さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

中谷潤人、アンドリュー・モロニー戦は海外開催有力 豪州遠征も?

2023-02-22 14:27:32 | 海外ボクシング



井岡一翔の王座返上により、WBO空位決定戦に出ることが決まった中谷潤人の記事

どうも本人、相手が誰であろうがあまり動じていない風で、頼もしい限りではあります。
俗に「逃げられた」という見方が多いでしょうが、その辺もまあ「ある」だろう、と思ってたのでしょう...か。


ただ、気になるのは、記事にもあるように、アンドリュー・モロニー戦は海外開催が有力、という点です。
アンヘル・アコスタ戦の姿を思い出せば、別に心配することではないですが、アメリカなら大丈夫でも、これがオーストラリア遠征だったら...という。

豪州では「世界」スーパーウェルター級王座挑戦を、王者ジャーメル・チャーロ骨折により流したホープ、ティム・チューと、元王者トニー・ハリソンの暫定王座戦や、モロニーの兄ジェイソンのバンタム級王座決定戦など、ビッグマッチが今後、相次ぐことになります。
中谷vsアンドリュー・モロニーも、豪州の大イベントに組み込まれる、というのは、いかにもありそうな話です。


こちらとしては、5月にも、と見込まれる井上尚弥、フルトン戦のセミに入れてくれたら、と勝手なことを思っていましたが、本来は4月8日のAmazonPrime配信興行に入れる算段、だったのかもしれませんね。
しかしそれがかなわず、5月の井上戦がAmazonではなくNTT配信になるのだとしたら、そこに中谷の試合が入る余地は無い?のかもしれません。

まあ、八つ当たり気味になりますが、井岡一翔の王座返上は、こういう面にも影響を及ぼしている、とも思います。
もう少し早く決めていれば、とか、そもそもすんなり受けていれば、とか、色々思ってしまいますね。
まあ、あの御仁について何か思いを巡らせるのは、単に時間の無駄だとわかってもいますが。


もし中谷の次が海外になるなら、出来たらアメリカが良いですけどもね。
やった分だけ見返りがあるというか、評価も高まるというもので。
これが豪州だと、どうなんですかね、ちょっと注目度は落ちるかもしれませんし。

あと、敵地の不利、というのも、昔は本当に、話にならないような酷い目にあった国民的大スター選手がいたり、無茶苦茶でした。
もっとも、今はそんなことはないと信じたいですが...井上岳志がティム・チュー戦で、帝里木下がアンカハス戦で、別段ひどい扱いを受けたとも聞きませんし。

何にせよ、良い条件で、勝つことが高評価に繋がる舞台が、中谷潤人のために用意されてほしい、と切に願います。
そう思うだけの価値がある、貴重な逸材のひとりですから。



最後に、中谷のTwitterで見つけた練習風景。
この手の音楽、正直言って苦手ですが、歌詞はなかなか、ええこと言うてるなあ、と思いました。
しかし中谷、動作の一つ一つが、少年時代からしっかり練られているボクサーのもの、という感じで、実に良いですね。





コメント (3)
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