裁判の行方次第では頓挫、或いは再戦条項で揉めている、とかなんとか、何しろ碌でもない話題ばかりだったジャーボンテイ・デービスvsライアン・ガルシア戦ですが、両者が対戦に合意、SNSで発信しました。
こちらはデービスのTweetです。文章のみ。
April 22, 2023
— Gervonta Davis (@Gervontaa) February 24, 2023
Las Vegas
It’s on! #DavisGarcia GOOOOO
対してライアン・ガルシア。
単なるTweetじゃなくて、宣伝になってます。
APRIL 22nd SHOWTIME PPV and DAZN PPV ⭐️ LAS VEGAS NV pic.twitter.com/NAWFVNXpSt
— RYAN GARCIA (@RyanGarcia) February 24, 2023
Gervonta Davis and Ryan Garcia announced that they’ll meet April 22 in Las Vegas.
— Mike Coppinger (@MikeCoppinger) February 24, 2023
The fight was planned for April 15, but was pushed back one week to allow more time to promote as negotiations dragged out. #DavisGarcia https://t.co/ORvAQMWOS8
マイク・コッピンガーのTweetと記事によると、当初は4月15日予定だったが、宣伝期間のため一週間先送り。
懸念されたデービスのひき逃げ事件裁判は、判決が5月予定なので、その前に試合が可能になった、とのことです。
まあ、日本だったらまず不可能な試合挙行でしょうが、あちらは事情?が違います、というしかありません。
また、揉めていた?再戦条項は、ガルシアが勝った場合、再戦はGBPが「リードプロモーター」を務めることに、PBCが同意した、とあります。
契約体重は以前から言われていたとおり、ライト級プラス1ポンド。136ポンドのキャッチウェイトです。
統括団体の干渉、或いは認定料を嫌った、ということでしょうか。古い話ですが、カルロス・サラテvsアルフォンソ・サモラ方式?とでも言うべきか。
ライアン・ガルシアは以前、タイトルよりも自分の商品価値の方が大事だ、みたいな発言をしていたと記憶していますが、タイトルというか、統括団体よりもボクサーの方が価値がある、という意味ならば、ある部分では同感です。
体格的にまさる?ライアンが、小柄なデービス相手に140ポンドでの闘いを強要するのではないか、と思っていたのですが、このくらいならデービスにとり、大きなハンデということもないでしょうから、良い落としどころかもしれません。
ただ、やっぱりこのカードが、きちんとタイトルかかった試合にならないのは、どうも収まりが悪いなあ、という気持ちもありはしますが。
しかしひとまず、まだ若いスターボクサー同士が、こうして対戦すると決まったのですから、色々あるとしても、ボクシングファンとしては嬉しい話です。
ここまで来て、やっぱり無くなりました、とはならないでしょう...ならないと思いますので、今から楽しみです。
4月は内外で、本当にあれやこれやと盛り沢山ですね。楽しくも大変なひと月になりそうです。