ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ドロシー・ロー・ノルト先生

2006年10月08日 | 備忘録より
             萩(江戸絞り)
       小粒の花です。今年は沢山花をつけました
    日陰の花かと思っていましたが、お日様が大好きとか
       夏、日によく当てたのが良かったのかも

        「子供」

批判ばかりされている子どもは、非難する事をおぼえる

殴られて大きくなった子どもは、力に頼る事をおぼえる

笑いものにされた子どもは、物を言わずにいる事をおぼえる

皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる

しかし激励を受けた子どもは、自信をおぼえる

寛容に出会った子どもは、忍耐をおぼえる

賞賛を受けた子どもは、評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる

友情を知る子どもは、親切をおぼえる

安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる

かわいがられ、抱きしめられて子どもは、世界中の愛情をおぼえる

どの言葉も真実を突いている。私が一つ選ぶとすれば「安心を経験した子どもは、信頼を覚える」子どもだけではない、大人にも当てはまると思う。信頼はコミュニケーションの中心であると思う。

ドロシー・ロー・ノルト博士:1924年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。40年以上にわたり家族関係についての授業を多くの大学や病院を中心に行っている。3人の子供、2人の孫、ひ孫も5人いる。著書「子どもが育つ魔法の言葉」は国境を越えて親しまれ、特に日本では200万部近いベストセラーになっている。

皇太子さまが2005年2月23日お誕生を迎えられるにあたって記者会見されたお言葉の中に、一遍の詩がありました。(愛子さまの教育問題のお話の中)それがこの詩「子ども」です。

私はこの言葉に感銘を受けた。本屋さんに行って調べたが、見つけ出す事が出来なかった。そしてネットで調べだし、数枚プリントし、当時属していたクラブの方々に差し上げた事を思い出した。

ある雑誌の取材の記者がドロシー先生にお会いした時(2000年頃)語ってくださったという言葉:「子育てには愛が一番大切だと言う事です。子育てには愛が一番大切だということは誰でもわかっていますが、がむしゃらに愛を振りかざすと、バランスを失ってしまう」そしてその時に教えてくださったのがドロシー先生の[3A]
accept (アクセプト):ありのままを受け入れる
appreciation (アプリシエーション):その子の存在に感謝する
affection(アフェクション):大切だと思う気持ち

この頃の「親の子殺し」「暴力の後の死」その親自身が親の愛を受けずに育ったケースもも多いと聞く。無意識の内に自分の受けた「愛のない生活」がむくむくと頭をもたげてきた結果の行動だろうか?私にはそうとしか考えられない。

これとは反対に「子を道ずれにする心中」これも間違っていると思う。後に残す子が不憫と道連れにするのだろうが、この親子心中の話を聞くたびに私は思う、道連れにされる子ほど不幸な事はない。不幸にして一人で生きていけない頃に親を亡くしたとしても、子は生きていれば長い人生又良い事も巡って来る。「命あってのものだね」ではないか、残す不幸より、短い人生を終える事の方が不幸であると。へその緒を切ったときから、子は親と別の人生を歩んでいるのである。

私の心の中にも色んなものに対する愛はふんだんにあるけど、その分配が難しい。与えすぎると相手は重荷と感じるだろうし、控えると冷たいと取られるだろう。しかし子どもを育てる時だけはべつなんだ。一杯与えていいんだよね。あ~もう一度やり直せるものならやり直したい。

コメント (4)
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