今日と明日は国内でライブ配信がありますが、その前に話題あれこれと。
9月には恒例のビッグファイトの日がありますが、カネロ・アルバレスの相手候補は、ジャーマル・チャーロやエドガー・ベルランガという話だったところ、なんとクリス・ユーバンク・ジュニアが最有力候補に浮上、とのことです。
🚨 EUBANK JR FAVOURITE TO LAND CANELO FIGHT?
— EverythingBoxing (@EverythingBoxi2) July 4, 2024
Chris Eubank Jr has now reportedly joined the shortlist of potential Canelo Alvarez opponents, which include Edgar Berlanga and Jermall Charlo, and emerged as the favourite to face Canelo next. (@ChavaESPN) pic.twitter.com/UYf5t8JYUN
いやもう、デビッド・ベナビデスとの対戦回避は確固たる信念というか何というか、それはもう改めて誹る気力も失せつつありましたが、そこからさらに一段、二段話を下げるんですね。凄いなぁ...。
しかし、以前ならこういう「勝手」も普通に通りましたが、ムンギア戦後のインタビューで、アナウンサーがベナビデスの名を出して「詰めた」質問をぶつけてくるなど、以前には無かった事態も起こってはいます。
この辺はSHOWTIMEとAmazonの姿勢の違い、ということなんでしょうか。より良いものを提供せよ、という、業界に対するシビアな方針、というか。
次元の違う話ですが、日本でも、某配信局の配信試合において、タイ人の出場が禁止になる、という話を聞きました。何でも配信局側の要望らしい、と。
ボクシング界においては、放送配信局は主催者の都合にべったり、忖度という表現も生易しい「共犯」ぶりが普通で、それを長年に渡り見せつけられてきた身としては、内外ともに、少しずつとはいえ様子が変わってきているのかも、と思う次第です。
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全米各州のアスレチック・コミッションから出場停止、WBCからも「追放」されたというライアン・ガルシア、次はUFCで闘う、しかし特別ルールで、というお話です。
GARCIA & IGE AGREE TO 'NO TAKEDOWNS' FIGHT AT HISTORIC UFC EVENT ‼️
— IFL TV (@IFLTV) July 4, 2024
Ryan Garcia and UFC legend Dan Ige have verbally agreed to a 'no takedowns' fight inside of the Octagon at UFC Riyadh Season Noche that will take place at The Sphere in September.
Thoughts? 👀#UFC306 |… pic.twitter.com/FreOTX2lq5
ボクシング界で処分されたから、次はUFC、という。でもテイクダウン無しのルールで。
どこまでもふざけた男です。
UFCファイターの皆さんに、ぼこぼこにされたらええのに、と思いますが、残念ながら全米各地、どこでも出場許可が下りないでしょうから、まず無い話ですね。
オスカー・デラホーヤがどれだけ馬鹿で、仮に、万一契約を改めて出場許可を出したとしても、コミッションのところで止まりますから。
そろそろこの男も、悪名で世渡りしようという行き方を考え直さんと、と思って不思議の無い頃合いでしょうが...まあ、とりあえず薬抜いてシラフにならんと無理ですか、ね。
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香川照之、AmazonPrimeVideoのボクシングナビゲート番組に出演決定。
【情報解禁】
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) July 5, 2024
7/13(土) より『ボクシングナビ~プレミアムラウンジVol.1』が見放題独占配信開始!
ナビゲーターの香川照之らが、ボクシング界の最新情報をお届けするレギュラー番組がスタート。
初回ゲストには7/20(土)… pic.twitter.com/6rwRJDnleH
かつてボクシングマガジンに、異様な熱量のコラムを連載していた頃などは、私も好感を持って見ていた人ではあります。
しかし俳優としてメジャーな成功を収めた頃から、ボクシング中継番組における「やらかし」を重ねるようになって、段々心が離れていきました。
井上尚弥がオマール・ナルバエスを倒した試合、私は会場で見ましたが、帰宅して録画したフジテレビの放送を見たら、余りの酷さに愕然となりました。
一般視聴者にとっては何のことかわからない話を大声でがなり立て、試合自体の凄さをかき消してしまっている。
井上尚弥の凄さが、世界的に知られた最初の試合でしたが、はっきり言って台無しでした。
その後もTBSの放送などで、色々耳障りな印象が続きましたが、決定的だったのはフジの複数世界戦中継。
どの試合だったか忘れましたが、試合と試合の合間、空き時間でCMを跨いで3、4分くらいを、ゲストの山中慎介と共に二人で映り、試合の見どころを語る、というコーナー?がありました。
しかしその3、4分の間、この御仁は自分一人でしゃべり続け、遂にあの山中慎介に、一言もものを言わせませんでした。
正気か?と驚かされたものです。
私はこの時を最後に、完全にこの御仁を見限りました。
ボクシングの中継番組とは、ボクシングが主役であり、有名芸能人であろうが何であろうが、自分は脇役である、という当たり前の弁えが、もう出来なくなっている。
人間、偉くなるのと引き換えに、色々なものを失うものなのだろう。
そう思ったのでした。残念なことでしたが。
今回、Amazonの番組で、この御仁がどういう立ち振る舞いを見せるものか、一応見てみないと「今」については何も言えません。
しかし、あまり期待は出来ないだろうし、一歩引いてボクシングの、ボクサーの魅力を押し立てよう、という姿勢が、本当に見えるものだろうか。
疑わしく思える、というのが正直なところですし、見るにしても気が重いです。
元々、この手の番組に多くを期待すること自体、虚しいことかもしれませんが、それ以前の問題として。
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