待望の花咲さんボーカルアルバム第1弾、ようやく聴きました。
ハートキャッチプリキュア!ボーカルアルバム1
01. つ.ぼ.み ~Future Flower~(Promenade remix)
02. プリキュアパーティ NOW!!
03. Alright!ハートキャッチプリキュア!
04. OPEN THE WORLD
05. More Smiles,More Happiness
06. 変身!
07. 太陽のシンフォニー
08. こころの花
09. スペシャル*カラフル (ULTRA Happy remix)
10. ひまわり
11. FULL MOON ~月が満ちるまで~
12. ハートキャッチ☆パラダイス!
まず構成がちょっと変わってます。
1曲目に、OP曲が来ていない。
「変わることができる」がテーマの「ハートキャッチ」さんらしい、形式に拘らない姿勢が垣間見える。
そして代わって1曲目を担当したのは、花咲さん。
聴いた瞬間、頭を抱えました。何故に「展覧会の絵」なんですか!
本気で「入れるCD間違えたか?」と焦りました。
は、花咲さん…。変化球かつ豪速球です。
あの子は本当、油断ならない…。
どんな意味があるのかと、泣く泣く「展覧会の絵」について検索してみましたがいまいち分かりません。
元々「幾つもの絵を眺め歩いていく構成」だそうなので、ゲストキャラのお悩み相談していく様子にかけたんでしょうか。
「プロムナード」は「絵と絵の間を歩いていく様子」とのこと。花咲さんの状況にそれなりには当てはまるかも。
永遠の旅人・花咲さん。
通りすがりのプリキュアに、更に拍車がかかってる。
歌そのものは格好良すぎて、あんぐりと花咲さんを眺めるしかありません。
花咲さんが…。水樹さんの威を借りておられる…。
でもこの歌声は、私の中の「花咲つぼみ役の花咲つぼみ」のイメージに、とても近い気がする。花咲さんは、超出来る子。
もう1つの花咲ソングは「OPEN THE WORLD」。
花咲さん:
「1人で見る夢よりも それよりも」
「1つの夢をみんなで 叶えたいの」
花咲さんらしい良い歌詞です。
ちょっと興味深かったのが、これって夢原さんとは相いれない思考かもしれない。
夢原さんの場合、「夢は結局自力で叶えるしかない。でも違う夢を見ていても、だからって一人ぼっちというわけじゃない」だと思う。
この辺、花咲さんは夢原さんの後輩ではなく、「フレッシュ」「SplashStar」ラインなんだなと。
桃園さんは「皆で幸せゲット!」の人だし、美翔さんは「あれ?一人で絵を描いててもダメなんじゃ?」と気がついた人だし。
6曲目の「変身!」の「オープンユアハート」はお約束とはいえ、やっぱり良いです。
「私は変われる」が1番で、2番は「貴方も変われる」。
そこで出てくる歌詞「オープンユアハート」。貴方だってプリキュアになれる!
「プリキュア」ソングという前提を抜きにしてもきっちり歌として成立してるし、「プリキュア」ソングという前提ありにすると「オープン」は変身台詞という情報が付加され、更に意味が深まる。
良い構成だなぁ。
月光派の私としては、11曲目の「FULL MOON」も気になります。
まだ心折れてるこの段階でのお唄なせいで、歌詞が大変に猫背です。
本編であれなのに、お唄だけはじけてても困りますが。
月影先輩:
「あと一歩が進めない」
「あの時のつらい痛み よみがえって目をふせた」
「負けたことを悔やんでる わけじゃなく」
「果たせないで立ち止まった 自分が許せない」
「月光に冴えてる 窓辺の一輪の花」
「もう一度私も 明日をまぶしく照らしたい」
何か本気で心が折れてる。
「絶対に諦めない」はずのプリキュアさんなのに諦めてしまった。
改めて考えると物凄い異分子だ。
花咲さんの悪夢に出てくる敗北シーンを見る限りでは、それほど酷い負け方はしてないし、諦めてるようにも見えないのですけれど…。
歌詞の雰囲気だと、あの決戦の場に行く前に既に何かあったんじゃないかとか、戦う前から戦意喪失してたんじゃないかという気すらする。
まぁダークさんと一人で延々渡り合ってわけですから、心の一つや二つはへし折れても無理はないとはいえ。
そういえば「DX2」の時点でも、彼女は特段に戦闘に参加する意思を見せてない。あの状況にあっても。
積極的な理由で変身を拒否してるわけでもなく(例:モデルになるのでプリキュア辞める。恥ずかしいからやりたくないetc)、純粋に「もう怖い」。
彼女の心の傷は相当に深い。というか、どう癒せばいいのか、これは良く分からない。
何かこういう娘さんを見ると、出来るだけ遠くから棒で突きたくなりますね。そしてダークさんよりも怖い目で睨まれたいです。ひぃっ!
