先週テレビで南海電鉄の無人駅についてレポートしていた。
南海電鉄には南海線と高野線合わせて100の駅があり、そのうち南海線で10駅、高野線で23駅合計33駅(1/3)が無人駅だそうだ。
私達が通勤していた時に比べて、通勤客が減っており、朝の尻押しも無くなり、改札も自動化され駅員の姿もあまり見かけなくなった。
しかし三分の一が無人駅と聞いて驚いた。
これは千早口駅、無人駅だがここまで来るとさすがに田舎の駅だと感じる。
高野線の無人駅は大阪市内で今宮戎、澤の町、安孫子前、堺市で浅香山、百舌鳥八幡、萩原天神、大阪狭山市で狭山、大阪狭山市、その他滝谷、美加の台ETC。
大阪狭山市駅の一日の乗降客は8,919人(無人、30位)、南海線浜寺公園駅は4,207人(有人55位)浜寺公園駅はポイントの切り替えなどの作業があるが乗降客が倍以上の駅がなぜ無人なのか。
しかも南海は2年前自社経営の葬儀施設を大阪狭山市駅の近く、狭山市役所のすぐ前、文化ホールのまん前に建設し市民の顰蹙を買ったばかりである。
その折は市役所を通じて異議を唱えたが無視され、今回も市庁舎所在地の駅を無人にしないで訴えたがこれも無視。
きちんとした説明が欲しい。
因みに関西私鉄の無人駅は、近鉄294駅のうち57駅、京阪10駅余り、阪神5駅、阪急無人駅なし。
乗客一人あたりの運賃収入は近鉄258円、南海235円、京阪173円、阪急146円、阪神138円となっている。
我々乗客は高い運賃を払っているがサービスは最低。
線路の幅が同じJRと合併してはと思う。