今日は「すずかけ夏祭り」当日。
未明午前2時、激しい雨音で目が覚めた。
一瞬昨日準備を終えた夏祭りの会場の事が気になった。
30分ほどで激しい雨はおさまった。
一時的な雨でよかったと一安心した。
しかし3時ごろからまた雨が降り始めた、雷も鳴り始めた。
結局朝5時近くまで雨は降り続いた。
提灯には昨日全部ビニール袋をかぶせたのでまず大丈夫だろう。
心配なのはテントだ。
2年前にも夏祭りが終わったあと台風の余波の風雨でテントが1基壊れたことがあった。
しかし今回は風は全くない、ヒョットしたら大丈夫かもしれない。
5時過ぎ少し明るくなり、雨も収まったので長靴をはいて傘をさして第四公園へ行ってみた。
テントが一つ傾いている。
そばへ行ってみた。
支柱が完全に折れ曲がっている。
ほかにも一基倒れている。
さらにもう一基、全部で四つのテントが倒れていた。
風はなかったがテントの上に溜まった雨水の重さで支柱が折れていた。
全部アルミ支柱のテントだ。
6時過ぎ公園の近くの役員に連絡し再び第四公園に行き、二人でテントの上に溜まった雨水を落とした。
9時からは長寿会の地蔵盆が始まる、それまでにテントを補修しなければならない。
相変わらず猛暑日だが時々薄雲が拡がる。
葉焼けしていない朝顔が元気に咲いている。
朝9時に第二公園に40人ほどのボランティアが集まった。
社協、公民館、すずかけ会館組の3班に分かれて夏祭り用品の第四公園への運び出し。
第2公園の倉庫からもテント、机、提灯、電球、釜などを運び出す。
第四公園ではまず電気配線、続いて提灯吊りが進む。
雨は降らないと思うが念のため提灯にビニールの袋をかぶせる。
女性たちは「すずかけ会館」で明日の出店の食材の仕込み中。
その女性たちからギンギンに冷やしたタオルの差し入れ。
肩から首に当てるとヒヤっとして気持ちがいい、最高の差し入れだ。
熱中症に備えて救護班のテントも用意した。
右側の焼きそば、たこ焼き用のテントを含め全部で14個のテントを立ち上げ丁度12時に昼休み。
おにぎり2ツにお茶、ビールの代わりにアイスクリーム、梅干し。
1時間の休憩も摂らずに誰からともなく12時半ごろからまた作業を始めた。
お陰で2時前に殆ど作業は終了、待望のビールが配られた。
一部の人が残って調整の仕事。
あとは明日の本番を待つばかりだ。
先月、裏庭に種を撒いたコスモスが一輪だけ咲いた。
10ケほど撒いた種の1ツだ。
午前中は日が当らないが夕日は当たる。
植えた場所の土が悪いのか葉っぱは日焼けして茶色く枯れたように見える。
どこへ行ってもお盆休みで閑散としているが自治会活動は休めない。
11月に民生委員4人の任期切れになり、内一人の委員が退任したいと言っている。
代わりを見つけて市の福祉Gに届けなければならないが私にはさっぱり見当がつかない。
11月までに届ければいいと思っていたが市に届けたあと、府を経由して国に届けるので
8月20日ごろまでに推薦者を知らせるようにと督促の電話がかかってきた。
福祉担当の委員に相談してだれか適任の人がいないか。
自治会役員経験者で町内の事をよく知っている女性に依頼して、引き受けてもらえそうな人
がいないか当たってもらったが大役だし、働いていたりしてなかなか引き受けてもらえない。
4人目で引き受けてもらえそうな人が見つかったと電話があったので交渉してくれた人と
一緒に朝からお願いに行った。
なんとか引き受けてもらえそうなので一安心だ。
10時から夏祭りの会場になる第四公園周辺の皆さんに協力のお願いに行った。
この周辺には自治会に加入しておられない方が多いので気を使ってきたが夏祭りも5回目
になり、少しづつ理解して頂き、好意的に受け入れてもらえるようになって来ていると感じた。
甘いかな?
先週の月曜日、この第四公園の一角に防災用の物置を設置した。
これで3丁目にも防災器材を保管できるようになった。
早速夏祭り用の物置として使う予定だ。
今年6月に亡くなった大学時代一番親しかった友人の初盆のお参りに行った。
梅田から阪急電車に乗った。
平日の昼間だというのに結構混んでいる。
座席が空いている車両をさがしてホームを前の方へ歩いて行った。
真ん中あたりで座れそうなところがあったので乗り込んだ。
冷房の効いた車内に入りホッとした。
車両の真ん中は進行方向に向かって二人掛けの座席、前と後ろは横向きに向かい合わせの座席になっている。
シックな深緑色のシートで、車内はおが屑のような清々しい木の香りが漂っている。
二人掛けのシートは満席だが向い合せのシートはガラガラだ。
やっと座れたと安堵し辺りを見回した。
向かい側に親子連れが座っていた。
左の端に60歳台と思う夫人が一人、右の端に30歳代と思われる綺麗な女性が座っている。
私の側には離れ離れに3人ほどが座っていた。
2時50分急行電車は発車した。
電車に揺られているうち気持ちよくなってきて眠くなってきた。
向かいの座席の60歳ぐらいの女性も気持ちよさそうにコックリ、コックリはじめた。
急行で二駅を過ぎたあたりで車掌が廻ってきた。
私は次の停車駅で下車するので熟睡するわけには行かずウツラ、ウツラしていた。
車掌が向かい側の60歳台と思われる女性の膝の辺りを優しく叩いている。
女性は疲れているのかまだ気持ちよさそうに眠っている。
車掌はもう一度膝を叩いた。
ハッとして目覚めた女性に車掌が一言二言しゃべりかけた。
辺りを見回した女性は車掌に頭を下げて前の車両に移って行った。
右の端に座っていた綺麗な女性もそれを見て前の車両に移って行った。
そして電車は私の降りる駅に着いた。
電車を降りた後閉まったドアーを見ると「男性専用車両」と書いてあった。