今頃感想ですが、火曜のFODプレミアムは、全6試合予定のライブ配信ながら、2試合中止。
日本とWBOアジアのスーパーフライ級タイトルマッチ二本立てのはずでしたが、日本タイトル決定戦の川浦龍生vs橋詰将義戦が、橋詰の負傷により(腰痛とか)でなくなりました。残念。
全4試合となり、当然川浦、橋詰お目当てのお客さんも見に来なかったりしたんですかね、ちょっと客入り寂しい感じも。
しかし残ったWBOアジアパシフィックの決定戦は、ベテランサウスポー中川健太に、若い古谷昭男が果敢に挑み、期待以上の?大激戦。
バッティングで鼻梁を切るハンデを負った古谷に、中川が返しの右フックでリードし、9回は猛攻を仕掛けるが、凌いだ古谷が10回、右ストレートを立て続けに決めて逆に大攻勢。
中川がまたそこから攻め返し、終盤は見るからにハンドスピードを落とした両者が、疲弊しながらも果敢に打ち合う。
判定は大、中、小差の数字が出るも、3-0で中川でしたが、両者に拍手したい、激しい闘いでした。
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試合数が少なくなったときは、合間の行事やらナントカ式やらご挨拶やらで時間を稼ぐのが通り相場ですが、この日も同じく、月間表彰式がありました。
佐々木尽や阿部麗也の「壮行会」風な意味もあったのでしょうが、その後に佐川遼、松本圭佑が登場。
両者が争う日本フェザー級王座決定戦の日時が、4月18日に決まったとのこと。
FODプレミアム配信のダイヤモンドグローブ枠、ということもあり、ここで両者登場と相成りました。
4月は色々あって大変なひと月ですが、そこにまたこないな大一番が入ってきました。
しかし楽しみですね。会場に見に行くなら、見にくい大会場よりも、ホールでこういうのをじっくり見る方が幸ありかなあ、なんて、今さらなことを改めて思ったりする今日この頃ですが(笑)何しろ要注目、必見の好カードです。
そして、日本のボクシングの夜明けとは、このようなカードが単独で、中規模会場のメイン開催、そしてAmazonPrimeで配信されるようになること、だと...ま、いつも思うことをまた思った次第、です。
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以前取り上げた、DAZNの廉価プラン、DAZN Globalのコンテンツが発表されました。
私とてボクシング以外何も見ない、かというと、たまにサッカーのハイライトくらいは見ますが、基本はボクシングが問題無く見られたら良いので、乗り換えようかなあと思っていたんですが、いざ蓋が開いたら、変な表記あり。
コンテンツ一覧を見ると、マッチルームボクシング(※一部対象試合)とあります。
一部って何よ、って話ですが、詳細は全然わかりません。
ただ、こちらの記事で見る限り、今のところ予定されている試合は全部見られるみたいです。
しかし、ならば何をもって「一部」なのか。
今後は、ラインナップの一部が見られなくなる、ということなのか?
次の日曜は英国と米国から、早朝と午前中、配信二本立てで、どうやらそれは問題無く見られるようです。
ただ、普通のアタマで考えればそうですけど、この手の話って、どうも安心出来ないというか、何があるやら知れたものではないですからね。
サッカー好きの方々からも色々不満の声が上がり、どうやらF1ファンの期待も裏切ることになる?
DAZNの先行きについては、ある程度、こちらも心の準備が必要なのかもしれません。
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ボクシングマガジン増刊、パーフェクトガイド発売。
月刊の方が復活するという話は聞こえてきませんが、ひとまず編集部が動いて作成された模様。
『2023世界ボクシングパーフェクトガイド』は15日(水)発売。世界のリングを楽しみ尽くしたい。日本の精鋭に立ちはだかる強豪を知りたい。そんなファンのためにボクシング・マガジン編集部が休眠から覚醒! 情報いっぱい、湧き出る知識の泉はこんこんと、新しい興味のチップもざっくざく。定価1,390円。 pic.twitter.com/DNMet6yrZL
— ボクシング・マガジン (@boxing_magazine) February 13, 2023
WOWOWで海外ボクシングはとりあえず見る、という視聴者層は、我々ボクシングファンが思う以上に厚みがある、と昔、よく聞きました。
そういう層にはこの増刊、非常に好評なんだそうですね。
私は気まぐれで買ったり買わなかったりですが、今年は買っておこうかなあ、と思っています。
まあ、それが月刊の方が復活する足しになるかどうかというと、ちょっとわかりませんが...。