月光さんは良い子です。一言で言うと踏まれたいです。
普段は花咲さん花咲さんと連呼してる私ですが、花咲さんに踏まれるのはちょっと…。
というか花咲さんは「踏んで」とお願いしても、即行&事務的に警察に通報して終わりにしそうですし。彼女はそういうとこ、現実的。
違う。CDの話をしたかったんだった。性癖暴露大会じゃなくて。
それはともかく、全体にレベルがバキバキに上がってるのが凄いです。
失礼ですけど、私が子供の頃に聴いてたアニメアルバムとは、桁が違ってる。
10年前・20年前と比べれば商品の質が上がるのは当然とはいえ、作ってる方々の高レベルぶりには驚嘆します。
単に「歌が上手い」だけでなく、やたら挑戦的。
特に「展覧会の絵」とか。最初の掴みからして、何かおかしい。
【蛇足】
教えていただいたのですが、先日のライブで水樹奈々さんが「ハートキャッチ☆パラダイス」を踊られたそうです。花キュアコスプレで。
狂ってる。とてもとても狂ってる。
世界は美しいなと思いました。コスプレは、正義。
【追記】
歌詞カードを見ると、歌手欄は「歌:花咲つぼみ/キュアブロッサム(CV:水樹奈々)」とキャラ名・プリキュア名併記の形式になってます。
ですが、月影先輩だけ「月影ゆり(CV:久川綾)」。ムーンライト表記がない。
まさか「ムーンライトは別の人」なんて壮絶な隠し玉はないでしょうけれど、現時点ではプリキュア認定されてないのか…。
ハートキャッチプリキュア!ボーカルアルバム1
01. つ.ぼ.み ~Future Flower~(Promenade remix)
02. プリキュアパーティ NOW!!
03. Alright!ハートキャッチプリキュア!
04. OPEN THE WORLD
05. More Smiles,More Happiness
06. 変身!
07. 太陽のシンフォニー
08. こころの花
09. スペシャル*カラフル (ULTRA Happy remix)
10. ひまわり
11. FULL MOON ~月が満ちるまで~
12. ハートキャッチ☆パラダイス!
まず構成がちょっと変わってます。
1曲目に、OP曲が来ていない。
「変わることができる」がテーマの「ハートキャッチ」さんらしい、形式に拘らない姿勢が垣間見える。
そして代わって1曲目を担当したのは、花咲さん。
聴いた瞬間、頭を抱えました。何故に「展覧会の絵」なんですか!
本気で「入れるCD間違えたか?」と焦りました。
は、花咲さん…。変化球かつ豪速球です。
あの子は本当、油断ならない…。
どんな意味があるのかと、泣く泣く「展覧会の絵」について検索してみましたがいまいち分かりません。
元々「幾つもの絵を眺め歩いていく構成」だそうなので、ゲストキャラのお悩み相談していく様子にかけたんでしょうか。
「プロムナード」は「絵と絵の間を歩いていく様子」とのこと。花咲さんの状況にそれなりには当てはまるかも。
永遠の旅人・花咲さん。
通りすがりのプリキュアに、更に拍車がかかってる。
歌そのものは格好良すぎて、あんぐりと花咲さんを眺めるしかありません。
花咲さんが…。水樹さんの威を借りておられる…。
でもこの歌声は、私の中の「花咲つぼみ役の花咲つぼみ」のイメージに、とても近い気がする。花咲さんは、超出来る子。
もう1つの花咲ソングは「OPEN THE WORLD」。
花咲さん:
「1人で見る夢よりも それよりも」
「1つの夢をみんなで 叶えたいの」
花咲さんらしい良い歌詞です。
ちょっと興味深かったのが、これって夢原さんとは相いれない思考かもしれない。
夢原さんの場合、「夢は結局自力で叶えるしかない。でも違う夢を見ていても、だからって一人ぼっちというわけじゃない」だと思う。
この辺、花咲さんは夢原さんの後輩ではなく、「フレッシュ」「SplashStar」ラインなんだなと。
桃園さんは「皆で幸せゲット!」の人だし、美翔さんは「あれ?一人で絵を描いててもダメなんじゃ?」と気がついた人だし。
6曲目の「変身!」の「オープンユアハート」はお約束とはいえ、やっぱり良いです。
「私は変われる」が1番で、2番は「貴方も変われる」。
そこで出てくる歌詞「オープンユアハート」。貴方だってプリキュアになれる!
