミをこのクレーンを使って掻き混ぜゴミを均質にしている。
完全に密閉されているがピットの中はゴミの異臭が凄いそうだ。
掻き混ぜて均質になったゴミをクレーンで吊り上げ(これ一掬いでごみ収集者1台分のゴミがある)ホッパを通して焼却炉に落としこまれる。
焼却炉に投入されたゴミは火格子の下から吹き上げる熱風によって900℃位で焼却される。
ゴミ収集車はこの計量器で重量を計量される。
各市町村ごとに年間総重量を算出しその比率でそれぞれの年間負担額が決まる。
大阪狭山市の場合、昨年は19,000トン、4.8億円、25円/kgだそうだ。
このほかに収集委託費、収集車両費、人件費などを加算すれば40~50円/kgになるのだろう。
ゴミの減量(紙、プラスチックは資源ごみへ)さらにゴミの水分を出来るだけ減らして重さを減らすことも大切だ。
作業の流れ一覧図。