ということで海外試合三本立ての日曜を経て、昨日、月曜はFODプレミアムにて吉野修一郎再起戦がありました。
前日計量の記事を読んで、ちょっと不安でもあったのですが。
【ボクシング】吉野修一郎、スティーブンソンに敗れて以来の再起戦の前日計量クリア 右肘に不安抱え「僕にとってもチャレンジマッチ」 - サンスポ https://t.co/55DhiWk2LD @SANSPOCOMより
— 尾﨑 陽介(サンスポ)/Yosuke Osaki (@mrqis10i6ho) June 16, 2024
相手のジュレス・ビクトリアーノは一回り小柄に見えたが、左右振って、その合間にインサイドへ右アッパー入れてくる。これがヒットする場面も。
吉野は初回三分、右をほとんど打たず、左フックを狙っている感じ。
相手は小さいけどやる気あるし、狙いもあるし、もしホンマに左一本だったら、ちょっと面倒もあるのかな、と思ったのですが、2回が始まったら吉野が左ボディ効かせた後、右もどんどん繰り出して、あっという間のKO勝ち。
パワーの差、歴然で、本来ある大きな差を形にして見せた、という再起戦勝利でした。
担当のトレーナーがジムを辞するとか、海外での試合希望とか、色々と話題も出ています。
このクラスだと、言えば外貨を稼ぎに行く方が実入りが良いのかも、と思ったりもします。
米国のみならずオーストラリア、という国名も出ていますが、これはジョージ・カンボソスの存在を念頭に置いたもの、なんでしょうか?
そういうマッチメイクがあるなら凄いことですが。
国内のカードで、王者クラスや上位陣も充実するライト級、まだ実現していない三代大訓とのカードなども見たい気がしますが、本人の気持ちが国内に向いていないということですかね。
それについては正直、半々というか、そこまで言える内容を、米国のリングで残したとは言い難い、という気持ちと、この先を急ぐのも無理ないかなあ、という気持ちと、ファンとしては両方あるんですが...どちらにしても、良いカードが組まれるように願うのみ、ですね。
アンダーは強打対決の好カードが組まれ、ライトフライ級の狩俣綾汰vs苗村修悟は、苗村の初回TKO勝ち。
早々に強打炸裂、問答無用、という感じ。ホンマに108ポンドの試合なん、これ?という迫力でした。
セミに入ったSフェザー級の下村佳輝vs榊野凱斗も、早々から打ち合い。下村が先制、榊野をぐらつかせるも、榊野が立て直す。
打ち合いになり、良いフォームで打てているのは榊野の方、と見えたが、下村が攻め込んで、4回早々に右ヒットの後、もつれたところでレフェリーストップ。
正直、驚きました。確かに打たれたダメージは榊野にあったとはいえ、パンチではなく、もつれてよろめいただけ、とも見えましたし。
榊野は不満と共に、止められたことに驚いているように見えました。
このレフェリー、ブレイクかけて分けたあとに、選手を突き飛ばしかけていたり、ちょっと落ち着きが無い印象。
このレベルに、セミやセミセミの試合を任せるのはどうなんだろう、と思った次第です。
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