「プリキュア」ソングという前提を抜きにしてもきっちり歌として成立してるし、「プリキュア」ソングという前提ありにすると「オープン」は変身台詞という情報が付加され、更に意味が深まる。
良い構成だなぁ。
月光派の私としては、11曲目の「FULL MOON」も気になります。
まだ心折れてるこの段階でのお唄なせいで、歌詞が大変に猫背です。
本編であれなのに、お唄だけはじけてても困りますが。
月影先輩:
「あと一歩が進めない」
「あの時のつらい痛み よみがえって目をふせた」
「負けたことを悔やんでる わけじゃなく」
「果たせないで立ち止まった 自分が許せない」
「月光に冴えてる 窓辺の一輪の花」
「もう一度私も 明日をまぶしく照らしたい」
何か本気で心が折れてる。
「絶対に諦めない」はずのプリキュアさんなのに諦めてしまった。
改めて考えると物凄い異分子だ。
花咲さんの悪夢に出てくる敗北シーンを見る限りでは、それほど酷い負け方はしてないし、諦めてるようにも見えないのですけれど…。
歌詞の雰囲気だと、あの決戦の場に行く前に既に何かあったんじゃないかとか、戦う前から戦意喪失してたんじゃないかという気すらする。
まぁダークさんと一人で延々渡り合ってわけですから、心の一つや二つはへし折れても無理はないとはいえ。
そういえば「DX2」の時点でも、彼女は特段に戦闘に参加する意思を見せてない。あの状況にあっても。
積極的な理由で変身を拒否してるわけでもなく(例:モデルになるのでプリキュア辞める。恥ずかしいからやりたくないetc)、純粋に「もう怖い」。
彼女の心の傷は相当に深い。というか、どう癒せばいいのか、これは良く分からない。
何かこういう娘さんを見ると、出来るだけ遠くから棒で突きたくなりますね。そしてダークさんよりも怖い目で睨まれたいです。ひぃっ!
月光さんは良い子です。一言で言うと踏まれたいです。
普段は花咲さん花咲さんと連呼してる私ですが、花咲さんに踏まれるのはちょっと…。
というか花咲さんは「踏んで」とお願いしても、即行&事務的に警察に通報して終わりにしそうですし。彼女はそういうとこ、現実的。
違う。CDの話をしたかったんだった。性癖暴露大会じゃなくて。
それはともかく、全体にレベルがバキバキに上がってるのが凄いです。
失礼ですけど、私が子供の頃に聴いてたアニメアルバムとは、桁が違ってる。
10年前・20年前と比べれば商品の質が上がるのは当然とはいえ、作ってる方々の高レベルぶりには驚嘆します。
単に「歌が上手い」だけでなく、やたら挑戦的。
特に「展覧会の絵」とか。最初の掴みからして、何かおかしい。
【蛇足】
教えていただいたのですが、先日のライブで水樹奈々さんが「ハートキャッチ☆パラダイス」を踊られたそうです。花キュアコスプレで。
狂ってる。とてもとても狂ってる。
世界は美しいなと思いました。コスプレは、正義。
【追記】
歌詞カードを見ると、歌手欄は「歌:花咲つぼみ/キュアブロッサム(CV:水樹奈々)」とキャラ名・プリキュア名併記の形式になってます。
ですが、月影先輩だけ「月影ゆり(CV:久川綾)」。ムーンライト表記がない。
まさか「ムーンライトは別の人」なんて壮絶な隠し玉はないでしょうけれど、現時点ではプリキュア認定されてないのか…。