さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

精鋭揃いのジム所属ゆえ、内容を問われる 保田克也、カルコシアと対戦

2024-07-09 00:37:30 | 中部ボクシング



週末、土日と国内でライブ配信があり、一日空けて今日、火曜日にはもうFODプレミアムにて、フェニックスバトルが。
世界戦だけでなく、こうして国内の試合を普通にライブで見られる日常、改めて凄いなあと...。


いつもは地味だとか丸投げだとか力入れてないとか散々に言われる(←率先して言っているのはお前や...)FODの「大橋枠」ですが、カード一覧を見ると、今回もその傾向はあり。
地味というか、大橋ジムのセカンドグループ、再起組、という感じの顔ぶれです。
RE:BOOTジムの石井渡士也がセミに出ますが、こちらも日本王座への、或いは何らかのタイトルへの再挑戦を目指す途上。
相手がエドワード・ヘノ、とありまして、え?という感じです。56キロ契約ですが、計量後の体重はやっぱり...はてさて、どういう感じになりますやら。


そして大橋ジムの森且貴、石井武志、田中湧也は再起を期す。
このジム所属だと、試合に勝っても良い内容じゃなかったり、ひとたび負けたりすると、他に良い選手が山ほど居て、試合出場の機会すら失いかねない、と以前聞いたことがあります。
今活躍しているある選手も、負けたわけではないのですが、内容が良くなかったとして、本来なら試合してる間隔なのに、ローテーションを一回飛ばされたことがある、とか。
え?と思ってその選手のレコード見たら、一試合やれるはずの期間があるのに、試合をしていない時期が確かにありました。ほんの数ヶ月ぶんのことですが。


今は当時と違って、大橋ジム主催、ないしは関与する興行の数がかなり増え、今日の試合もそうしたグループにとっては、再浮上を期す場なのでしょう。
森且貴の、試合の度に見せる、変わらぬ健闘については今更語るまでもない。
石井武志は強打の新人王として売り出したが、老巧リト・ダンテに敗れてからの再起。
田中湧也(ゆうや、と読みます)は中央大で活躍した元トップアマで、プロ入り3戦目で帝拳の小川寛樹とホープ対決が組まれ、判定負けしてからの再起。
対戦相手が揃って...ですが、まあそこは、まず勝ち星を、という感じなのでしょう。昔なら、会場に行った人以外の目には触れない試合、とやかく言われることもなかったんでしょうが。


そしてメインの保田克也です。
大橋ジムのライト級トーナメントにも出ず、国内の上位や王者クラスとも組まれず、精鋭揃いの大橋ジムにあって、微妙な状況ではありますが、同時にタイトルホルダーでもあり、対戦相手も前回のアピチェットなど、難しい相手と闘ってきてはいる。
今回のプレスコ・カルコシア、という名前は覚えがあり、森武蔵戦を見ています。
とはいえこちらの記事にありますとおり、極めて見にくい配信によるもので、正直どこがどうだったかと言われても難しいのですが。
森武蔵が倒せなかったのだから、一定以上の力はある、としか言えませんね。

しかし相手どうであれ、そして注目度がどうであれ、ライブ配信があることも含め、今の時代は良い試合をすれば、何らかの形で注目されるのも確か。
本人も今後について意気込んでいるように、その意欲があるならば、健闘を祈るのみ、です。



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