ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

世界の子供の俳句の世界

2006年10月10日 | テレビから
            アイビーゼラニューム
         四季咲きなので思い出したように咲く
            やはり秋花は色が濃い

神戸に行く電車に外人さん3名が乗ってきて私の隣に座った。英語でぺらぺらお喋り、分からないながら目を瞑って集中して聞いていた。日本風に「センター街」「元町」と地名が出てくるのは当たり前、「スベリドメ」と単語が出てきたのには驚いた。「スベリドメ」は「スベリドメ」で外人さんにも通じるんだと、変に感心、納得する。外人さんにもお喋りの人と相槌だけの人が居るんだな~。

            ・・・・・・・・・・・・

11月の小学校の同期会の最終打ち合わせだった。集まったり11名。

欠席者の葉書を見せていただく。一番多かったのは「足腰弱って遠出が出来ない・・・」が一番。次が「持病」。「親の看護」も多かった。老々看護だ。一人だけ、ご主人が書かれたのでしょう「認知症の為、一人で出歩けません」とみちこさんの葉書。皆に衝撃がはしった。私のクラスなので私達は知っていた。如何しているかと気にはなっていたが、現在まだ進行中と分かった。とてもはきはきした人で、しっかり者だっただけに皆の驚きは大きかった。たった一ヶ月前に亡くなった人も居る。

結局、出席予定者は30名、先生3人になりそうだ。私達のクラスは割りと多いのだが、一応電話攻勢をかける事になった。わがクラスは仲良したまちゃんがその任に当たってくれる事になった。

何時も思う事だが、ウンともスンとも言ってこない人がある。返送は2通だけなので、着いている事になる。この人たちは今度から通知しない事に決める。

食事をしながら私はみなの手元をそっと見た。全員及第。お箸は正しく手に握られていた。それなら、何時頃から今の乱れた箸の使い方になったのだろうか?

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今年の7月、俳句の世界的イベントが松山で開かれた。大人ではありません、子供です。俳句が世界で認められている事は知っていましたが、子供の世界でもとは知りませんでした。

1989年から2年毎に(一寸計算が合わない、ま~いいか)日本で開かれている。場所は、日本の俳句に関わりのある土地で開かれるようだ。今年は何故松山か?正岡子規の生地だからである。

17カ国、2万2000人応募の難関を勝ち抜いた子供達の集まりである。

香港からの子供:小学3年のときから詠んでいる。

アメリカの子供:小学校の選択科目で選んだ(日本ではどうなっていますか?私の時代はほんの少し中学で習って、作ったような記憶、アメリカでは選択科目にあるんだって、日本でも古くからあるものをもっと大切にすべきではありませんか?)

ロシアの子供:日本文学が好き。(嬉しい事を言ってくれるね)

芭蕉は100カ国で知られているとか、日本の小学生は芭蕉知ってる人どの位かな~

三日間を俳句に関係する場所で、自然の中で経験俳句を作る。最小限の言葉で表現する俳句は表現力を磨くのに良い。

ロシア アントン君
     青い海 投網と赤い 萩の花  
(ロシアの海は凄く冷たい、大方氷だ)

ニュージーランドのザイカリ君
     夏の蝶 美しく咲く 音もなし  
(短いから難しいけど、気持ちを俳句に素直に表現できた時は愉しい)

特にザイカリ君の句、私好みで、だ~い好き。

勿論、彼らは自国語で書くわけだから5 7 5ではない。俳句に詳しくないので分からないけれど、外国でも、季語は入れるようになっているのだろうか?

日本で培われた言葉の芸術が世界を結ぶ。 (英語でしゃべらナイトより)
コメント (8)
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